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ブルージャイアントエクスプローラー最新10話ネタバレ&感想&考察

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ブルージャイアント
ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。

現在アメリカ編「ブルージャイアント エクスプローラー」がビックコミックにて連載中です。

※過去のネタバレを見たい方はこちら
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👇前回のお話
ブルージャイアント エクスプローラー第9話ネタバレ&感想&考察
ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です...
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ブルージャイアント エクスプローラー第10話「AFTER SUNRISE」

※2020年10月9日発売の20号に掲載された話です。

第10話「AFTER SUNRISE」

大がシアトルを離れることが決まりその計画をコインランドリーで次の街までの計画を立てています。

大「ガソリン代がこんなぐらいだとして、…こんな感じを続けていくとすっと…」「車代に充てられるのは、まあここが限界だべ~」と独り言を言いながら計画法をかいています。

コインランドリーを利用している女性客が何かしまったっというような顔をしながら大に話しかけてきました。

女性「すいません、25セント(クォーター)いただけません?」

大「クォーター?あ、いいですよ。ハイ」

女性「助かったわ。」

女性はコインを入れながら大に話しかけます。

女性「中国人?」

大「いえ…日本人です。」

女性「この街の人?」

大「いえ…」

大は晴れやかな顔をしながら女性に向かって

大「明日発ちます。旅に」

女性もニコッとしながら

女性「あら!」「Then good luck」「クォーターありがとう。」

手を振りながら出ていく女性

 

場面は大の止まっているホテルに変わります

荷物をまとめていると相部屋のトムが話しかけてきます。

トム「いくのか?」

大「ご…ごめんトム。」「荷造りのせいで起こしちゃったね。」

トム「構わんさ。」「で、西と南どっちに行くことにしたんだ?」

大「南にね!」

トム「いいね。」「それが一番だ。」

大はトムが何を根拠に言ってるか分からないけどと思いながら引きずった顔をしながら

大「Thanks.」

トム「俺もずいぶん昔に旅をしてたよ。」「若いのは旅をしなくちゃな。」「何人で行くんだ?」

大「1人。俺だけで。」

トム「ほう、そいつはなおさらいいや。」

荷造りを終えた大

大「よし!」「それじゃあ、トム‼」

トム「さよなら、ジャズボーイ。」「さみしくなるよ。」

大「元気で、トム。」「さよなら」

トムと握手をしてホテルを出ていく大

シアトルの街を歩きながら「またいつかこの街に来るかな?」と考えている大

 

場面が変わって自動車整備工場

ジャックとエディが大のシビックを見ながら話をしている

ジャック「どうだ、エディ?」

エディ「………」「ハハハ、イタズラか‼」

トム「まさか」「ちんたら走りそうなDAIへの愛情さ。」

シビックのナンバープレートには「WASHINGTON PASS ME ・EVERGREEN STAFF」と表記されていました。

 

場面は変わって大が船着き場でサックスの練習をしています。

大はサックスを吹きながら「次に来る時は、ただサックスプレーヤーとして 」

 

再び自動車整備工場

大が自動車整備工場によりジャックと話しています。

大「カーオーディオ!?」

ジャック「ああ。」

大「昨日は付いてなかったすよ!?」

ジャック「だから付けたんだ、昨夜。」「ブルートゥース搭載だからケータイがあれば、音楽だろうがラジオだろうが流せる。」

ジャックが喋ってる途中、大は自分の為にここまでしてくれたジャック感謝していると感じる表情で話を聞いている

ジャック「スピーカーもそれなりの出力のが付けてあるから、不足はないはずだ。」「操作はこんな感じで…な。いたって簡単だろ?」「分かったか?」

大はハッとしながら「あ、ハイ。」と答える。

大「そういえば…」「それで~~~あの…ボス、この車の、お値段は?」

ジャック「2000ドルだ。」

金額を聞いた大は動揺しながら

大「ハハハ…な、なるほど…、でも…払えないっす」

ジャック「いくらなら払える?」

大「俺が今この車に払えるのはここにある…」「1000ドルです。」

 

ジャックが作業をしているエディに向かって大声で話す

ジャック「おい、エディ‼」「このシビックは利益が出そうにないが‼」

エディ「お好きに、ボス‼」

ジャック「Dには、最低賃金以下の金で働いてもらっていたからな。それを考慮して、1000ドルでいいよ。」

感極まった表情で大は言う

大「……あ……」「ありがとうございます‼」

大が深々とお辞儀をしているとジャックが言う

ジャック「それと、」

大「それと?」

ジャック「ジャズを1曲聴かせてくれ。」「Dとエディで」

ジャックは作業をしているエディに向かって大きな声で言う

ジャック「エディ‼」「ギター出してDto1曲やってくれ。」

エディ「オレはもうギターは弾かないよ、ボス‼」

ジャック「……………」「と言ってるが…何とかならんか?D。」

すると大はエディの所に向かいエディに話しかける

大「エディさん。」

エディ「いいタイミングだ、D。最後の仕事にこの車に新しいオイルを入れてくれ。」

エディに頼まれた仕事をしながら大はエディに話しかける

大「ギター…本当にもう弾かないのですか?」

エディ「言っただろ、もう俺は、音楽のプロは目指さねえ。」

大「…………ありがとうございました。」

エディ「え?」

大「車の運転の事とかキャンプとか。」「エディさんのおかげでアメリカを1人でも回れる気がします。」

エディ「そいつはよかった。」

大「あと、エディさんが連れて行ってくれたジャズバー、あのバーのピア二ストに会えたのが最高でした。」

エディ「!」

大「あの人に会って、新しいことを知ったのです。」

エディ「どういうことだ?」

大「オレ、プロの音楽家は大きなステージに立って、多くの客の前で演るのが「勝ち」だと思ってきました。」

少し離れた所でジャックも聞いている

大「でも、彼は違う。」「どんな日でも毎日、ステージに立ってピアノを弾く。毎日、毎晩…何週間、何か月、何年も…」「彼はすっとあの場所で弾き続けて…」

大「あ、オイルは1本だけですよね?」

エディ「ああ…」

大「ああ、こんな形が、こんな「勝ち」があるんだなって、シアトルで本物のプロのピアニストに出会えたなってー」

大「オレ、凄く感動しました。」「オイル入りました。」

作業をしていたエディが車の下から出てきて、大の方を向く

エディ「ジャズは、スタンダード数曲しか弾けねぇけど、何演るよ?D。」

にっこり笑う大

大「ハンク・モンブレーの「This I Dig Of You」は?

エディ「いいね。」

ジャック「演るんだな?近所の工場の連中を呼んでくる。」

そして近所の工場の男たちがやって来た

男A「「ニルヴァーナ」専門じゃなかったのか、ジャック?」

男B「ジャズだろ?酒は出ないんですか?」

男C「そーだそーだアハハハハ‼」

ジャックが近所の工場の連中に説明している

ジャック「手を止めて集まってくれてありがとう。我が社のミュージシャン達を紹介するよ。」

ジャック「うちの唯一の社員のエディ・ドブソンがギター。

男たちの声援が聞こえる「まーーだ独身か?エディ。」パチパチパチ

ジャック「そして今日シアトルを発つダイ・ミヤモトがサックスだ。

男たちの声援「カモン、スシボーイ‼」パチパチパチ

男D「つまらなかったら帰るぜ。こっちは仕事があるんだ。」

男C「ちょっとダマッてろよ‼」

大「いいっすか?」

エディ「ああ、」

大のカウントから演奏が始まる

大「ONE TWO…ONE,TWO,」

いきなりの大の迫力ある演奏が始まる

エディは演奏しながら考えていた

エディ「ほんのつかの間だったが、Dとセッションできたことは勝ち負けを越えて、心に刻まれた。ありがとう。」

ジャックは携帯電話で二人の演奏を録画しながら何かを思っている

ジャック「オレに、新しいものを見せてくれたな。今なら新しいカスタムカーが創れるかもな。」

演奏を聴いて驚いている近所の工場の男たち、ジャックは男たちに言う

ジャック「ナカナカ面白いだろ?ハハハ…。」

演奏が終わり皆が帰り、ジャック、エディ、大の3人になってる

大は、ジャックとエディとハグを交わしシビックに載って次の目的地に向かって出発した。

大がいつも寄るケバブ屋さん

大「Hi、どうも、こんにちは。」

ケバブ屋「おお~~~っ!いつものか?」

大「チキンケバブを。」

ケバブ屋「OK.」「車、買ったのか?」

大「はい、今からシアトルを出るところです。」

ケバブ屋「今から?…そうかい。」「ハイよ!」

大「ありがとう」

ケバブを受け取る大

大「シアトルにいる間はお世話になりました。」「またいつか来ます‼」

ケバブ屋「Hahaha…」「You go(君は行く)」「I`m past(私は過去。)」「So, Just go You see?」

大「…なるほど。」「see you」

カバブ屋「Bye Bye‼」

大は車に乗り、携帯のナビを操作しながら次の目的地シアトルの南を設定する

大「インターステート5で、南へ‼」「Just go.」

大「ただ行く、か。」

次号に続く

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ブルージャイアント エクスプローラー第10話 感想

新しく始まったブルージャイアントのアメリカ編の最初の町「シアトル編」が終わりました。

次はどのような展開になるのだろうと思いながら見ていたシアトルも終わり、最後は誰もが大の事を認めて、シアトルを送り出してくれましたね。

特にジャックが大に対する愛情は凄かったですね。

ジャズバーのピアニストに対して大の考え方が凄く変わったのも印象的でした。

最終的には誰からも愛される大ですが次の街でも新たな出会いがあり、どのような人間関係を築き上げていくのでしょうか?

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ブルージャイアント エクスプローラー第11話 考察

次の目的地は南となっており、ナビが指していた地点が「Portland(ポートランド)」でしたね。

サンフランシスコまで行くかなと思ったのですが、そこまでいっぺんに飛ばなかったですね。

ポートランドには大きなジャズフェスティバルがあります。

毎年2月に行われるようで、この時は街はジャズで最高に盛り上がるようです。

この地で大はどのような人と出会っていくのでしょうか?

そしてこの街の最終はジャズフェスティバルに出るところだと考察します。

次号が楽しみですね。

次号は10月24日(土)発売です。

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