ブルージャイアントは漫画家「石塚真一」さんの作品で、2013年から連載が開始された宮本大という少年がジャズサックスに目覚め、サックスプレイヤーとして成長していく様子を描いた作品です。
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👇前回の話
ブルージャイアント エクスプローラー第24話「GENTLE WIND」
※2021年5月10日発売の10号に掲載された話です。
第24話「GENTLE WIND」
サンフランシスコでの最後のライブをJAZZ T-TANKで終え、ステージ上から観客にお礼を言っているダイ
アレックスの友達たちも大満足で声援を送っている
ダイがバンドメンバーの紹介MCをしている
ダイ「オンピアノ、ルイス・ギルモア」
アレックスの友達【テッド】「ジャズってこんな感じなんだ」
アレックスの友達【マイケル】「ロックとかよりハゲしくないか?」
アレックスの友達【ダニエル】「オレ…なんか胸がすく感じっていうか…」
アレックスの友達【レイ】「分かるよ、ダニエル。その気持ちはオレら全員きっと同じさ。オレらの仲間がステージに立っている驚き以上に、アジア系の奴がジャズやって成立していることにおどろいてるんだよ。」
ダイ「オン、ドラムス‼アレックス・リュウ‼」
アレックスの友達たちが声援を送っている
アレックス(ドラムを叩いて涙が出るなんて、初めてだ…コントロールできない涙…こんなにもエモーショナルな音楽だったのか…。)
ダイ「いいプレーだった。でも、まだまだヘタだ。」
アレックスが涙を流しながら頷いている
デレク「そして、テナーサックスはダイ・ミヤモト」
ダイ「ありがとう」
デレクにお礼を言うダイ
ライブが終わり控室でサックスを片付けているダイに地元紙の記者が再びインタビューを申し込まれる
記者「失礼します」
ダイ「さっきの記者さん…」
記者「インタビュー、あと20分ほどいいかしら?」
ダイ「ハイ。着替えたらすぐに行きます。」
場面が変わってJAZZ T-TANKの前でアレックスが出てくるのを待っているアレックスの友達たち
アレックスを称賛する友達たち
アレックス「来てくれてありがとうな。」
レイ「次はどこでやるんだ?」
マイケル「お前、音楽だけでやっていくんだろ?」
アレックス「オレはもっと練習しないと。」
場面が変わって記者のインタビューを受けているダイ
記者「今夜の感想ですが、素晴らしいライブだと思いました。」
ダイ「どうもありがとうございます。」
記者「アナタご自身は、今夜のライブにどんな感想を持ちましたか?」
ダイ「数日間だけどサンフランシスコにいて、人も文化もとても多様街だとおもったんです。」
ダイ「だからこそサンフランシスコでは、音楽にもメンバーにも、多様さを出せたらなと思って、ステージに立ちました。」
ダイ「サンフランシスコでやるべきライブ、それは達成できたと思います。」
記者「なるほど。私の具体的な感想と質問を言っても?」
ダイ「お願いします。」
記者「私が素晴らしいと思ったのは、あなたのプレーです。でも、ほかのプレーヤーとは明らかな差を感じました。つまり、メンバーが違うんじゃないかと思います。」
ダイ「『違う』…と言うと?」
記者「あれだけ力量に差があるのはユニットとしては弱く感じますし、安定感に欠ける気がします。」「あなたはこの街を出て、また同じことを繰り返すんですね?」
ダイ「メンバーが変わるので同じことになりませんが、はい、行く先の人と音楽をやるつもりです。」
記者「私は、アナタのスタイルはもうこれ以上続けても仕方がないと思います。アナタはベストメンバーをあつめるべきではないでしょうか?」
ダイは少し考えています
ダイ「…これが、質問の答えになるかわからないけど…僕はサックスを一人で始めました。その時、ボクはジャズをする人間が一人増えたと思ったけど、日本人が1人増えたとは思わなかったし、今でも思っていません。」
記者はダイの答えを理解していない様子
ダイ「きっとアナタの質問の答えにはなっていないから、アナタの質問は旅の課題にします。ただ、1人でも始めて1でも辞める。それが音楽だと思っています。」
場面が変わってダイがサンフランシスコの川沿いでサックスの練習をしているおr、ジェイソンは車の中で寝ころびながらダイを見ている。
ジェイソン(明日は出発だってのに、いつもより練習長くねえか?なんか…嫌な事でもあったのかね……あ~眠い。)
翌朝、車でホテルを出発するジェイソンとダイ
ジェイソンが車を運転しているところに大が話しかける
ダイ「なあ、ジェイソン」
ジェイソン「Yes」
ダイ「ずっとついてくる気か?」
ジェイソン「オレも南下したいんだ。でも、ただ南下するよりは、エージェントやってた方が面白いからな。ついていってやるよ。」
ダイ「うーーん…筋金入りに憎めないやつだな。」
車の調子がきゅうにわるくなった
ジェイソン「え⁉おい!どうした⁉」
ダイ「ナニナニ⁉どうしたマイカー⁉」
ボンネットを開けるダイとジェイソン
ジェイソン「ダイ、お前車詳しい⁉」
ダイ「やあ~~、スタンドで働いてたけど、オイル交換とか基本的な事ばっかで…ジェイソンは?」
ジェイソン「まったくわかんねえ‼」
ダイ「あちゃ~」
ジェイソン「全くわかんねえけど、こういう時はキャブレターだって相場は決まって…」
エンジン部分を素手で触ろうとするジェイソン
ジェイソン「アッチ‼つか、キャブってどこだ⁉」
ダイ「オレはね、スパークプラグだと思うんだな、分からねえけど。」
車のボンネットをあけてガヤガヤしていると男性が近づいてきた
通行人A「どうかしちゃったかい?」
ジェイソン「走ってたら急にエンジンが止まっちゃってね、理由がわからないんだ。」
通行人A「見ても?」
ジェイソン「頼むよ。」
通行人が車の状態を見てくれているとどんどん人が集まり数人で車を治してくれている状態をダイは遠目でみている。
ダイ(若い人だけど…すごく優しいな…)
ふとジェイソンの方を見るダイ
ダイ(「申し訳ない」感は全くない…むしろやってもらって普通みたいな感じだな)
するとダイの横を子猫が通り過ぎて車の下に入り込んだ。それを確認したダイは車の下をのぞき込むとそこには子猫がおらず、車の中に入り込んだと大騒ぎになりますます人が集まってきた。
その後、皆で猫を救出することななりなぜか周りは楽しそうな人だかりができる。
そして猫も捕まえたあとは車もなおっていた。
通行人A「これで大丈夫」
ジェイソン「ひゃっほーい!」「ありがとう」
車を治してくれた通行人にお礼を言うジェイソン
通行人「ノープロブレム」
ダイ「え?ジェイソンそんだけ⁉お礼とかは?」(この国ってのは…)
ダイは真っ黒な手になって車を治してくれた人をみつめてお辞儀をしている
ダイ「Thank Thank you very much!」
ジェイソン「出発するぞダイ‼」
◆次号につづく◆
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