ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。
現在アメリカ編「ブルージャイアント エクスプローラー」がビックコミックにて連載中です。
👇前回の話
ブルージャイアント エクスプローラー第17話「THE WHEEL」
※2021年1月25日発売の3号に掲載された話です。
第17話「THE WHEEL」
※今回の話はセリフがありませんでした。
セリフがないのでどのような状況かをお届けします。
ダイはオレゴン州からカリフォルニア州に向かうために、スーパーマーケットで買い物をしています。
カートを押して、車の芳香剤を匂ぎ、カートに入れます。
カートには芳香剤、薪、コーラ、水のタンク、ロードマップが入っています。
ダイが車に荷物を積み込み出発しようと運転席に座り、買っていたロードマップにシアトルからポートランドまでの走った道のりをペンで線を引いています。
そして、車を走らせポートランドの街を出ていき、「ポートランの看板」に向かって車から手を出し「バイバイ」と手を振ってポートランドを後にしました。
街を出てしばらく進むと、ヒッチハイクをしている男性がおり、それに気付くダイ。
その男性が、ポートランドに来た時に乗せてきた「ジェイソン」でした。
ジェイソンもダイに気付き手を振る。
しかしダイはムスっとした顔をして通り過ぎるがジェイソンはダイの車を追いかける。
結局ダイはジェイソンを乗せてポートランドを後にした。
※ここからはほとんどジェスチャーのようなやり取りをダイとジェイソンが行っています。
ダイはジェイソンにスケボーはどうだったと訪ねると、ジェイソンは親指を上げてOKサインを出しました。
ジェイソンもダイにサックスはどうだった?訪ねると、ダイも運転しながら右手の親指を上げOKサインを出しました。
ジェイソンはダイがポートランドでサックスが成功したのを信じられないと言った表情でした。
車を進めて行くとダイはカーステレオのラジオをつけ始めました。
FM89.1を付けて音楽を聴いてみるとJAZZが聞こえてきました。
ジェイソンがカーステレオにブルートゥースがついてるのを気付くと自分のスマートフォンで音楽をかけだしました。(メガデスのAngry Againかな)
メガデスの爆音に不機嫌になるダイですがジェイソンは大喜び!
ジェイソンは音楽は俺に任せてダイは運転に集中しろと言っている。
しばらくするとジェイソンは音楽を変える(U2のI Still Haven’t Found Want I’m Looking For)。
この曲はダイも気に入ったのか上機嫌で運転をしている。
ハイウェイを走行中、給油の為にガソリンスタンドに立ち寄る。
ダイが昼食を買いだしているうちにジェイソンはガソリン給油をしている。
ダイはジェイソンにチーズバーガーを渡し、ジェイソンの運転で再出発する。
ジェイソンの運転で次の街へと進んでいくと時間はPM5:50をさしている。
ダイはジェイソンのハイウェイを降りる様に頼む。
そして牧場が見える丘の上で車を止めるとダイは日課であるサックスの練習を始める。
ジェイソンは立ちションをしていると、ダイのサックスの音が聞こえだしてハッとする。
初めて聴くダイのサックスに驚き、ダイが言っていたサックスで世界一になりたいという意味が分かった気がする表情をしている。
ダイのサックスの練習が終わり、PM11:05に再び車に乗り込み次の目的地に向かい出発する。
ジェイソンの運転で進んでいく。
今度はダイの選曲が始まり、『矢沢永吉や島津亜矢やブルーハーツや和田アキ子』の曲が流れている。
そして、ダイとジェイソンが運転を変わると選曲もガラッと変わりBon Joviが流れ、二人ともノリノリの車中を過ごす。
そして車中にイーグルスのホテルカルフォルニナが流れている頃、道路標識に次の目的地『San Francisco』の文字が現れる。
少し引き締まった表情のダイにジェイソンは次の曲としてJohn Coltraneのmy favorite thingsのアルバムを選曲する。
二人の乗って車はJAZZを響かせながらサンフランシスコへ向かっていく。
◆次号につづく◆
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ブルージャイアント エクスプローラー第17話の感想
今回のブルージャイアントはセリフなしの回になっていました。
ポートランドを出発したダイが出会ったのがお約束通りのジェイソンでしたね。
ジェイソンと気が合わないダイでしたが、そんなのお構いなしのジェイソンが半ば強引に乗り込んできましたね。
二人のやり取りがセリフが無くても面白かったです。
そんなジェイソンですが、ダイのサックスの練習を見た時にダイの評価が変わった場面が今回の話しで一番良かったですね。
ジェイソンがダイを認めた瞬間でしたね。
そこからは二人の仲が一気に縮まった車中で次の街に向かう表現が良かったです。
今回、車中で流していた曲もバラエティー豊かな曲でしたね。
特にダイのスマホから流される曲はまとまりが無かったですね…。
次回はサンフランシスコ編が始まるようなので楽しみです。
ブルージャイアント エクスプローラー第18話 考察
前回の考察でラスベガスに行くのかなと思いましたがサンフランシスコだったのですね。
一気に南下していきましたね。
次の街ではライブをたくさんして欲しいという気持ちがありますね。
ダイが一回り大きくなって演奏していくところが見たいですね。
そういう意味もあって、サンフランシスコでは少し大物と接する機会があるのではないでしょうか。
サンフランシスコはJAZZの歴史の深い街です。
そしてサンフランシスコではダイにはジャズフェスティバルに参加してほしいですね。
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