【葬送のフリーレン】【最新話】第128話ネタバレ＆感想＆考察（4/17）

【葬送のフリーレン 最新話】第128話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年4月17日発売の週刊少年サンデー20号に掲載の【葬送のフリーレン】第128話「魔導特務隊」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第128話「魔導特務隊」ネタバレあらすじ

魔導機関に追跡されているラントとユーベルは、緊迫した状況の中を逃走していた。

ユーベルは、帝都の権力機構について詳しくなかった。

そこで逃げながらも、ラントに魔導特務隊の実態を尋ねる。

一方のラントは、首府の名門魔法学校の出身者だけに、同隊の構成や能力は熟知していたはずだ。

しかし、ふたりの前には多難な逃避行が待ち受けていた。

立入禁止になった旧市街地に足を踏み入れ、追手からの逃れ道を探す二人。

ラントは魔導特務隊の正体について、帝国最強の魔法使い集団だと説明した。

それを聞いたユーベルは、自分達も大陸最強クラスの一級魔法使いなので、なぜ恐れるのかと疑問を投げかける。

するとラントは、一級魔法使いは”魔法使い”であるが故に、魔導特務隊と相性が悪いと力説した。

帝国は古くから魔法の軍事転用に熱心で、戦争特化の強力な魔法使い集団を抱えている。

仮にその集団が帝国に反旗を翻せば、国家が滅亡する危険性すらある。

そのため魔法使いの反乱を未然に防ぐべく、対魔法使い専門の諜報機関を設置しているのが常識とされていた。

公にはされていないものの、影なる戦士や聖杖法院といった対魔法使い部隊を帝国が運用していると囁かれている。

その中でも特に魔導特務隊は、帝国が公式に認めた内乱鎮圧の特務機関だという。

彼らは対魔法使い専門の組織であり、国防の一翼も担っている。外敵の魔法使いからの侵略にも対処できる戦力を持つ。

「魔導特務隊は内乱も戦争も、人も魔族も関係なく、ただ純粋に魔法使いを狩る猟犬なんだ」とラントは言葉を続けた。

その言い振りからは、何らかの個人的な恨みや怨嗟が籠もっているように思えた。

ユーベルはラントの発言に私怨を感じ取った。

分かりました。以下がリライトした続きの文章になります。

「その言い方、追われている側の視点からの発言ですね」とユーベルが指摘する。

そして突如、ラントの記憶の中に幼少期の光景が蘇る。

小さなラントと、おそらくは祖母と思しき老婦人の姿があった。

二人は恐怖に駆られ、誰かに追われている様子だ。

魔導特務隊の姿に違いない。

幼いラントと、何者かに狩られているかのような情景が浮かび上がる。

しかしそこで突然、ラントの意識は現在に引き戻される。瓦礫の塊がラントに向かって迫り危機的状況に直面していた。

突如、ラントの脇を大きな瓦礫の塊が通り過ぎた。ノイが魔力で物質を操作し、ラントを攻撃したようだ。

しかしユーベルは心の中で違和感を覚える。「規模もさることながら、この操作の速度は一体…」と呟く。

魔力探知に長けるラントですら反応できず、ユーベルも着弾して初めて気づいた。

これは単に魔力を放って物体を動かす、といった単純な魔法の範疇を超えている。

この間ノイは、逃走中のラントとユーベルに対し、何度も投降を求める魔力信号を送っていた。

しかしユーベルには、それがただの鬱陶しい魔力の干渉と映っただけだった。

ラントが瓦礫の攻撃を受けた場所に視線を向けながら、ユーベルはこう言った。

「こういう重要なことはちゃんと教えておいてよ」

その言葉からノイは、ユーベルが帝国出身者ではないと推測した。

つまりユーベルの素性が一部見えてきたのだ。そしてノイは口頭で再び投降を呼びかける。

しかしユーベルは、ラントがすでに瓦礫の攻撃を逃れたことに気づく。

そして一人でノイに立ち向かうことを決意した。

ユーベルの魔力がノイに向けて放たれる。応戦したノイは、更に多くの瓦礫をユーベル目がけて投げ付けた。

ノイの物質操作と、実際の魔力の流れにはわずかなズレがあった。それがラントやユーベルの判断を誤らせた原因のようだ。

目視で回避するなら問題はないが、ユーベルが気づいていない何らかの魔法の特性があり、これを見逃したままでは危険極まりない。

しかし、その正体を確かめるのに時間をかけすぎれば、このまま戦っても既に手遅れになってしまうかもしれない。

ユーベルはそう直感した。だからこそ、一気に勝負を決めるべく、ノイに猛攻を仕掛けようとする。

ユーベルはノイの全身を視界に捉え、相手を拘束する魔法”ソルガニール”を発動した。

この魔法によりノイは体を動かすことも、魔力を操ることもできなくなる。瓦礫の防御さえも維持できずに崩れ去った。

ここでユーベルがノイに止めを刺せば、この戦いに勝利できるはずだった。しかし、その矢先、別の方向から強い光が放たれる。

突如、ユーベルの背後から巨大な瓦礫の塊が飛んできた。

ユーベルはそれをかろうじて回避するが、その際にノイの姿が視界から外れてしまう。

すると同時にソルガニールの効力も失われ、ノイの拘束が解けてしまったのだ。

ユーベルは再びノイの全身を視界に捉え、ソルガニールを発動した。

今度こそノイは完全に拘束されるはずだ。

しかしながら、なぜかノイはまだ瓦礫を操っていた。

ソルガニールで魔力操作ができないはずなのに、そのメカニズムが理解できない。

ノイは呟く。「ソルガニールの発動条件は、視界に収めるか、魔力探知で捕捉するか、その内のどちらかなのか…まあこれだけわかれば、どちらでもいい」

するとその直後、再び別の方向から強い光が放たれた。

今度はユーベルの目が突如見えなくなり、さらに魔力探知さえも不可能になってしまった。

発動条件の両方を奪われたユーベルは、ソルガニールを維持できなくなる。

「目と魔力探知の両方を遮断すれば、ソルガニールは解除されるということか」

ユーベルを完全に制圧したノイは、冷ったくこう告げる。

「潜伏しているもう一人が助けに来てくれれば、仕事が楽になるんだけどね」

「ラントはとっくに逃げている」とユーベルは答えた。

しかしノイは首を横に振った。

「いや、あいつはまだ近くにいる。攻撃のチャンスを窺っているんだろう」

ノイのその一言で、ユーベルの脳裏にラントの姿が浮かんだ。

臆病で性格は悪いが、誰かを見捨てるのは嫌だった。

そんなラントの姿が思い出されたのだ。

そしてユーベルは、視界を奪われ魔力探知も出来ない状況下で、ただ勘を頼りにノイを攻撃した。

飛んでくる瓦礫を魔力で切り裂き、ノイに接近しようとする。

しかしその直後、杖を瓦礫で叩き落とされてしまう。

ユーベルはノイに捕まえられながらも、懸命に抵抗し続けた。

そして潜伏しているラントに向けて言う。
「好きを作った! ノイの頭を撃ち抜けっ!」

しかしノイは直ちにラントに警告を発した。

「今すぐ潜伏をやめて投降しろ。下手な動きをすれば、この女を殺す」

そしてユーベルにも言い渡す。

「初めから決着はついていた。この状況は手遅れなんだ。君のせいで彼女が死ぬぞ」

さらにノイは秒読みを始めようとした。

「三つ数えて…」

その一言で、ラントは諦めの境地に達したらしい。

ユーベルを守るため、ラントは姿を現した。

拘束されたラントとユーベルは、手首を魔法の縄で縛られ、魔導特務隊の馬車に乗せられた。

その間、ノイは光る何かを小瓶に入れていた。

おそらくこの瓶の中身が、ノイの使う魔法の正体なのだろう。

これがあればソルガニールの拘束下でも魔力を操れたはずだ。

後始末が大変そうです。

副隊長のカノーネ殿が怒るかもしれません。

隊員のヴェークが、散乱した街の瓦礫の山を見渡しながら言う。

「あの人なら手柄さえあげておけば、怒ったりはしないさ」とノイは答えた。

そしてまた別の疑問を口にする。

「でも不思議なんだよね。建物の瓦礫はあの魔法で切り裂かれているのに、街灯には一つ傷がつかない。一体どういう基準なんだろう?」

「それは僕の故郷の村に石切り場があったからですよ」とヴェークが言う。

「なるほど、似たようなものを見たことがあるのかな」とノイはつぶやいた。

馬車の中で、ノイは二人に注意を促した。

「この馬車は俺でも壊せないからね。暴れるなよ」

そして手首の拘束具が鉄製であることを説明する。

「鉄だってさ、ユーベルこれが何に見える?」

ラントがユーベルに見せながら尋ねた。

しかしユーベルの視力は戻っていない様子だ。

「メガネ君にはどう見えるの?」と代わりにラントに問い返す。

「ロープだよ。手首の感触でわかるでしょ」

「感触か…その手があったかな」

ユーベルはラントにもたれかかった。

体温を感じ取り、ラントこそが本体だと気付いたようだ。

安心したユーベルの表情が見られたが、すぐさま頭突きでラントを叩いた。

「もう少しで勝てたのに!」

ユーベルは悔しげに言う。

ノイの頭を撃ち抜かなかったことを後悔しているのだろう。
しかしラントは、

「君はそう解釈するんだな」

と冷めた返事をした。

「あの男はユーベルを本当に殺すつもりだったんだ。だからユーベルは相打ちになってでも構わない、と考えていたんだろう」

ラントはユーベルに向けてきつく言った。

「人の命も自分の命も、どうしてそんなに軽く扱うんだろうね」

「戦うという選択をしなければ、一緒に逃げることも出来たかもしれない」
ラントの追及に、ユーベルはこう受け答えた。

「やっぱり私に死んで欲しくないんだね」

嬉しそうな表情を浮かべながら。

「撃っときゃ良かったな…」

ラントはユーベルを助けた自分を後悔するように呟いた。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン】第127話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年3月13日発売の週刊少年サンデー16号に掲載の【葬送のフリーレン】第127話「回収任務」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第127話「回収任務」ネタバレあらすじ

華やかなパーティーの舞台裏で、ラントとユーベルは帝国と大陸魔法協会の対立について話し合っていました。

両者の確執の歴史は古く、互いに疑心暗鬼な状態が続いていました。

帝国は魔法文明の最先端を走り、軍事力の増強にも熱心でしたが、極秘主義的な体質ゆえに実態が伺い知れません。

一方の大陸魔法協会は、エリート魔法使いの集まりながら、意思決定を超越者のゼーリエに委ねており、その動向も未知数でした。

双方が力を秘めつつ、そのベクトルが定かではない状況に、ラントは「仲良くなる要素はあるのかな?」と皮肉を言い、ユーベルも「どっちも怖い存在だよ」と同意するのでした。

リネアール一級魔法使いの指示の下、ラントとユーベルはパーティーへの潜入作戦を実行していました。

二人は地方貴族に身を染め、建国記念の時期に合わせて会場へ入りこみます。

この時期、貴族たちが挨拶回りをするため、会場には多くの人々が行き交います。

そうした人混みに溶け込むことで、ラントとユーベルは疑われることなく潜入を果たすことができたのです。

リネアールの的確な判断で、機を見計らって選ばれた潜入の術。

二人の諜報活動は、このように慎重に計画されて実行に移されていました。

二人の任務は、重臣主催のパーティーに潜入し、リネアールが隠し置いた暗殺計画の文書を回収することでした。ユーベルはリネアールが直接手渡せば良いのにと不満を漏らします。

しかし、リネアールは15年以上帝国で諜報を続けており、現在は内情を知る身分にあるものの、建国記念の時期には動きが制限されるのです。

北部支部でユーベルが一度会ったリネアールは、報告後は一日中中庭で蝶々を眺める変人的存在でした。

ユーベルはその振る舞いをあげつらいますが、蝶々を熱心に見つめていたユーベル自身も変人だと、ラントはえくぼを出して指摘します。

状況によっては常人離れた行動をとることも、諜報活動の賢者には必要な資質なのかもしれません。

パーティーに潜入した二人は、恋人を装って行動を開始しました。

ラントは無断で参加者のピンを盗み、リネアールから指示された倉庫へと向かいます。

使われず人気のない倉庫は、文書を隠すのに適した場所だったようです。

ラントは早く探索を済ませたいと言いながらも、倉庫の扉前に先ほど盗んだピンを投げ捨てました。

「念のための保険」とはどういう意味なのか、ユーベルには分かりませんでした。

ベテラン諜報員ならではの慎重な行動か、それとも掟破りの発想なのか。

ラントの一挙手一投足に、ユーベルは戸惑いを隠せません。危険な任務ゆえに、二人は互いに疑心暗鬼な面も垣間見せていました。

【葬送のフリーレン 最新話】第126話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年2月7日発売の週刊少年サンデー14号に掲載の【葬送のフリーレン】第126話「新たな任務」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第126話「新たな任務」ネタバレあらすじ

黒い服を着た女の子が一軒の家を尋ねるとそこには眼鏡をかけた男の子が住んでおり、女の子は「やあメガネ君！」と気やすく声をかける。

しかしそれを聞いた男の子はいつものごとく「帰れ」と扉を閉める。

女の子はここがメガネ君が育った村かと話しかけるが男の子は扉を閉めたまま出てこない。

女の子は扉を開けてくれないと暴れちゃうと扉越しに話すが男の子は「別にこの村には愛着がないから」とそっけない返事。

それでも女の子は「扉を開けてよメガネ君」とおねだりすると男の子は「僕の名前はラントだ」と扉を開けて女の子を家に入れる。

女の子の名前は「ユーベル」。

ラントはユーベルに用件を尋ねようとするが、ユーベルは逆にラントに質問を返す。「私を怖がらないのか？」

ユーベルは、ラントが一級魔法使い試験で分身魔法を使って分身で参加していたことを知っている。

そして、人前に出るのが怖いのではないかと思っているのだ。

さらに、ユーベルはラントが臆病者か、ただの悪趣味な人か、あるいはその両方なのか、と推測する。

そして、ユーベルはラントに尋ねる。

「安全な場所から、檻の中の危険な猛獣たちを見て回るのは楽しかったか？」

その後、ユーベルは不気味な笑みを浮かべながら、こう言い放つ。

「ここにはもうその檻は無いんだよ。」

ユーベルの言葉は、ラントへの脅しとも取れる。

ラントは、ユーベルの真意を測りかね、不安を募らせていく。

ラントはユーベルの言葉に動揺することなく、いつものように砂糖を取り出し、クッキーを焼こうと提案します。

「食べる？」と声をかけ、ラントはクッキーを取りに行くために立ち上がります。

しかし、ユーベルから「逃げないでよ」と不気味な笑みを浮かべながら釘を刺され、ラントは思わず「逃げられるわけないでしょ」と声を荒げてしまいます。

お茶やクッキーはユーベルを油断させるための陽動作戦だったのです。

ラントは別の部屋でカバンを手にすると、すぐに窓から逃げ出しました。

ラントはユーベルが何の用だったのか気になりながらも、こんな危険な人物とは一緒にいたくないと考え、故郷の村を出ようと決意します。

しかし、何も告げずに村を去ることに心残りを感じ、最後にお墓参りをすることにしました。

ラントが静かに手を合わせ祈っていると、背後からユーベルの声が聞こえてきます。

「誰のお墓？」

ラントは驚き、慌てて振り返ります。

「魔力を消すのは相当上手いのに、どうやって見つけたの？」とユーベルに問いかけますが、ユーベルはただ「私なりの分析かな」と意味深な笑みを浮かべるのでした。

ユーベルは、そのお墓はラントの婆ちゃんのものであると告げます。

そして、5年前にラントがまだ三級魔法使いだった頃に、老衰で穏やかに亡くなったことを伝えます。

ラントが幼い頃に両親を亡くしていたため、ユーベルの婆ちゃんはラントにとって唯一の家族であり、二人暮らしをしていました。

婆ちゃんは老い先短い人生だからせめて最後は看取って欲しいとラントに願っていたため、ラントは魔法学校に通いながらも婆ちゃんとの暮らしを続けていました。

しかし、魔法学校は帝都にあり、分身魔法も今ほど精密に使えたわけではなかったため、ラントにとって正直面倒臭かったとユーベルに吐露します。

ユーベルはラントの言葉を聞き、ラントの婆ちゃんに対する複雑な思いを理解しようとします。

ラントは、ユーベルに祖母との思い出を語り始めます。

死期を悟っていたはずの祖母は、意外と元気で、ラントは面倒を見るどころか逆に祖母に世話になっていたと振り返ります。

結局、祖母は孫のラントと一緒にいたかっただけだったのでしょう。

ラントがそんなことを考えているうちに、祖母はあっさりと死んでしまいました。

それから5年間、ラントはこの村を離れられずにいました。

「一緒にいたいと思っていたのは、祖母でなく僕だったのかもしれない…」

ラントは複雑な思いをユーベルに吐露します。

そして、ユーベルが何の用でここまで来たのかを問いただします。

殺しに来たのなら、全力で逃げなければならない。

ユーベルはようやく口を開き、大陸魔法協会の任務で来たことを告げます。

ユーベルは、大陸魔法協会からの任務をラントに伝えました。

今回の任務は、なんとユーベルとラントが組んで行うというもの。

ラントは人選ミスだと主張し、ユーベルに帰っていいかと尋ねます。

ユーベルはラントの気持ちも理解し、帰ることも選択肢だと認めます。

ゼーリエもユーベルに無理に誘わなくていいと言っていたようです。

しかし、ユーベルはラントを強引にでも連れて行くつもりだと宣言します。

ユーベルはラントのことをもっと知りたいという気持ちがあり、ラントもユーベルに興味を持ち始めていることを感じ取っていたのです。

ユーベルはラントの分身魔法に興味を持っているようです。

ラント自身も不思議と嫌な気持ちにならず、心のどこかで村から強引に連れ出してくれる誰かを探していたのかもしれません。

ユーベルはラントの言葉に「口説いてるの？」と冗談めかして返します。

二人はぎこちないながらも、大陸魔法協会からの任務へと旅立っていくのでした。

ゼンゼは、今回の任務の詳細を説明し始めます。

現在、帝都アイスベルクでは建国祭が開催されており、3日後の最終日には帝国領と北側諸国の要人が集まる大規模な舞踏会が宮殿で執り行われる予定です。

大陸魔法協会の代表としてゼーリエが招待されており、今回の任務はゼーリエの護衛となります。

帝国で諜報活動をしているリネアール一級魔法使いから、舞踏会でゼーリエが暗殺される可能性があると報告があったとのことです。

詳細な情報の受け渡しは今夜行われる予定ですが、現段階でゼンゼは信憑性が高いと考えているようです。

しかし、フリーレンもフェルンも、ゼーリエ暗殺なんてとても現実的だとは信じられません。

フリーレンは、ゼーリエに勝てるイメージが全く湧かないと語ります。

確かに、ゼーリエは間違いなくこの時代の人類の頂点に君臨する魔法使いであり、その強さは圧倒的です。

しかし、それはあくまで魔法使い同士の戦いに限った話です。

腕のいい戦士なら、ゼーリエに勝つチャンスは十分にあるとフリーレンは考えます。

戦士の視点からすれば、ゼーリエは強力な魔法使いであると同時に、脆弱な人間でもあるのです。

魔法を唱える隙を突けば、一撃で倒すことも可能でしょう。

フリーレンは、ゼーリエを倒す方法について具体的なイメージはまだありませんが、可能性はゼロではないと確信しています。

フリーレンは、シュタルクのような戦士に不意打ちをされたら、自分とフェルン二人でも何もできずに命を落とす可能性があると言います。

魔法の発動が間に合わない可能性が高いからです。

フェルンはフリーレンの言葉に驚き、シュタルクを警戒してフリーレンの後ろに隠れます。

しかし、シュタルクは傷つくからそのような反応をやめてほしいと訴えます。

それでもフリーレンは、シュタルクが不意打ちを仕掛けてくる可能性を否定せず、フェルンに冗談だと謝罪するように促します。

フェルンは冗談だったと謝罪し、シュタルクもそれ以上近づかないようにします。

フリーレンは、近接戦闘においては魔法使いは戦士にほとんど太刀打ちできないと断言します。

魔法使いは魔法の発動に時間がかかるため、素早い戦士の攻撃に間に合わない可能性が高いからです。

そのため、パーティには信頼できる戦士が必要不可欠です。

正面から敵の近接戦力とぶつかり合える前衛がいないと、魔法使いは想像以上に脆く、それは大魔法使いゼーリエも同じだとフリーレンは指摘します。

ゼンゼは、ゼーリエの身辺警護は自分とファルシュが担当すると宣言します。

ゼンゼは髪を使った攻撃で戦士を圧倒することができ、ファルシュは近接戦に特化した魔法を使うようです。

二人の実力は未知数ですが、ゼーリエの護衛に選ばれるほどの実力者であることは間違いありません。

シュタルクは、ゼンゼとファルシュの二人には勝てないと考え、フリーレンに「バラバラにされるって…」とつぶやきます。

フェルンは、ここまで近接戦闘に特化した相手であれば、魔法で攻めた方が勝率は高そうだと言います。

シュタルクも、戦士対策は問題なさそうだと同意します。

しかし、フリーレンは達人に匹敵するほどの戦士が相手ならどうなるか分からないと指摘します。

少なくとも、自分たちは帝都に来る前に一度死にかけていると、ラダールに襲撃されて殺されかけた時の話をします。

場面は変わり、髪を整えている男が登場します。男はもみあげをいつも通り不自然な感じで整えてほしいと注文します。

男は今回の仕事が任務であると語り、身だしなみくらいは整えないと、自分の顔は歴史の影にすら残らないだろうと述べます。

さらに、リストの人物にとっては生涯で最後に見る顔になるため、礼節くらいは弁えなければいけないと語ります。

これらの言動から、男はラダールと同じ影なる戦士であると推測されます。

男は髪を整えている人物の仕事内容を褒め称えますが、その人物は謙虚に「勿体無きお言葉です」と答えます。

ラダールとは異なり、この男は地位や身分がずいぶんと高いようです。

この男がどのような人物なのか、今後の展開で明らかになるのか注目されます。

◆次回につづく◆

ゼーリエとはどんな魔法使い？

【葬送のフリーレン 最新話】第125話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年2月7日発売の週刊少年サンデー11号に掲載の【葬送のフリーレン】第125話「家族」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第125話「家族」ネタバレあらすじ

フリーレン達が辿り着いた森の村で出会った村長は影の戦士だった。

フリーレンを訪れるのをずっと待っていた。

しかしそれに気付いたフリーレンはシュタルクに警戒するように言っていたがシュタルクは村長に一瞬で気絶させられました。

村長はシュタルクはリストにないという理由で殺される事はありませんでした。

フリーレンは異変に気付き起き上がり警戒していると扉が吹き飛び村長が入ってきた。

警戒していたが一気に間合いを詰められフリーレンは村長に取り押さえられました。

フェルンは村長に向かって魔法攻撃を放とうとしているが村長はその攻撃より私のフリーレンへの攻撃が先に当たると注意します。

フリーレンは村長に魔力探知機にも引っかからなかったと何者かを尋ねると、村長は数ある影の一つですと答える。

フリーレンは影なる戦士が実在していたことに驚き、噂には聞いていたと驚いている。

フェルンはフリーレンから離れる様にと村長に言うが、村長は俺は相打ちでも構わないと言う。

しかしフリーレンは村長から死を恐れている事を感じ取る。

窓からシュタルクが飛んで入ってくると斧を振りかぶって村長に攻撃をするが、村長はそれをナイフで受け止める。

しかしシュタルクの攻撃は強烈で受け止めたナイフは破損する。

しかし村長は腰に忍ばせていたもう一本のナイフを取り出しシュタルクに攻撃するが、後ろからフェルンが魔法で村長のナイフを弾き飛ばす。

そしてフリーレンは村長の背中を取り杖を背中に当てる。

村長も観念したのか抵抗しない。

フリーレンは私の命を狙った理由を知りたいと村長に聴きます。

しかし村長の答えは「オレが知りたいぐらいだ」と言い、どうしてこの村に潜入していったかを説明する。

村長であるラダールは家族4人を影の戦士内で作り、ごく普通の家族を演じて村に潜入してリストにある人物が村にやってくれば任務を4人で遂行していた。

そのして村では普通の仕事をしながら穏やかな生活が続いていくのであった。

そして月日が経ち村にも馴染み兄役の男が向かいの家の娘と結婚した。

月日は流れ10年経つがまだリストは半分にも満たない。

そして更に年月が過ぎ30年経った。

それでもまだ任務は終了していない。

なぜここでリストの人物を排除しているのかの理由も未だわからずまだ使命だけが残っている。

そんな話を聞かされたフリーレンは村長を倒すのを辞めた。

意味がない、誰もこの任務を憶えていないが理由で。

フリーレン達は夜の間にこの村を離れた。

村長であるラダールは生きている事にホッとしている。

翌朝、ラダールはポストを確認していない。

そんな行動を見た妻は「今日はいいの？」とポストを確認しないラダールに話しかける。

妻はラダールがどんな人物だったのか知っていたようだ。

そしてフリーレン達は悪路を進みながら帝都へ進む。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン 最新話】第124話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年2月7日発売の週刊少年サンデー11号に掲載の【葬送のフリーレン】第124話「影なる戦士」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第124話「影なる戦士」ネタバレあらすじ

ヒンメルの死後31年、フリーレンたちは帝国領のアオフガーベ連峰。

ラダールという老人がポストをのぞき込み便りを待っている。

そこへ老女がやって来てラダールに対していつも朝が早いよねと話しかけている。

その頃フリーレンたちは森の中で帝都に向かって歩いている。

フェルンは道が悪くこの道で合っているのかとフリーレンに尋ねると「帝都に向かう道はここしかない」と言っている。

シュタルクはフェルンにおぶってやろうか？と尋ねるとフリーレン＆フェルンをおぶることに…。

そしてようやく村に出てきて、そこの住人に話しかけると「冒険者なんて珍しい」と話しかけられ、大きな街道ができてからはここを通るものは少なくなったと話している。

フリーレンが通ったのは30年前だったらしい。

先程の老夫婦が子供に薬草を分け与えている。

そこへフリーレン一行はこの町で一泊したいと話をするとラダールという老人は歓迎してくれた。

ラダールは村では珍しい冒険者の訪問に対してフリーレンに冒険の話を村の者たちに聞かせてやってほしいと頼まれる。

シュタルクは村の人たちに冒険の話をして楽しませていました。

その頃フリーレンはどうもラダールという人物が気になって仕方ありません。

ラダールは自分の若いころ初めてこの村に来た時の話を妻にはなしだしました。

するとラダールは急に一つ用事を思い出したとどこかへ行きました。

その夜、フリーレンたちは借りた空き家で寝る準備をしています。

しかも交代で見張りを付けて。

最初はシュタルクが見張っています。

フリーレンは村長であるラダールの事を気にしており、村の人に評判を聞いても穏やかでいい人という評価しかないと言っています。

フリーレンは隠している理由がわからないと村長の手が現役の戦士の手だったことを言っています。

ラダールは森の中で剣を研ぎながら昔指示を受けたことを思い出しています。

まだラダールが若かったころ、帝都の影の戦士としての指令を受けいていました。

その指令は帝都に向かう峠の森で監視をしながらリストにある人物を始末する指令でした。

そのリストには帝都に貢献した人物も多く含まれますが理由は極秘のままです。

任務の期間はリストの人物をすべて始末するまでで、そこにはフリーレンも含まれていました。

ラダールはリストを眺めながらお互い最後の一人かと余生をのんびり過ごせないことを悔やんでいます。

そして村長はフリーレン達の小屋へ現れ、シュタ「見張りを付けられるとは俺もうでが落ちたな」と話す。

シュタルクは村長をみてすぐに強いと分かった。

村長はフリーレンを差し出せと言うがシュタルクは断ると言う。

そうして二人の間合いの取り合い始まる。

そうすると一瞬のスキをついて村長は戦士の間合いに入りシュタルクの首元にナイフを当てる。

シュタルクはすぐさまフリーレンと叫ぶが、村長に腹をけられて気絶してしまう。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン 最新話】第123話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年1月31日発売の週刊少年サンデー10号に掲載の【葬送のフリーレン】第123話「頑張ってきた証」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第123話「頑張ってきた証」ネタバレあらすじ

ヒンメルの死後31年、フリーレンたちは帝国領のヘーレン地方の町にやってきた。

フリーレンたちは久しぶりの町で野宿じゃなく宿に泊まれることを喜んでいます。

フリーレンはやっぱり暖かいベッドでないと寝れないと言っていますが、フェルンとシュタルクはいつも野宿でもぐっすり寝ているフリーレンを「一番ぐっすり寝ているのに」と言っています。

街では夕方まで自由行動でシュタルクは斧を研いでもらうと言いながら一人で出かける。

フリーレントフェルンは今日がシュタルクの誕生日だと気づいており、それぞれプレゼントをあらかじめ用意しています。

しかしフェルンがフリーレンにまた変なプレゼントじゃない？とフリーレンに聞くとフリーレンはバツの悪そうな顔をして「わたしはハンバーグ焼くだけにする」としょんぼり話します。

フェルンはシュタルクに早くプレゼントを渡そうとしていますがなかなかタイミングが無いようです。

今日は夕方まで自由行動なので渡すチャンスが多いはずだと思い、フェルンはシュタルクを追いかけ出かけます。

フェルンはシュタルクをすぐに見つけますがシュタルクの周りにはいつも人だかりができています。

街の人とすぐに仲良くなって斧をただで研いであげると言う人も出てきています。

そんなシュタルクにフェルンは近づけません。

そしてシュタルクが移動するとフェルンも追っかけていきますが一瞬でシュタルクは街の人と仲良くなっています。

その為なかなかシュタルクに近づけません。

そしてシュタルクがベンチに座った頃ようやくフェルンはシュタルクに話しかけます。

フェルンはベンチに座りシュタルクに誕生日プレゼントを渡します。

フェルンのシュタルクへの誕生日プレゼントは革の手袋でした。

今着けているシュタルクの革の手袋はボロボロ。

シュタルクはフェルンにみすぼらしかったかと尋ねますがフェルンはそんなことはないと答えます。

フェルンは「シュタルク様が頑張ってきた証です」といいシュタルクはアイゼンとの思い出を思い出します。

アイゼンもボロボロのマントを着けていました。

そんなマントを干している時、シュタルクはだいぶ年季が入っているなと思っていました。

そんなことをアイゼンに伝えるとアイゼンはこんなボロいのいつまでも持っていてと思っているだろうと話すとシュタルクは「そんなことない、これは師匠（アイゼン）が頑張ってきた証だ」と答えます。

するとアイゼンは「ヒンメルと同じことを言う」と言います。

そんことをシュタルクは思い出して、フェルンに「オレ頑張るよ」と言います。

フェルンはシュタルクは十分頑張っていると言いながら宿に帰ります。

その頃フリーレンは二人の帰りを待っていました。

フリーレンは誕生日のハンバーグを作って待っていました。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン 最新話】第122話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年1月24日発売の週刊少年サンデー8号に掲載の【葬送のフリーレン】第122話「ティタン城塞」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第122話「ティタン城塞」ネタバレあらすじ

ヒンメルの死後31年、フリーレンたちは帝国領のティタン城塞跡にやって来た。

シュタルクは大きな城跡だなと感心している。

フリーレンが魔王軍との戦争の時に使われていた難攻不落の城塞だと説明している。

城主はアルメー伯、代々この土地を治めていた一族である。

貴族というより戦士のような一族で気品は無く常に魔族との脅威にさらされていた。

フリーレンは誰かが魔物と戦っている気配がすると話し出す。

その場へ行ってみるとオオカミのような魔物を寝技で倒している人がいました。

男はアルメーと名乗り、先ほどフリーレンが話していたこの地域を治めていた一族の名前だった。

アルメーは祖父の代で没落して爵位も領地も取り上げられたと説明する。

アルメーは冒険者に出会えるとはと言いながら依頼したいことがあると話す。

城塞の地下にアルメー家の財宝があることを話し、魔物がいるので一人では行けないので一緒に来て欲しいと話す。

報酬は財宝の半分と言うがフリーレンは乗り気ではない。

魔導書はないのかというとアルメーは体がポカポカする魔法のメモならあるというと、フリーレンはその依頼を受けた。

フリーレンたちは城塞に入り魔物と戦いながら地下への入り口を目指す。

地下への入り口にやって来たらそこには大きな蛇の魔物がいた。

フリーレンは財宝よりも魔導書の為にどんな相手でも戦う理由はフリーレンの師匠であるフランメが残した魔法を身をもって体験する為であるようだ。

魔物を倒し地下に降りると山のような財宝があった。

しかしフリーレンが受け取ったのは体があたたかくなる魔法ののメモのみ。

フリーレンにとってはこちらの方が大事なようでした。

早速シュタルクに試してみるが、少しポカポカするが裸では過ごせないといつも通りの魔法でした。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン 最新話】第121話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年1月10日発売の週刊少年サンデー7号に掲載の【葬送のフリーレン】第121話「街道の魔物」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第121話「街道の魔物」ネタバレあらすじ

勇者ヒンメルの死から31年の時を経て、フリーレンたちは帝国領ファルベ地方の村に辿り着きました。

村人に導かれ、そこには襲撃された商人の馬車が待っていました。

馬車は荒らされ、中の食料も盗まれた後でした。

この付近の街道では魔物が出没しており、周辺の畑も荒らされているとのこと。

村の人々はフリーレンたちに魔物討伐を依頼します。

村人達はすでに帝国の小隊に魔物討伐を依頼していましたが、音沙汰がないため困っている様子でした。

しかし村には蓄えもほとんどなく、魔導書もないため高額な報酬は望めないとフリーレンは理解しました。

そこで魔道具の有無を尋ねると、魔道具かは分からないが不思議な力のある品物があるという答えが返ってきました。

村人が持ってきたのは、悪夢を見せる力があるという謎の壺でした。

この壺は枕元に置くと世にも恐ろしい悪夢を見せる力があるとのことです。

フェルンはその禍々しさに引いていましたが、フリーレンは大いに興味を引かれた様子で、村人にその壺のことを質問していました。

しかし村人によると、この壺の恐ろしい力を実際に試した者はおらず、ただの伝承の域を出ないそうです。

にも関わらずフリーレンはその壺に強い興味を示し、討伐依頼を引き受けることにしました。

村人の話では実力不明のこの壺ですが、フリーレンにとっては魅力的な品物だったようです。

魔物討伐の依頼を受けたフリーレンたちは、街道を調査していました。

フェルンはフリーレンが報酬にその気味の悪い壺を選んだことに文句を言っています。

しかしシュタルクは、フリーレンの変な趣味は昔から変わらないと冷めた反応で、壺のことは気にしていません。

そこでフェルンは、シュタルクが眠っている間に壺を枕元に置いてやると脅します。

するとシュタルクは泣きながらフェルンに謝罪しています。

街道を進んでいくと、壊された小屋も発見しました。

シュタルクはフリーレンに、帝国領内がこんなに危ない場所なのかと訝しげに訊ねます。

フリーレンもこの村に来るまでの道の寂しさに違和感を覚え、前に来た時との違いに戸惑っている様子です。

前回フリーレンが帝国領を訪れたのは80年以上前の魔王討伐の時だったため、シュタルクは国家の盛衰のサイクルを引いて、帝国が衰退期を迎えたのではないかと疑問を呈します。

しかしフリーレンはそれを否定し、シュタルクが帝国の歴史をよく知らないと指摘します。

フリーレンによると、帝国の衰退ではこうした状況は説明できず、別の要因が影響しているはずだと考えているようです。

帝国の歴史を説明するフリーレンによると、その起源は千年以上前の大陸全土を統一した大帝国の末裔の国家だとか。

高度な魔法技術を持ち、大陸最大の魔法文明を誇る帝国は、百年前の魔王軍との戦争で魔族の領土に完全に取り囲まれ、人類世界から孤立したそうです。

しかし滅亡するどころか、逆に攻勢に出て魔族から領土を奪回したそうです。

そんな強大な国のはずの帝国ですが、街道に魔物が出没するなど治安の良い国とは言えません。フリーレンもそのギャップに違和感を抱いているようです。

フリーレンたちが国の盛衰について語っている間に、魔物の群れが忍び寄り、気づいたときにはすでに取り囲まれていました。

みな武器を構えて戦闘態勢に入り、魔物討伐を開始しました。

なんとか魔物の群れを討伐したものの、相手の強さにフェルンやシュタルクはへとへとになっています。

フリーレンが気になった森の中で、帝国の小隊の兵士たちが全員死んでいるのを発見しました。

先に魔物討伐を依頼されていたはずの小隊だったのでしょう。

この魔物の強さに、フリーレンも訝しげな表情でした。

帝国の小隊が全滅していたことにフリーレンたちも驚きました。

そして、魔物討伐を終えた旨を村人たちに報告します。

小隊の全滅を知った村人たちは、亡くなった帝国の兵士たちを哀悼し、丁重に弔いたいとフリーレンに伝えました。

魔物の強さに帝国の兵力さえもが太刀打ちできなかったことを実感したのでしょう。

【葬送のフリーレン】第121話「街道の魔物」感想＆考察

フリーレンが実際に悪夢の壺を試したり、魔法に対するこだわりの強さが伺えるエピソードは、その個性がよく表れていると思います。

また、フランメが帝国の宮廷魔法使いをフリーレン以上の実力まで育成していたことも大きな驚きでした。53話でのゼーリエの一言だけでなく、今回の詳細な描写が衝撃的でしたね。

フリーレンの魔法オタクぶりや、フランメの教育能力の高さなど、キャラクターの新たな一面が見える話だったと思います。扉絵のタマネギの悪夢も微笑ましい点でした。

【葬送のフリーレン 最新話】第120話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2024年1月10日発売の週刊少年サンデー6号に掲載の【葬送のフリーレン】第120話「虚像の英雄」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第120話「虚像の英雄」ネタバレあらすじ

勇者ヒンメルの死から31年後、フリーレンたちは北部高原を抜けて帝国領のボーネ村にやって来ました。

ボーネ村では討伐祭が開かれていました。

フリーレンたちは村の人達から是非とも祭りに参加してくれと勧められます。

フリーレンが討伐祭について紹介してくれています。

討伐祭とは魔王討伐が行われた日に行われる帝国のお祭りである。

祭りの中フリーレンたちは村の広場に向かいました。

村長の話によるとヒンメルの像に触れると良いことがあると言う噂があると聞いたフリーレンは是非とも触っておこうと考えています。

そして広場についてヒンメルの像を見るとヒンメルとは似ていないおっさんの像がありました。

フリーレンはこの程度の変化は帝国では珍しくはないと言っています。

ヒンメルの像は最近作り替えられた像であって村日の寄付によってつくられたと村長が説明する。

フリーレンは大陸の北部になればなるほどヒンメルの信仰が強くなってくると説明する。

フリーレンはあまり似ていないヒンメルの像に触って昔を思い出していた。

ヒンメル達、勇者御一行は魔王を倒して帰路についている時にボーヤ村を通りかかった。

そこで村人たちが話していたことはヒンメルが100ｍの大蛇を倒したことになっている。

確かにヒンメル達はこの村で大蛇をかつて倒したが、実際は10m程の大蛇だったそうだ。

そんな話を聞きながらヒンメルは「あれは200mはあったと言い出す。」

そんなことを言っているとフリーレンが「その内尾びれ背びれ」が付くと話している。

するとヒンメルが日が経つにつれ徐々に僕たちの冒険が変わっていくのが残念だと思うが、自分たちがやった事は変わらない、それだけで十分じゃないかと語っている。

【葬送のフリーレン】第119話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年12月13日発売の週刊少年サンデー5.6号に掲載の【葬送のフリーレン】第119話「思い出」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第119話「思い出」ネタバレあらすじ

未来に帰還したフリーレン。

フリーレンが戻ってきたのかとつぶやくと、フェルンは「ボーとしてどうしたのですか？」と尋ねる。

フリーレンがフェルンに「どれぐらい時間がたった？」と聞くとフェルンは「？」っといった感じだ。

フリーレンが過去に戻っていた時間は、ほんの数秒だったようです。

フリーレン自体は本当に過去にさかのぼっていたのかと疑っていたが、女神の石碑の文字を見て本当にあったことだと理解しています。

フリーレンは女神の石碑からの魔力が無くなっているのを確認するとフェルンとシュタルクみ関所に戻ろうといい戻っていきます。

フェルンとシュタルクにとっては三日三晩探し回った石碑に着いた途端帰るってという感じで少し困っています。

3人は女神の石碑から関所の町まで戻っている森の道でふと違和感を覚えます。

この通路、森の奥なのに魔物が現れない。

行きも帰りも魔物に出会わない通るでした。

不思議と思った3人は結果気にしないことにしていましたが、向かいから人間の戦士が現れ、フリーレン様と声を掛けました。

戦士は近くに住んでおり、年に何度か女神の石碑にい折をささげに行っていると話し出しました。

フリーレンが女神の石碑について尋ねると、戦士は良く知らないといい昔からのならわしだと答え。

フリーレンは戦士の通り道だから魔物がいないのかと納得した様子でした。

フリーレンはなんで私のことを知っているのかと尋ねると、戦士は30年ほど前に勇者ヒンメルと名乗る男がやってきたと話し出した。

戦士の男は昔話に出てくる勇者の名前で実際に会えるとは光栄がっていた。

戦士はヒンメルに女神の石碑に用か？と尋ねると戦士が道案内をするとヒンメルを女神の石碑に案内した。

道中、ヒンメルは戦士に過去の勇者ご一行の話をした。

そして戦士は何しに女神の石碑に来たのかをヒンメルに聞くと、それは言えないと答える。

ヒンメルはようやく調べ物が終わったのでやってきたと答える。

ヒンメルはフリーレンは僕との約束を忘れているかもしれないと言い出しますが、ヒンメルはフリーレンのことを忘れたことがないと話している。

そしてフリーレンは最後には必ず私に会いに来てくれるとヒンメルはつぶやく。

フリーレンは、なんでそんな話を私たちしたのかを戦士を尋ねると、戦士はなんとなく伝えておくべきだと思ったと話し別れる。

そして関所の町に戻ると入国審査が終わっており、ついに帝国領に入ります。

◆次回に続く◆

【葬送のフリーレン】第118話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年12月6日発売の週刊少年サンデー2.3号に掲載の【葬送のフリーレン】第118話「フィアラトール」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第118話「フィアラトール」ネタバレあらすじ

グラオザームの精神魔法によって幻影の中に入れられたヒンメルとフリーレン。

そんな二人にとどめを刺そうとしたグラオザーム。

しかしそこに女神の加護によって幻影の中に入らなかったハイター。

すぐにヒンメルを呼び起こそうとしますがおきません。

グラオザームは自分の魔法が利かなかった僧侶は初めて見たと驚いています。

しかしハイターが目覚めていても戦況は変わらないとグラオザームもハイターも感じている。

そして別の場所ではアイゼンとリヴァーレと戦っています。

アイゼンの攻撃はリヴァーレに効かずアイゼンは攻めあぐねています。

一方ハイターはヒンメルとフリーレンを守りながらグラオザームの攻撃をかわしています。

ヒンメルは幻覚の中の式場でフリーレンと結婚式を挙げている途中、誓いにキスの場面でヒンメルはフリーレンに「打開策はあるんだろ？」と尋ねます。

フリーレンは私たちは精神魔法にかけられていて、私にはどうすることもできないと話す。

しかし私にはとフリーレンはいい、ヒンメルにはできると話を続ける。

ヒンメルは幻影の中でも体を動かせることができるといい、少しの違和感を感じながらグラオザームに対して剣を抜き攻撃を仕掛ける。

グラオザームはまだ明らかに幻影の中にいるはずのヒンメルなのになぜ攻撃できると動揺しており、ヒンメルの攻撃によって追いつめられる。

フリーレンはまだ幻影の中から出られず、何の五感も働かず、普段から魔力探知に頼りすぎているせいで、ヒンメルのような研ぎ澄まされるものに対して油断してしまうと感じている。

グラオザームはヒンメルに対してさらに深い幻影に引きずり込むためにさらに精神魔法をかけようとするが、その違和感を察したヒンメルはグラオザームの位置を核心的にとらえて剣でグラオザームの腕を切り落とす。

その瞬間、ヒンメルとフリーレンにかけられていた精神魔法は解き放たれる。

ヒンメルは精神魔法をかけられていたおかげで剣を操っていたもう一人の魔族の位置も確認していた。

そして目覚めたフリーレンに対して女神の石碑に走れと指示するヒンメル。

フリーレンは女神の石碑に向かって「フィアラトール」の呪文を唱える。

グラオザームはやられながらもヒンメルに対して手段を択ばず戦うことを告げるとそこへソリテールが「もうここまでよ」と戦う理由がなくなったことを話し出す。

しかしヒンメルは君たちのような危険な魔族を未来に残すことができないとここでけりをつけると言い出します。

しかしソリテールはそんなことをしたら私はとことん暴れて歴史が変わるほど暴れたおすと言い出し、フリーレンのいるはずの未来もなくなると言い出す。

ヒンメルはここで倒すのはあきらめてソリテールに対して「失せろ」といいます。

するとソリテールとグラオザームはその場から消え去りました。

ヒンメルはまだ戦っているアイゼンに「もう足止めはいい」と戦闘をやめるように言います。

リヴァーレはアイゼンとの戦いを楽しんでおり、アイゼンに対して背を向けて戦いをやめるのかと尋ねる。

アイゼンはリヴァーレに対して「お前は私より強い、しかし恐れを知らない戦士はいつか死ぬ」といい、アイゼンは斧を振りかぶって「閃天撃」をリヴァーレの顔にくらわす。

先ほど硬くて聞かなかったアイゼンの攻撃ですが今回の攻撃でリヴァーレの顔に傷がつきます。

アイゼンはリーダーの退却命令だといいその場から離れる。

リヴァーレも見事な攻撃だったとアイゼンをたたえて戦えて楽しかったといいその場を離れる。

グラオザームはソリテールに助かったとお礼を言っている。

ソリテールはグラオザームに対して「あれほど恐怖と殺意をむき出しにするなって君らしくない」とグラオザームをなだめています。

ソリテールはグラオザームに「それでも何か収穫はあったんでしょ？」と聞きたそうにしています。

【葬送のフリーレン】第117話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年11月15日発売の週刊少年サンデー51号に掲載の【葬送のフリーレン】第117話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第117話「奇跡の幻影」ネタバレあらすじ

ツォルトが女神の石碑を監視していたとのことで、ツォルトからの報告が途絶えたという事実から、グラオザームは時空干渉が起きたと推測しています。

さらに、80年後の未来から何者かの意識がこの時代まで逆行してきたことも彼は理解しています。

グラオザームはこれが全知のシュラハトの計画の一部だと考えているかどうかをソリテールに尋ねますが、ソリテールは未来を何万何億回と見てきたような存在の崇高な考えは理解できないと答えます。

ソリテールは「だから今まで通り私たちは好きなように踊ればいい、彼の掌の上で」と言い、グラオザームもそれに同意します。

グラオザームはフリーレンから未来の記憶を奪い、さらに始末することも可能なようです。

その時、トートが「リヴァちゃん、どう思う？」と、リヴァーレを愛称で呼びながら尋ねます。

リヴァーレは戦うことが好きで、複雑な話は若者たちに任せると言い、話し合いには参加しません。

トートはグラオザームを「グラちゃん」と呼び、この馬鹿馬鹿しい話から抜け出すと言います。

トートにとっては、魔王のためや魔族の存亡といったことはどうでもよく、魔法の探求と明日の食事に困らなければそれでいいと言います。

さらに、現在は三割程度ですが、後百年もすればトートの「呪い」がこの星を覆い尽くすとのことです。

「呪い」が具体的に何を指すのか、また覆い尽くすとはどういう状況を指すのかは現状では不明です。

しかし、トートは戦闘が得意ではなく、死にたくないため、ひっそりと生活を続けるつもりのようです。

トートは本当にどこかに去ってしまい、グラオザームはソリテールに対して「貴方まで帰るとは言いませんよね」と釘を刺します。

ソリテールは戦いには参加するようですが、陰から全力で支援するだけで、直接戦闘には関与しないようです。

ソリテールは「分の悪い戦いでは素顔は晒さない、長生きする秘訣なの、卑怯とは言わないよね」とグラオザームに言います。

そして、ソリテールはグラオザームが強力な精神魔法で姿形を欺いていて、素顔を晒していないことを指摘します。

ソリテールとグラオザームの間で言い争いが起こりますが、結局はリヴァーレが先陣を切り、話は落ち着きます。

リヴァーレは自分を「老いぼれ」と呼び、長生きの秘訣などは必要なく、全霊を以って現在（戦場）を踊るだけだと二人に伝えます。

一方、ヒンメル一行は女神の石碑のある場所に戻ってきています。

ヒンメルが休憩しようと提案しますが、フリーレンは強大な魔力の反応に気づきます。

しかし、フリーレンの予想よりも遥かに早く、魔力の反応は近づいてきます。

アイゼンはフリーレンの言葉に反応し、斧を構えますが、突如リヴァーレが襲い掛かります。

アイゼンはとっさに斧でリヴァーレの攻撃を防ぎますが、崖から落ちる寸前まで押し込まれてしまいます。

一方、フリーレンはさらにもう一人、潜んでいる魔族に気づき、ヒンメルたちに警戒を呼びかけます。

その時、ソリテールが剣のような武器を取り出し、ヒンメルたちを牽制します。

アイゼンはリヴァーレとの戦いを引き受け、フリーレンを女神の石碑まで連れて行くようヒンメルに指示します。

ヒンメルたちはアイゼンの言葉に従い、先に進むことにします。

リヴァーレはアイゼンの戦闘能力を称賛し、自分の拳を止められたのは一世紀ぶりだと言います。

そして、自分は大魔族リヴァーレ、戦士であり、人類が定めた魔族の分類によれば「将軍」ということになると自己紹介します。

彼は戦士の戦いには肩書きなど不要だと言い、アイゼンにも同じように名乗るよう促します。アイゼンは「戦士アイゼン」と短く答えます。

リヴァーレはアイゼンのことを知っているようで、彼を人類で最も強い戦士と評価します。

アイゼンが斧を武器として使うことを確認すると、リヴァーレも魔法で斧を出し、斧で戦うことを提案します。

そして、「誇りに思え、お前の目の前に立ちはだかるのは、魔族最強の戦士だ」と言い、アイゼンに斧を構えます。

ヒンメルたちは先に進み、ソリテールの剣のような武器の攻撃を何とか避けながら、女神の石碑を目指しています。

フリーレンは剣のような武器から、攻撃しているのがソリテールだと理解しているようですが、大魔族級の相手二人と遭遇するとは思ってもいませんでした。

魔力探知では二人だけですが、フリーレンは直感で他の魔族がいることを感じているようです。

その後、ヒンメルたちが走り抜けた場所に、突如としてグラオザームが現れます。

しかし、グラオザームが突然現れたわけではなく、どうやら最初からそこに立っていたようで、ただフリーレンたちが彼を認識できなかっただけのようです。

グラオザームが「楽園へと導く魔法（アンシレーシエラ）」という精神魔法を発動すると、全員がグラオザームの深い幻影に捕らわれ、その場に倒れてしまいます。

ヒンメルが目を覚ますと、すでに魔王は倒され、平和な世界が取り戻されていました。

最初は違和感を覚えるヒンメルでしたが、すぐに魔王を倒し平和を取り戻したことに納得します。

しかし、ヒンメルの様子がおかしいことから、アイゼンは「緊張するのも無理はない」と言います。

ここで、ヒンメルが正装をしていることに気づきます。ハイターとアイゼンも同様に正装をしています。

そして、ハイターは「花嫁を待たせるのは良くないですよ」とヒンメルに言いますが、ヒンメルは何を言っているのか理解できず、戸惑います。

フリーレンが花嫁姿で現れ、ヒンメルはその状況に驚きます。

これはグラオザームの「楽園へと導く魔法（アンシレーシエラ）」が見せる幻影で、グラオザームの魔法は、たとえそれが叶わないと諦めた幸せな夢であっても、それを実現する力があるようです。

このままでは、ヒンメルたちはグラオザームの魔法に囚われ、安らかな眠りにつき、おそらくは死んでしまう可能性があります。

しかし、脱出する方法があるかどうかは、現時点では不明です。

◆次回に続く◆

【葬送のフリーレン 最新話】第116話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年11月1日発売の週刊少年サンデー50号に掲載の【葬送のフリーレン】第116話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第116話「帰還の魔法」ネタバレあらすじ

村長に家の本棚で遂に女神の石碑についての情報を入手する事ができた勇者一行。

女神の石碑について書かれている本には、「聖典の時巡りの鳥の章に、帰還の為の魔法の名前が書いてある」ようだ。

しかしその魔法を使えば簡単に帰還できる話ではないとハイターは話す。

そもそも聖典の書には女神の魔法は書いていない様で、聖典の書内には神話の物語と女神の戒律が書いてあり、それ自体が長大な暗号になっているという。

しかしその暗号の解読は難しく、特に帰還の魔法を解読するには20～30年近くかかると言われている。

そして何よりも問題なのが時巡りの鳥の章の魔法は空白の章と言われており、聖典がもたらされて1500年、今まで時巡りの鳥の章から女神の魔法が見つかったことが無いとハイターは付け加える。

フリーレンは流石にそこまで解読に時間をかける事ができないと話、元のいた時代に戻りたいと話す。

ヒンメルは魔王を倒した後に期間方法を調べようと言い出しす。

ハイターはそれでは遅いというがヒンメルはフリーレンに元の世界にいた時に女神の石碑に何か文字が刻まれていなかったか？と尋ねる。

フリーレンは元の世界で女神の石碑に調べた時を思い出し、「フィアラトール」と書かれていたことを思い出す。

フリーレンはヒンメルに石碑に書いてあった文字を言おうとした時、ヒンメルは言わなくていい、それがフリーレンを未来に返すための魔法の名前だと話す。

ハイターが魔法を発動させるには女神の石碑に触れた状態で魔法を唱えなければならないと帰還できないと本に書いてあるという事で、再び女神の石碑があった場所にもどる。

その頃女神の石碑の場所に一人の魔族ソリテールが現れる。

石碑を見ながら天地創造の女神まで魔族は相手にしなければいけないのか？

そういいながら未来の自分はどうなっているのかとフリーレンに話しかける様に石碑に向かって話しかけている。

その場には他の魔族、リヴァーレ、グラオザーム、トートががいる。

魔族の目的はフリーレンから未来の情報をもらい、その場でフリーレンを始末する目的なようだ。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン】第115話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年10月18日発売の週刊少年サンデー47号に掲載の【葬送のフリーレン】第115話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第115話「親友」ネタバレあらすじ

ドワーフのキーゼルが以前住んでいた村へやってきた勇者一行ですがそこには犬の形をした、魔獣がたくさんいました。

ヒンメルとハイターはフリーレンとアイゼンを抱えて魔獣から逃げています。

ハイターは魔物の巣窟とはいっても限度があると怒っています。

ヒンメルは口を動かすより足を動かせとハイターに忠告しています。

するとフリーレンが上空から竜接近と忠告します。

竜はいきなりアイゼンを咥えて上空へ舞い上がりポイッと吐き捨てました。

3人は呆然としましたがあの程度の高さならアイゼンなら無傷だと開き直っています。

それよりも自分たちの方が大変だと何か対策を練らねばとハイターは言っていますがヒンメルはとりあえず退散だと逃げていきます。

そして竜に吐き捨てられたアイゼンの落下地点に行った3人は何とか魔物から逃れアイゼンと合流しました。

アイゼンはもちろん無傷ではありました。

アイゼンはこの村の攻略はどうも正面突破はは無理そうだと結論していると皆もそう思うとこっそり村に入ることに決めました。

旅の最初の頃を思い出すとヒンメルは言うと、フリーレンは皆最初は単純な罠にすぐに引っかかっていたなと思いだす。

ヒンメルはそれを君が言うなとあきれています。

キーゼルから受け取っと村の見取り図を頭に叩き込んで魔獣の目視に引っ掛からないように村の中心に入っていきます。

そして村長に家に着いた頃、上空から竜が現れました。

急いで建物の中に隠れる勇者一行ですが、ヒンメル＆ハイター、フリーレン＆アイゼンの二手に分かれてしまいました。

竜は村長の家の前に居座っています。

ハイターは隠れながら二人と別れたことによって二人は竜に対して強行突破する可能性があると心配しています。

ヒンメルもその心配はしていますがその時はその時だとマイペース。

それより今隠れているこの建物について気になっています。

孤児院と同じつくりをしていて懐かしがっています。

ヒンメルはハイターの孤児院時代については無しながら勇者になることを決意したことを思い出しています。

ハイターは過去について謝りたいことがあるとヒンメルに話します。

ヒンメルが勇者になるといった時、ハイターはなれるはずがないと言ってしまったことについて謝っています。

あの時ヒンメルを信じてあげなければいけなかったと後悔していることを親友として恥じてます。

しかしヒンメルはハイターに君が信じてくれていなければ自分はここまで来ていなかったことを話し出します。

そして今は信じてくれることを確かめると外でフリーレンたちが案の定、強行突破をし始めた音が聞こえだします。

そしてヒンメルとハイターはフリーレンたちに加勢しに行きます。

竜を倒し村長の家の本棚を皆で探し、女神の石碑についての情報を探します。

また無収穫と思った時にフリーレンは女神の石碑についての情報を見つけます。

ヒンメルはやっと冒険らしくなってきたと微笑みます。

【葬送のフリーレン 最新話】第114話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年9月13日発売の週刊少年サンデー44号に掲載の【葬送のフリーレン】第113話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第114話「勇者の剣」ネタバレあらすじ

廃墟となった街の移籍を探索している勇者一行だがなかなか新情報が見当たらない。

ハイターはあきらめかけているがヒンメルはここへ来たことは無駄ではないと言っている。

ここに来ることで皇獄竜を倒し、またこの地方が平和になった。

無駄ではなかったとヒンメルは言っている。

ヒンメルは次の集落に向かおうかと言っているとフリーレンがいないのに気づく。

フリーレンはまたミミックにかじられていた。

次の集落は比較的新しい集落だった。

住人に聞くと女神の石碑について聞いても何の情報もないと言っている。

しかし鍛冶屋をやっているドワーフのキーゼルという人物なら何か知っているかもしれないと紹介してもらう。

キーゼルに出会うとヒンメルは話しかけ、ヒンメルの噂は聞いていると話す。

フリーレンはキーゼルに女神の石碑についてっ聞いてみると解らないというが、昔住んでいた村の村長の家に女神の石碑の文献をいくつか見たことがあると話す。

その村はどこにあるのかと尋ねるとキーゼフはヒンメルの腰の剣を見せてくれと言い出す。

キーゼルは勇者の剣を一目見たいと言い出しヒンメルは快く了承する。

キーゼルは「やはりそうか」とすぐに偽物だと気づく。

この剣は昔、帝都の商人に頼まれて作った物だと語りだし、どこで手に入れたかと聞くと中央諸国の辺境の村で行商人に魔物退治のお礼に貰ったとヒンメルは話す。

キーゼルはこの剣よりヒンメルにふさわしい剣はいくらでもあると言って奥から新しい剣を持ってこようとするとヒンメルはそれを断る。

キーゼルはこんな模造品を勇者が使ってるなんて申し訳ないと言っているが、ヒンメルはこの剣はれっきとした俺の相棒だと言い出す。

キーゼルはその言葉を理解し、切れ味が落ちている剣を研ぎなおしヒンメルに返した。

キーゼルは以前住んでいた村の場所をヒンメルに説明た。

そして勇者一行は次の村へ、そこには犬のような大きな魔獣が待ち構えていた。

◆次回につづく◆

【葬送のフリーレン】第113話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年9月13日発売の週刊少年サンデー44号に掲載の【葬送のフリーレン】第113話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第113話「皇獄竜」ネタバレあらすじ

【葬送のフリーレン】第112話「ネタバレ＆感想＆考察」

※2023年9月13日発売の週刊少年サンデー42号に掲載の【葬送のフリーレン】第112話のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。

【葬送のフリーレン】第112話「信頼」ネタバレあらすじ

ヒンメル率いる勇者一行はフリーレンが元の世界（未来）にもどれる手掛かりを町で探しているがなかなか見つからない。

そして森の中で野宿をしながら女神様の石碑に関す情報はなかったと話している。

フリーレンは皆に謝っているがヒンメルはこういうのが楽しいと言い、ハイターはヒンメルに対して「寄り道が大好きだから」と話している。

ハイターは女神像についてこんなに情報が無いとなると神話の時代の産物だとアイゼンと共に悩んでいます。

ヒンメルがせめて文献でも残っていたならと考えているとハイターは文献がおいてそうな場所を思い出している。

フリーレンは文献は紙が多いから紙の寿命は短く管理が難しく管理が甘いと腐ってしまい読めなくなると困っている。

アイゼンは本が腐るってそんな経験したことがないとエルフの寿命の長さに恐れをなしている…。

するとハイターは修道院に何か残っているかもしれないと言い、修道士の修行の一環として写本かあることを思い出した。

もし古い書物を書き写して残しておけばいい状態で保管できているかもしれないと考えました。

そこで修道院がどこにあるのかを町の教会で尋ねると教会の牧師さんはちょっと変わったところにあると説明しだしました。

ハイターは困難な場所にあるという修道院に女神像があるように神様に祈ってます。

修道院がある場所はまさしく困難な場所だった。

ヒンメルはフリーレンに飛んでいけないかと聞くと「人に見られるといけない」と歩いてあそこまでいかなくてはいけないことを悟りましたが、ヒンメルは昇りがいがあると楽しみそうです。

ほかのメンバーは困難な場所にある修道院に行くのが大変だと思っているがヒンメルは本当に楽しそうです。

フリーレンがハイターに「ヒンメルは昔からあんなの？」と聞くと、ハイターは「ヒンメルは昔からまっすぐな少年で私が無理だということを片っ端から実現した」と話します。

ハイターはだからヒンメルが魔王を倒すと言っていることをもしかしたら実現するのではとも思っていると話します。

だからハイターは自分自身を信じることはできませんがヒンメルを信じることはできると言っています。

一行は修道院に着きましたがそこには文献らしきものもありませんでした。

皆は疲れ果てていますがヒンメルは「よし、次行こう！」と前向き発言をしています。

ほかのメンバーはあきれています。

◆次回に続く◆