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【ゴールデンカムイ】白石のモデルは実在した!脱獄王・白鳥由栄とはどんな人物?

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ゴールデンカムイ

絵に描いたような遊び人で、すぐに調子に乗ってしまう白石由竹ですが、いざという時には頼れる、どこか憎めない良い奴です。

そんな白石由竹にはモデルとなった人物が歴史上に存在していました。

今回は白石のモデルとなった人物の白石との共通点や経歴をご紹介します。

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【ゴールデンカムイ】白石のモデルは実在した!

物語の中で、脱獄の天才白石由竹の異名は「明治の脱獄王」です。

実は歴史上にも白石由竹と同じような異名をもつ人物がいました。

白鳥由栄(しらとりよしえ)は、「昭和の脱獄王」と呼ばれた男性です。

2人の共通点のひとつ目は、ニックネームとして脱獄王がついた事です。

苗字の「白」も白鳥由栄を連想させます。

ふたつ目の共通点は、常軌を逸した特異な体質です。

2人は身体の関節を思いのままに外す事が出来ました。

脱獄を計ったものの、関節が外れたままでは逃げきれません。

しかし、この2人は外れた関節を戻す事も得意でした。

2人が脱獄を計った場所も北海道と共通しています。

1944年に白鳥由栄も脱獄不可能といわれていた網走刑務所からの脱獄を成功させています。

その時は味噌汁を毎日手錠にかけ、塩分で手錠を錆びさせたそうです。

気の遠くなるような作業ですが、白鳥由栄はこの方法で手錠を外し、関節を外した身体で狭い伱間から脱獄しました。

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【ゴールデンカムイ】モデルとなった脱獄王・白鳥由栄とはどんな人物?

白鳥由栄は、脱獄を可能にしただけあって、手先が器用な人物だったようです。

また、脱獄方法も自分で考えて編み出しただけあり、頭の方もキレ者でした。

カッとなる性格も持ち合わせていたようで、網走刑務所では、怒りをコントロールできず何度もはめられている手錠を破壊するので、最終的には足枷に鉄の球まで付けられる程、不自由な獄中生活を強いられていました。

白鳥由栄の経歴が記録

白鳥由栄の面白い経歴が記録として残っていました。

◉小さい頃に豆腐屋を営む家に養子で引き取られる。

◉大人になると蟹漁船に乗るようになり、ロシアでカニ漁へ出向く。

◉22歳の時に結婚

◉魚屋を営む

◉魚屋が成功せず、職を転々としながら賭博や窃盗に手を染めてゆく。

白鳥由栄が犯罪に手を染め始めたのは、商売がうまくいかず、自暴自棄になったのかもしれません。

白鳥由栄の脱獄歴

白鳥由栄の脱獄歴についてまとめてみました。

◉青森刑務所
1935年殺人罪1936年脱獄、3日後に捕まる

◉秋田刑務所
1941年に移送され1942年脱獄

◉網走刑務所
1943年傷害致死事件1944年脱獄

◉札幌刑務所
1947年殺人罪1947年脱獄

最後の収監では模範囚として府中刑務所を1961年に仮釈放されました。

その後は建設作業員として現場で働く日々を送ります。

1979年に白鳥由栄は心筋伷塞を起こしその生涯を閉じました。

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なぜ白鳥由栄は何度も脱獄を繰り返したのか?

白鳥由栄は何度も脱獄をしましたが、当時の囚人達の扱いは酷いもので、その改善を求める抗議の意味合いもあったそうです。

しかし、逃亡中親身にしてくれた警官などには心を開き自首したりと、人付き合いが白鳥由栄にとっては大切だったんだなと考えさせられました。

白石も物語の登場人物達との繋がりを大切にしている場面が何度もあります。

きっと白鳥由栄の精神が受け継がれているのでしょう。

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まとめ:【ゴールデンカムイ】白石のモデルは実在した!脱獄王・白鳥由栄とはどんな人物?

ゴールデンカムイに登場する白石由竹のモデルとなった人物は、1944年に北海道の網走刑務所を脱獄した白鳥由栄さんです。

白鳥由栄のニックネームは「昭和の脱獄王」と呼ばれ、ゴールデンカムイに登場する白石と類似しています。

そんな白鳥由栄の経歴や脱獄歴をまとめております。

そんな白鳥由栄の経歴を見てからゴールデンカムイを読んでみるとまた違った視点で見ることが出来て面白いと思います。

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