ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。
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ブルージャイアント モメンタム第11話「WHO ARE YOU?」あらすじ
アントニオは朝6時に起きて仕事の支度をしている。
他のメンバーは寝ている。
ダイは日の出過ぎに起きてサックスの練習に向かう。
ジョーは意識がないのか物音ひとつせずに寝ている。
ゾッドはサポートでライブを行っており、ぐっすり寝ている。
そんな中アントニオは電車に乗って仕事へ向かう。
アントニオは電車に乗っているいろいろな人を眺めながら「この人はどんな仕事をしている人なんだろう」と想像しながら、自分はピアニストなんだぜと心の中で思っている。
アントニオの仕事場であるホテルに着き仕事仲間に挨拶をしながら準備をしている。
アントニオは部屋のシーツを変えたりとベットメイキングの仕事をしながらどんな人物が止まっているのだろうと想像しながら働いている。
チップは2割程度しかないと同僚から教えてもう。
チップは高級ホテルより安価なホテルの方がおいてある確率が高いらしい。
その理由は「荷物を盗であまないでのメッセージ」だと同僚が教えてくれる。
アントニオは先日会ったビジネスマンの部屋にやってきた。
ビジネスマンは今日はシーツを変えてくれと頼んできた。
アントニオはビジネスマンと話しながら作業をする。
ビジネスマンはスリランカ人で商談がまとまるまでNYに滞在する予定だそうだ。
まだ時間がかかりそうで更に安価なホテルに移らなければいけないと思っており、なおさら何としても商談を成功させると意気込んでいる。
そんなビジネスマンがアントニオに少ないけどとチップをくれた。
そんなアントニオに今度はフロントの人が呼んでると同僚から声がかかった。
そしてアントニオが行くとフロントの人物がアントニオがメイクした部屋の住人が苦情を言ってきたと怒っている。
アントニオはそれを聞いて仕事に戻ろうとしたがフロントの人物が「謝れ」と言ってきた。
アントニオはしぶしぶ謝りその場を離れた。
アントニオはまた続けて部屋の掃除をしている。
怒りながら散らかったゴミをゴミ箱に入れていると指に痛みを感じた。
よく見ると割れたスノードームがゴミ箱に捨ててあった。
アントニオはまた「俺はピアニストだ」とつぶやきながら作業を続けている。
仕事終わりにアントニオはピアノのセッションに向かった。
名前が売れればゾッドみたいにサポートで飯が食えると考えていた。
演奏している連中はそれほど上手ではなかったがお客さんは満足している様子だったと感じている。
アントニオはステージに向かって「ピアニストだが弾いてもいいか？」と聞くとOKが出た。
サックス奏者がアントニオに「いつもはどんな感じで弾いているのか？」と尋ねると、アントニオは何も答えず「やってみよう」とだけ言い演奏に入った。
アントニオは演奏が始まるとバンドの技術もハートも弱いと感じた。
こんなところでアントニオが本気を出したら客の目は一気に俺に注目する。
名前を売る絶好の機会だと考えているとベースが音を外した。
アントニオはすぐさまベースラインのカバーをしてリカバリーした。
次はドラムのペースを補助した。
するとバンド全体がよくなっていき客も更に満足する状態になってきた。
客からは「あのピアノ優しい音を出すなと」アントニオに対しての評価の声を出だした。
◆次回に続く◆
ブルージャイアント モメンタム第11話「WHO ARE YOU?」
今回はアントニオの回でした。
普段気性の荒いアントニオでしたがNYでのダイの行動がきっかけに少しずつ変化がみられてきましたね。
相手に対してすぐに怒っていたアントニオでしたが、上司からの理不尽な苦情を受け付け、それに対しても謝ることができました。
そして今までのアントニオでしたらセッションでも自分が目立てばいいという考えでしたが、結果バンドメンバーのフォローを行うなど、今までのアントニオでは考えられない行動でしたね。
そして最終的にはお客さんからの評価がアントニオに向けられ、あの荒々しいアントニオが優しい音を出すピアニストになってしまいました。
NYへ来た時よりも一回りも二回りも大きくなってきましたね。
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