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ブルージャイアントエクスプローラー最新14話ネタバレ&感想&考察

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ブルージャイアント
ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。

現在アメリカ編「ブルージャイアント エクスプローラー」がビックコミックにて連載中です。

※ネタバレを見たくない人は注意してください

👇前回の話

※2020年12月10日発売の24号に掲載された話です。

第14話「DIG」

KCSDスタジオ 電話が鳴っている

女性スタッフ(ベティ)「ハイ、KCSDベティです。」

電話をかけてきたリスナー「今ラジオから流れてたプレーヤーの名前を知りたくて電話しました。」

ベティ「あら、珍しいこと。今スタジオに居る子の名前?」

電話をかけてきたリスナー「そうたった今サックス吹いた。」

ベティ「言うわよ、メモの用意はいい?」

電話をかけてきたリスナー「Yes」

ベティ「彼の名前は…『ダイ・ミヤモト』 D・A・I M・I・Y・A・M・O・T・Oよ。」「日本から来たんですって。こんなに小さなラジオ局に。」

談話をかけてきたリスナー「ダイミヤモト…OK、ありがとう。」

電話を切るベティ

プル―――

再び電話がかかってくる

ベティ「あら、どうしちゃったのかしら?」

電話をとるベティ

DJビリーがスタジオの外を見ながら話している

DJビリー「早速反響が来ているようだね。」

ベティがスタジオに向かって口をパクパクしている

ベティ(これはそっちで取ってくれる?)

DJビリー「OK」

DJビリーが電話をスタジオにつなげる

DJビリー「電話ありがとう!KCSDノーランです。」

電話をかけてきたリスナー「『ロニーライトジャズクラブ』のスタンだが。」

はッと何かに気づく大

DJビリー「これはこれは!ポートランドのジャズクラブの主人からの電話でしたか。」「調子はどうだスタン?」

スタン「悪くないね。」「昨日僕の店に彼が来たんだ。」

DJビリー「彼?」

スタン「そう、君の目の前にいるダイ・ミヤモトがね。」

(やっぱり昨日行った店の人だ。)

「こんばんは。昨日はありがとうございました。」

スタン「君の演奏、初めて聴かせてもらったよ。」

DJビリー「どうだった?」

スタン「うん、ダイがこの街にいる内にウチのステージに立って欲しいと思って電話したんだ。」

DJビリー「おお~~!」「彼へのオファーだね!」

スタン「そう、明日の夜。レギュラースケジュール後に数曲で良いから出演できないだろうか?」

「……え?」

DJビリー「彼一人で?」

スタン「いや、ピアニスト、ベーシスト、そしてドラマーはこちらで集める。」

DJビリー「つまりワンナイトショートライブだ⁉」

スタン「その通り。」

DJビリー「リスナーが聴いてる中で、実にエキサイティングな展開だけど…どうしますかMr.ミヤモト⁉」

「あ、あの…明日の夜ですね?」

スタン「そう、10時半のスタートで。」

「分かりました。やらせてください。」

DJビリー「おおっ、リスナーの皆さん、聴きましたか?」「明日のライブが今決まりました!」「というわけでダイ・ミヤモトのスペシャルライブに興味がある方は、明日10日、10時半から『ロニーライトジャズクラブ』にぜひお越しください‼」

DJビリー「おっといけない大事なチケット代ですが―――スタン、1枚いくらだい?」

スタン「ん~~~~~そうだな…」

「待ってください!」「ライブ前には決めるので、チケット代は、それまでまってください」

不思議そうな顔をしているベティ

DJビリー「Oh…どうだいスタン、それでいいかい?」

スタン「もちろん。ではチケット代は店前に張り出すよ。」

DJビリー「Cool!決まった!ダイのプレーを見たいリスナーは『ロニーライト』まで足を運んでください。」「スペシャルゲストは『ダイ・ミヤモト』でした。」

「あの…ありがとうございました。」

ラジオに音楽を鳴らすビリー

DJビリー「やあ…今夜はありがとう。サックスまで吹いてくれて。」

「こちらこそ、本当にありがとうございました。」

DJビリー「いいんだね?明日のライブ。」

「ハイ、もちろんです。」

DJビリー「ボクの方でも知り合いやら友人やらに、声をかけて客を集めるよ。」

「大丈夫です。」

えっ?という顔をするビリー

「ボクはこのラジオ局の放送を聴いてここまで来ました。きっとボクみたいなジャズ好きのファンがいるんですよね?」

DJビリー「それはまあ…いるけど…」

「うん…なので、集めなくて大丈夫です。」

晴れやかな笑顔で語る大

少し考えている顔をしているビリー

DJビリー「分かった。なら、後は君とスタンで連絡を取り合って。」「Good Luck幸運を!僕も聴きに行くよ!」

「ありがとうございます」「これで、お客さんゼロじゃなくなりました。」

ラジオ局を後にする大

大が帰ったあとに二人で話をするビリーとベティ

ベティ「真摯な青年だね。」

DJビリー「客、集まるだろうか?」

ベティ「失敗したらノーラン(ビリー)の責任だね。」

DJビリー「「おいおい、よせよ~~‼」

ベティ「ホラッ、次レコードかけないと。」

場面が変わり大が車の中でスタンに電話をしています

「ダイ・ミヤモトです、先ほどはありがとうございました‼」

スタン「こちらこそオファーを受けてくれてありがとう。」

「それで…メンバー決まったら…」

スタン「分かっている。今夜中には集めて連絡するよ。」

「リハーサルはできますか?」

スタン「明日の午後にリハーサルできるようにする。店のメールに空メールを送ってくれればメールで連絡するよ。」

「分かりました、では!」

電話を切り車を走らせながら頭で考えている大

(…凄いことだ。飛び入りゲストでもバックバンドでもない。小さく短いステージだとしても…欧米初のオレのステージ…‼こんな風に考えるのも、ジェイソンからすれば『古い』と言われるかもしれない…でも、ここは俺を曲げちゃダメだ…ポートランドに対して――正面から行くぞ。)

翌日ー「ロニーライト」でのリハーサルの場面

スタン「紹介するよ。」「ピア二ストのウィル・サマーズ。」

「はじめまして」

ウィル「こちらこそ」

スタン「ドラマーのキャメロン・クック。」

キャメロン「どうも」

スタン「ラジオをきいて志願してきたベースのルーク・スチュワート。」

ルーク「会えて光栄です。」

「一緒にプレーしてくれてありがとう。ダイ・ミヤモトです。早速ですがブルースを一曲演りましょう。」

チ・チ・チ・チ・とテンポを説明する大

「テンポはこのスピードで。キーはFで。」

「ワン…トゥ…ワン…トゥ…」

演奏が始まる

しばらくすると大が演奏をやめて皆を観察している

「そのまま!ピアノからソロまわしてください。」

ピアノのソロを見る大

(ウィル…技術はある。落ち着きもある。ブレは少ない。)

ベースのソロを見る大

(ルーク…志願してきたくらいだからややアグレッシブだ。ブレはある…ハイテンポの曲の方が逆に合ってきそうだな。)

ドラムのソロを見る大

(キャメロン…軸はしっかりしているけど、これだけでは判断できない。個性が強い叩き方ではない―――)

「OK!ありがとうございます。」

「この4人で今夜はお願いします。」「次は本番で演奏する曲を。『Cheese Cake』をアップテンポで演りましょう。」「テーマ後に僕もソロを吹きます。」

早速演奏が始まる

迫力のある大のサックス音

キャメロン(うおっ‼さっきと…別人か⁉)

ウィル(こりゃあ激しいね―――――‼)

ルーク(昨夜聴いた感じのソロ‼振り落とされないぞ‼)

演奏が終わり皆に話しかける大

「OK、ありがとうございます。」

キャメロン「Wow……‼」

「ライブが8時間後、リハーサルが後2時間…」「今の段階だと、お客さんにチャージできません。」

唖然な顔をする3人

キャメロン「えっ?」

「ボクは今夜ダイ・ミヤモトのライブとして、初めてアメリカのステージに立ちます。」「とても大きな意味のあるステージです。」

「ボクは1ドルでも50セント、25セント…いや1セントでも高い音楽をプレーしたい。」「今日会った皆さんといきなり、簡単じゃなくすごく難しいことを言ってると思いますが、僕は勝ちたい。」

キャメロン「……‼」

ウィル「なるほど」

ルーク「あの…今演った曲の感じで、ポートランドで勝つのは難しいと思うんだ…」

大「ボクもそう思います。なのでポートランドのジャズを知っている皆さんと音楽の中で探し出したいんです。では、もう一度お願いします。」「ワン…トゥ…ワン…トゥ…」

試行錯誤しながら演奏をし続ける4人

演奏の感じがだいぶ固まってきたところで大が説明をしています

「はい、2曲目はさらにテンポを上げます!3曲目でゆったり、イメージはポートランドの自然です。」

「で、2曲目のソロの順番ですが、1曲目が自分だったのでピアノから!」「3周ずつまわす。まだ行ける時は顔を上げず続けてください。」

「この曲のベースソロは無しサックス、ドラムでテーマに。3曲目は1曲目と同じ構成で!」

「ボクの計算だと、3曲で25分です。」「アンコールがあった場合は『Eclypso』を。この流れで行きます。」

「いいですか?」

ウィル「分かった」

ルーク「OK」

キャメロン「3曲プラスアンコールね。」

スタン「リハーサル済んだみたいだね!」「ミュージックチャージを表に張り出したいんだけどね。」

「ハイ、今夜の僕のライブは――――」

ロニーライトの前には数人のお客さんが待っており、扉には今夜のライブの金額が張り出してあります

『Special Live DAI MIYAMOTO Quartet Start 22:30 8$

◆次号に続く◆

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ブルージャイアント エクスプローラー第14話 感想

大のアクションからラジオに出演することが出来、その結果ジャズバーでのライブが実現しました。

大の考えから自分を曲げずに貫き通す道をポートランドで実践することで今後、大の形が生まれてくると思います。

ライブのメンバーは決して達者な人たちではない者の大の考えに合わしてもらえるメンバーだったのでどんな演奏になるか楽しみです。

ライブチケットが8$となりどんだけ客が来てくれるかが楽しみです。

漫画の絵では8人は来ていました。

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ブルージャイアント エクスプローラー第15話 考察

次回のブルージャイアントはライブをした結果ポートランドの人達の反応が気になりますね。

恐らくポートランドの人達には最初は受け入れられないと思います。

決して演奏が悪いのではなく、勝ち負けという観点がどうかというのが問題で、そこを戸惑いながら見ていると言った感じではないでしょうか?

しかし一部の人達には受け入れられるという状態になってその後今後に続いていくと思います。

第15話はどのようになるのか楽しみですね。

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