アプリ配信一周年アニバーサリーが盛り上がっている「ウマ娘」ですが、要因のひとつは新ウマ娘が次々登場していることではないでしょうか。
このたび新たに5人のウマ娘が発表されましたが、うち2人は名前が明らかではありません。
どうやら一人はシュヴァルグランをモチーフではないかととしたウマ娘らしいということで、そう思われる理由やどのような活躍を見せてくれそうかなど、予想してみました。
【ウマ娘】シュヴァルグランとはどんなウマ娘?
ナリタトップロード登場が発表された際、「配信開始1周年に向け新たなウマ娘続々登場予定」であると告知された通り、サクラローレル、ヤマニンゼファー、アストンマーチャンが追加されることが明らかになりました。
上記の3人の他、名前が未公表のウマ娘2人も登場することになっています。
名前が未公表のウマ娘のうち、帽子をかぶったウマ娘のモチーフは競走馬・シュヴァルグランではないかと思われます。
シュヴァルグランは、配信1周年記念のために公開されたアニメーション「1st Anniversary Special Animation」でその姿を確認できます。
キタサンブラックとサトノダイヤモンドと共にトレセン学園の新入生として入学しており、教室ではキタサンブラックの前の席。
また、新登場する他のウマ娘2人とと並んでいるシーンもありました。
セリフはないものの、その表情やポーズからクールなウマ娘なのではないかと見られているようです。
一番の特徴となるのは、水色のラインが入ったマドロスハット。
緑にギザギザの模様のついた耳カバーをつけています。
髪は栗毛の前下がりボブで流星を横に流したスタイルです。
立ち絵だと、きゅっと結んだ口元と意志の強そうな青い瞳が印象的。
モチーフの競走馬・シュヴァルグランが悔しいレースの多い馬だったので、負けず嫌いな性格なのでしょうか。
ライバルは史実に基づき、キタサンブラックとサトノダイヤモンドということになりそうです。
「1st Anniversary Special Animation」の終わりに有馬記念が出てきますが、史実のシュヴァルグランは有馬記念でキタサンブラック、サトノダイヤモンドと対戦しています。
そして三頭ともそれぞれ引退レースとしている有馬記念が、「ウマ娘」でも重要なレースになる可能性があるでしょうか。
また、競走馬・シュヴァルグランの父・ハーツクライはサトノダイヤモンドの父であるディープインパクトに勝った唯一の日本調教馬。
キタサンブラックの父・ブラックタイドはディープインパクトの全兄という関係でもあります。
一緒に登場した名前が明らかになっていないウマ娘のうち、黒髪のウマ娘はサトノクラウンだと予想されているようです。
となると、史実での2017年のジャパンカップでの鞍上の奪い合いのエピソードがどう反映されるか楽しみです。
競走馬・シュヴァルグランの馬主は野球選手の佐々木主浩さん。
野球好きなメジロマックイーンとの関係も期待できそうです。
史実ですと海外遠征をしているので、海外にちなんだエピソードが入る可能性もあります。
【ウマ娘】シュヴァルグランの元ネタとの類似点は?
競走馬・シュヴァルグランは2012年3月生まれの牡馬。
父はあのディープインパクトに先着したハーツクライ、母はハルーワスウィート。
半姉にディープインパクトが父のヴィルシーナとヴィブロスを持ちます。
同時期に活躍したディープインパクトの全兄・ブラックタイド産駒のキタサンブラック、ディープインパクト産駒のサトノダイヤモンドたちとの関係は、競争成績のみならず、こういった血統も絡んで複雑なものがあり、それがどうウマ娘・シュヴァルグランのキャラクターに反映されるか興味深いところです。
馬主は横浜ベイスターズに所属していた元野球選手の佐々木主浩さん。
ウマ娘・キタサンブラックのキャラクターに実質的な馬主である国民的演歌歌手の北島三郎さんの影響が見られるように、大魔神と呼ばれた佐々木主浩さんの要素がどこまで盛り込まれるのでしょうか。
今のところ、マドロスハットやエンブレムの錨マークに「横浜」を反映させているのではないかと考えられています。
マドロスハットの色も、水色・白袖青二本輪・青鋸歯形の佐々木主浩さん所有馬の勝負服のカラリングに準じたもの。
ウマ娘・シュヴァルグランの立ち絵の帽子のつばを整えるポーズは、野球の投球前を表しているとも言われています。
【ウマ娘】シュヴァルグランのライバルたちを紹介
競走馬・シュヴァルグランのライバルといえば、キタサンブラック、そしてサトノダイヤモンドでしょう。
シュヴァルグランとキタサンブラックはどちらも2012年生まれ。
クラシック出走を目指したもののならなかったシュヴァルグランに対し、キタサンブラックは予定していなかったクラシックの優先出走権を獲得したために追加登録料を支払って皐月賞に出走し、結果的に菊花賞馬となるなど、二頭の3歳は対照的でした。
その後もキタサンブラックは天皇賞、京都大賞典、ジャパンカップとG1レースで活躍、シュヴァルグランはG1勝利をつかめません。
ところが5歳のジャパンカップでついに直線で前へ出たシュヴァルグランG1初優勝、レース中マークしていたキタサンブラックに勝利します。
2013年生まれのサトノダイヤモンドとは、天皇賞、有馬記念、阪神大賞典などで対戦。
阪神大賞典では一旦は先行しますがサトノダイヤモンドの2着。
2017年の春の天皇賞ではキタサンブラックの2着となったもののサトノダイヤモンドには鼻差で先着しました。
また、シュヴァルグランもサトノダイヤモンドも引退を撤回して海外遠征をしたという共通点があります。
そしてこのライバル同士の三頭は、キタサンブラックが2017年、サトノダイヤモンドが2018年、シュヴァルグランが2019年の有馬記念で引退しています。
名前が明らかになっていないもう一人のウマ娘のモチーフではないかと思われるサトノクラウンとは、前述の通りジャパンカップで騎手の奪い合いをしています。
2017年の京都大賞典からシュヴァルグランの鞍上はミルコ・デムーロさんがつとめていました。
しかしミルコ・デムーロさんはサトノクラウンにも騎乗しており、2017年宝塚記念ではシュヴァルグランはサトノクラウンとミルコ・デムーロさんのコンビに8着と敗れています。
結局、ミルコ・デムーロさんはサトノクラウンとともにジャパンカップへ。
シュヴァルグランはヒュー・ボウマンさんとの急拵えのコンビでジャパンカップに挑むこととなり、勝利をおさめます。
サトノクラウンは10着でした。
【ウマ娘】シュヴァルグランのストーリーにアーモンドアイは登場する?
キタサンブラック引退後、シュヴァルグランのライバルとなったのは牝馬三冠馬のアーモンドアイです。
2018年のジャパンカップではアーモンドアイが優勝していますが、シュヴァルグランも4着に入っています。。
シュヴァルグランの引退レースとなった2019年の有馬記念はアーモンドアイ9着に対しシュヴァルグラン6着でした。
ジャパンカップを勝った馬同士でもあり、ウマ娘でもシュヴァルグランのストーリーにアーモンドアイが出てきてもおかしくはありません。
しかし、アーモンドアイはシルクレーシングの馬。
シルクレーシングは馬名使用許可がおりないとされる社台グループのノーザンファームと提携しているクラブ法人ですので、「ウマ娘」に登場する可能性はかなり低いでしょう。
もし登場するとしたら、同じ事情で登場の難しいステイゴールドがキンイロリョテイとなっているのと同じような形になるのではないかと思われます。
まとめ:【ウマ娘】シュヴァルグランとはどんなウマ娘?元ネタとの類似は?
史実ではキタサンブラック、サトノダイヤモンドとライバル同士であった競走馬・シュヴァルグラン。
もしも予想通り本当に帽子のウマ娘がシュヴァルグランをモチーフとしているのだとしたら、「ウマ娘」でも3人で競い合う姿が見られるのでしょうか。
そして海外遠征経験のあるシュヴァルグランが登場するとなると、ウマ娘の海外レースという展開への布石のようにも思えます。
新登場のウマ娘たちによって、ますます今後が楽しみですね。
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