「メインストーリー第1部 最終章 前編」の告知とともに新しく登場するウマ娘のビジュアルが公開されました。
まだプロフィールが明らかになっていないため、髪色や耳飾り、ヘアピンなどの配色やキャッチコピーからモチーフとなった競走馬を予想しました。
その結果、個人的にはおそらくアグネスワールドではないかと思われるようになったので、その理由ともしもアグネスワールドだったらどうなるかについての考察を紹介してみます。
【ウマ娘】アグネスワールドが実装?
次々と新ウマ娘の登場が発表されていますが、また新たなウマ娘が公開されました。
今回公開されたのはビジュアルのみでプロフィールは不明。
明るい茶色の髪のボブカットに、赤い波形のヘアピンをつけた、太眉が可愛いウマ娘です。
流星は前髪の一部が跳ね上がって、くの字のような形状になっています。
右耳にボタニカル風耳飾りと黄色いポイントのある羽根のようなアクセサリーがあることからモチーフは牡馬。
公式サイトのキャラクター一覧の立ち絵だけでなく、3月18日に公開される「メインストーリー第1部 最終章 前編」の告知ムービーでは動く姿が確認でき、表情豊かでユニークなキャラクターでありそうな様子が「遅れてやってきた秘密兵器」というキャッチコピーとともに紹介されていました。
これらの情報をもとに、どの競走馬が新ウマ娘のモチーフなのかSNSでは推測が飛び交っています最終章前編の主人公がスペシャルウィークであることから同世代の競走馬のうち、主にアグネスワールドかエアジハード、あるいはウイングアローかで意見が分かれており、とくにアグネスワールドかエアジハードのどちらかが有力なようです。
アクセサリーの羽根が馬名のエアを思わせ、メンコの黄色も一致、髪色が明るい茶色であることから栗毛のエアジハードの可能性もありますが、新ウマ娘はメンコを表す耳カバーなどをつけていない点が気になります。
一方、アグネスワールドは耳飾りやアクセサリーの関連性は低いものの、黄色、赤が勝負服に含まれ、メンコは使用していなかったこと、何より流星の形がほぼ一致することからより可能性が高そうです。
アグネスワールドは1995年アメリカ生まれの外国産馬で、スペシャルウィークとは同世代。
半兄に大型馬・ヒシアケボノがおり、アグネスワールドも大柄でした。
カーブを曲がるのが苦手だったといいます。
主な勝鞍はフランスのアベイ・ド・ロンシャン賞、イギリスのジュライカップ、第35回CBC賞。
スペシャルウィークと同じく武豊さんが騎乗していました。
【ウマ娘】アグネスワールドの元ネタとの類似点は?
新ウマ娘とアグネスワールドの共通点・類似点はどんなところでしょうか。
まず、新ウマ娘の耳飾りが右耳にあるので牡馬であることが大前提ですが、アグネスワールドは牡馬なので性別は一致しています。
そして前述のとおりカラリングも類似しています。
新ウマ娘のアクセサリーには黄色いポイントがあります。
ヘアピンは赤。
競走馬・アグネスワールドを所有する渡辺孝男さんの勝負服は黄・赤袖・水色二本輪で、赤と黄色が同じ。
赤は馬装にも使われています。
左にカーブしたくの字のような流星は、新ウマ娘も競走馬・アグネスワールドもそっくりです。
競走馬・アグネスワールドはヒシアケボノを半兄に持ち自身も馬体重510kg前後で大型馬の部類。
新ウマ娘がややがっちりした体型でパワフルなポーズなのは、アグネスワールドの体格を再現しているのかもしれません。
キャッチコピー「遅れてやってきた秘密兵器」もまた競走馬・アグネスワールドの戦績に共通するものがあります。
アグネスワールドはデビュー戦で勝利し次走もレコード勝ちしたものの、2歳と3歳で二度も骨折で休養。
3歳で骨折した際は復帰に一年を要しました。
復帰後はなかなか大きなレースでは勝ちきれないことが続きましたが、渡欧してついにフランスのアベイ・ド・ロンシャン賞で初G1制覇。
以後、海外のレースで主に活躍しました。
それだけに同世代との対戦はさほど目立ったものはなく、秘密兵器となるわけです。
逆に相違点は毛色。
競走馬・アグネスワールドは黒鹿毛でしたが、新ウマ娘の髪色は明るい茶色。
しかしミスターシービーも競走馬は黒鹿毛でウマ娘では茶色の髪で表現されているので、充分許容範囲内かと思われます。
【ウマ娘】アグネスワールドのライバルとなるウマ娘は?
アグネスワールドのライバルとなりそうなのは誰でしょう。
海外中心に活躍したアグネスワールドは、「メインストーリー第1部 最終章 前編」の主人公・スペシャルウィークとは同世代でありながら対戦がありません。
スペシャルウィークからすればまさに秘密兵器といえる存在になりそうです。
グラスワンダーとは朝日杯3歳ステークスで対戦し、4着に敗れています。
もっとも対戦が多い相手は、距離がかぶるキングヘイロー。
1999年の第49回安田記念ではアグネスワールド8着、キングヘイロー11着。
1999年の第33回スプリンターズステークスではアグネスワールド2着、キングヘイロー3着。
2000年の第30回高松宮記念ではアグネスワールド3着、キングヘイロー1着。
2000年の第34回スプリンターズステークスではアグネスワールド2着、キングヘイロー7着。
まさにライバルにふさわしい勝負を繰り広げました。
また、第49回安田記念にはアグネスワールド、キングヘイローの他にもウマ娘のモチーフ馬が揃って出走しており、グラスワンダー2着、シーキングザパール3着、アグネスワールド8着、キングヘイロー10着、シンコウウインディ13着でした。
ちなみにアグネスワールドがアベイ・ド・ロンシャン賞へ挑戦するにあたり調教を行ったコースは、シーキングザパールと同じでした。
【ウマ娘】今後アグネス一族は出てくるの?
アグネスワールドは、アグネスタキオン、アグネスデジタルと同じアグネスを冠名とする渡辺孝男さんの所有馬。
今後、他にもアグネスの冠名を持つ競走馬がモチーフのウマ娘の登場があるかもしれません。
馬名の使用許可はすでに前例があるので問題ないでしょう。
となるとどのアグネスの馬になるかというところですが、2000年の第67回日本ダービー優勝馬のアグネスフライトが有力ではないかと思われます。
ダービー馬であるのはもちろん、エアシャカールをわずか7cm差でやぶったエピソードはすでにウマ娘に反映されているため、重要な存在といえるでしょう。
あるいは1981年の第6回エリザベス女王杯優勝馬で同年優駿賞最優秀4歳牝馬のアグネステスコも、大先輩として登場すれば面白そうです。
まとめ:【ウマ娘】アグネスワールドが実装?元ネタとの類似は?
史実では海外のレースで活躍することが多かったアグネスワールドがウマ娘の世界で国内の同世代馬とどのような関係になっていくのか、想像するととても楽しみですので、ぜひともアグネスワールドに新ウマ娘として登場してもらいところです。
同時に予想にあがった有力候補のエアジハードのウマ娘の世界での活躍も見てみたいので、追加されるなら大歓迎です。
今後もウマ娘は増えていくのでしょうか。
ウマ娘に実装してほしい競走馬はたくさんいるので、期待はますます高まります。
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