ブルージャイアントエクスプローラー最新話 第30話ネタバレ＆感想＆考察

ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。

現在アメリカ編「ブルージャイアント　エクスプローラー」がビックコミックにて連載中です。

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2021.07.26

ブルージャイアント　エクスプローラー第30話「SONRISAS」

はじめてのL.A.でのライブをダイ自身が成功と位置付けて、２度目、３度目とライブハウスで単独ライブをすることになったダイ。

話は３度目にライブをしているところから始まります。

ライブハウス「THE ORANGE」のオーナーがダイのライブを見ながら考えている。

ライブハウスオーナー「今夜で３度目のライブ。客も４０人まで増えては来ている。リピーターも多くみられる。演奏も変化を加えているステージだ。しかし毎回見ているととても疲れる。だが飽きない。しかし現在の客数がマックスだと思う。ステージもこれ以上は大きなマスに繋がる予感は今のところない…。ジャズは難しい…。」

ライブハウスオーナーの隣で一人の男性がじっとダイのステージを見ている。

ダイは全力のステージでステージで倒れ込んでいる。

ダイ（また、倒れ込んでしまった…パフォーマンスでもなく全力で吹いて出し切ると経ってられない…‼アメリカに来て２か月こんなに出し切って持つのか？）

ライブハウスのカウンターで他の店の店員が話している

客「お前のジャズバーでオファー出すのか？」

他店のオーナー「いや、L.A.じゃ商売にならないよ、彼は。」

客「やっぱり…オレも同感さ。」

ダイとジェイソンはライブハウスのオーナーと話をしている

店側からは４度目のオファーは無かったようで、オーナーはダイ達に次はどこへ行くと聞いている。

ジェイソンは「さらに南下する。」と答えて店を出た。

先ほどのライブでオーナーの隣でダイのステージをじっと見ていた男性がダイ達を待ち構えていた。

男性「ライブ感動して、アナタと話したくてここで待っていました。アナタとどうしても話したくて‼」

突然の訪問者にジェイソンはダイは疲れているから話すのは無理と断っていましたが男性の強いプッシュにダイはご飯を食べながら話をしようと受け入れました。

この男性はコロンビア出身のダンサー貧しいスラム街で育ったようで、それでもダンスでお金を稼ぐという気持ちでL.A.に来たがここでも仕事が無く、オーディション受からない現実の時にすごいパフォーマーがいるという事で、ダイの事を見に来たようです。

そういった話を聞いてダイは勇気をもらったようで、まだまだ頑張らなくてはいけないと思ったようで男性のそう伝えると、

男性は「頑張っているじゃないですか、とても。アナタの全力の姿、自分の全てを捧げて吹いている姿に僕は胸を打たれたんだ。」

男性のこの言葉にジェイソンもうなずく

男性「全力でやっているのにそれ以上どう頑張るつもりですか？アナタのやっていることは凄いよ。大丈夫、神様が見ている。」

そう言われたダイは戸惑いながらも立ち上がりちょっとトイレに行ってくるといって席を外しました。

トイレでダイは鏡で自分の顔を見ながら「大丈夫だってさ…。」「泣くなよ。」と言いながらこらえきれず涙が溢れてきて止まらない様子でした。

ダイが席に戻ると男性はダイ達にダンスを見てもらいたいと店の駐車場へ誘います。

そこではまるで飛んでいるようなダンスを披露されるダイとジェイソン。

ダンス終了後、男性は「私の名前はカルロス・エスカンドン」と名乗り、ダイに対して「アナタに出会えて本当に良かった。」といって別れました。

ダイは最高の出会いをしたと思いながら帰っていきました。

ブルージャイアント　エクスプローラー第30話の感想

ダイは着々とL.A.でライブをこなし客を増やしていたのですが、ダイ自身も感じていたんであろう、自分の演奏よりもやはりL.A.での商売的な問題に限界を感じていたんでしょう。

その部分はライブハウスのオーナーが感じ取っていた部分「演者としては満足できるが、ここまでのステージを出しても、L.A.では商売的にこれ以上の上積みが考えられない。」ほかの店のオーナーも同じような事を考えていたようです。

そういった点からダイ自身は自分の演奏にも少し不安があったんだと思います。

ライブ終了後にダイを待ち構えていた男性（カルロス・エスカンドン）に話しかけられ、話をすることで、ダイ自身が最高のステージを限界まで頑張ってやっていることを理解してくれる人がいると判ったことでうれしさがこみあげてきたんだと思います。

そういった人物と出会っては別れ繰り返しダイ自身が成長して行ってるのだと思わせる回でした。

ブルージャイアント　エクスプローラー第31話　考察

次回の以降の考察となるとダイとジェイソンはL.A.を離れる流れになっていくと思われます。

次の目的地は更に南下という事で、サンディエゴに行くのではないかと思われます。

L.A.ではダイ自身の実力は認めてもらえているが、商業的には受け入れられないといった逆風に合いましたが次の街では、更に成功することを期待したいですね。

次号が楽しみです！

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