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【ゴールデンカムイ】宇佐美時重が怖くてやばい!変態探偵の死亡とは?

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ゴールデンカムイ

ゴールデンカムイに衝撃を残した人物、宇佐美時重は「超」を付けても足りないほど怖くてやばい変態です。

宇佐美の行いに読者はもれなくドン引きしました。

今回は、そんな宇佐美がどのように育ちここまでの変態に仕上がってしまったのかをご紹介します。

なかなか理解し難い存在ですが、根っこはいい奴なので最後までお付き合い願います。

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【ゴールデンカムイ】宇佐美時重とは怖くてやばい!?どんな人物?

宇佐美時重少年時代は鶴見中尉への大きな憧れを抱く真っ直ぐな少年でした。

しかし、その真っ直ぐな感情があらぬ方向に大爆発していまいます。

作品の中では、鶴見中尉への執着が異常なまでに見られ、その心酔ぶりは怖くてやばいくらいド変態級です。

宇佐美の脳内は全てが鶴見中尉で埋め尽くされており、彼のためならば何事もいとわない程の忠誠心を持っています。

また、宇佐美は常軌を逸した嫉妬心も持ち合わせる人物で、鶴見中尉の意識が他者に向けられる事に耐えられません。

鶴見中尉と他者を引き離す為ならば、ある事ない事触れ回っています。

宇佐美は、「鶴見中尉は自分を1番理解してくれている、そして鶴見中尉の1番近くで役に立ちたい」という思い込みによって生きています。

ゴールデンカムイのキャラクターにはモデルと思われる存在がそれぞれあります。

しかし、宇佐美に限ってはモデルは居ないとほぼ断定できます。

軍人としては、情報収集や戦闘で類いまれなる才能を発揮しています。

しかし、度々ド変態ぶりも披露されており、こんなエキセントリックな人物が歴史上に居たならば記録に残らないはずがありません。

作者である野田サトルさんが生んだキャラクターであり、彼の発想力には驚かされてしまいます。

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【ゴールデンカムイ】宇佐美時重の怖くてやばいエピソードとは?

宇佐美は現在でも充分やばい存在ですが、過去の行いでも疑いたくなるような出来事を起こしています。

ひとつめは尾形百之助との出来事です。

尾形百之助には暗い過去があります。

尾形は腹違いの弟と父への憎悪から、弟勇作を殺害していました。

その殺害を助長したのが宇佐美です。

宇佐美が敬愛する鶴見中尉は、勇作をとても評価していました。

その事が気に食わなかった宇佐美は、尾形をけしかけて、勇作を殺害する方向へと向かわせた張本人です。

宇佐美は自分の手を汚さず、ちょうどいい駒を使って邪魔者を排除したのです。

鶴見中尉の意識が他へと向かおう物なら、手段を選ばない宇佐美の執着心は恐ろしいです。

また、宇佐美の精神が崩壊するきっかけとなったエピソードに、彼の親友である高木智春の存在があります。

宇佐美と高木は少年時代、お互いを良きライバルとし、同じ柔道場で高め合う間柄でした。

宇佐美は農家の産まれで、その事をコンプレックスに思っていました。

一方高木は父親がエリート軍人であり、宇佐美はその事へ密かなる想いも秘めていました。

ある日、宇佐美は高木からの申し出で、一戦を交えます。

しかし、この日の高木はいつもと違い投げても投げても宇佐美に食いかかります。

宇佐美はその事にブチ切れてしまい、高木の命を奪ってしまいました。

宇佐美にとって柔道は、鶴見中尉が宇佐美が1番強いと認めてくれた、絶対的に譲れないポジションだったのです。

今となってはド変態級の軍人ですが、少年宇佐美は、ただただ鶴見に憧れ、鶴見に認められたい一心で日々生きていたのです。

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【ゴールデンカムイ】宇佐美時重の下品な探偵とは?

ゴールデンカムイをこれから読まれる方にお話ししておきたいのは、宇佐美の下品さです。

あまりにも強烈に下品なエピソードがあるので、ここではその様子をやんわりとお伝えします。

宇佐美の存在を不動のものにしたのは238話と239話で、宇佐美が異様な才能を発揮します。

宇佐美は同じく鶴見の部下である第七師団の菊田 杢太郎と共に、娼婦が次々と殺害される事件の犯人を探していました。

その捜査の中で突然宇佐美は自慰行為を始めます。

はっ?!と思いますが、宇佐美はこの行為によって犯人への手掛かりを見つけるのでした。

その場にいる菊田の困惑加減も当然で、とっても気の毒です。

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【ゴールデンカムイ】宇佐美時重の最期死亡シーンは?

宇佐美は強烈なキャラクターでインパクトを残しますが、256話で死亡します。

野田サトル先生も、こんなキャラ最後まで扱えなかったのかもしれません。

宇佐美は野田サトル先生の配慮からか、思いのほか幸せな最期を迎えています。

尾形との戦いで瀕死の状態となった宇佐美のもとに、鶴見中尉が駆けつけます。

死にゆく宇佐美を見下ろす鶴見中尉は、息子を見るような優しい目をしています。

その後、鶴見中尉は宇佐美の右手小指を噛みちぎってしまいます。

しかし、この行為は宇佐美にとってこの上ないご褒美となりました。

鶴見中尉の、「これでお前は自分の一部となった。1番の友として自分の中で生き続けろ。」というメッセージを込めた行いでした。

鶴見中尉はどこまでも宇佐美の事を理解していたんですね。

人を分析する能力がやはりピカイチです。

宇佐美がこれまで願い続けた事は、死に際に最高の形で叶いました。

鶴見中尉の補佐として1番身近な存在となったのです。

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まとめ:【ゴールデンカムイ】宇佐美時重が怖くてやばい!変態探偵の死亡とは?

やはり宇佐美時重は理解不能の存在でした。

でも、根っこは鶴見中尉へのひたむきな憧れと愛情をもつ純粋な人間です。

それが惜しくも捻じ曲がり、宇佐美という異様な存在を生み出したのですね。

鶴見中尉も、顔に落書きをするほど宇佐美の事を可愛がっていました。

2人にしか分からない絆で結ばれていた関係は、とても強いものだったのでしょう。

柔道場での高木の一件が無ければ、末永く鶴見中尉の右腕として活躍していたかもしれません。

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