メジロ家のウマ娘の一人、メジロアルダン。
その優雅な雰囲気は、まさに深窓の令嬢そのものです。
しかし身体が弱く、麗しさの中に儚さも漂わせています。
そんなメジロアルダンは、どんな競走馬をモチーフにしたウマ娘なのでしょうか。
実在した競走馬・メジロアルダンの戦績やエピソードを参考に、ウマ娘・メジロアルダンを紹介いたします。
また、メジロアルダンの存在を通じて、名門メジロ家の奥深さも改めて知ることができますよ。
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【ウマ娘】メジロアルダンとはどんなウマ娘?
メジロアルダンは、メジロ家のウマ娘。
名門の令嬢らしく高貴な雰囲気がただよい、ゆったりとした上品な口調で話します。
そんなメジロアルダンとはどんなウマ娘なのか紹介します。
メジロアルダンのプロフィール
名前 | メジロアルダン |
ゲームでの実装 | サポートカード:SR 育成キャラ:未実装 |
距離適性 | マイル・中距離:A? |
CV(声優) | 会沢紗弥 |
実は幼少の頃からずっと身体が丈夫ではなかったメジロアルダン。
そのためにあまりはしゃいだ経験がなく、トレセン学園で友人と過ごす日々を新鮮に感じているようです。
またレースに不向きな体質を嘆くことはなく、明るさと強さを持ち合わせています。
特に仲の良い友人は、ヤエノムテキとサクラチヨノオー。
身体が弱かったメジロアルダンは食事療法に詳しく、その知識を生かして身体に良いドリンクを作る会を二人と一緒に開いていました。
漫画「シンデレラグレイ」でもその二人と仲が良く、スーパークリークを交えたグループでレースを観ながらしばしばお茶会をしているようです。
主人公のオグリキャップに対しては「私を本気にさせてくれるかしら」と期待している様子でした。
確かにメジロアルダンは公式でも「思慮深い」と紹介されています。
また、ドリンク作りの際にはヤエノムテキとサクラチヨノオーの嗜好をよく把握しており洞察力・観察力・記憶力に優れ頭が良いことをうかがわせていました。
このように賢いウマ娘のメジロアルダンですが、籠城できるほど食材を買い込むなど、やや常識を超越した一面もあったりします。
一方、メジロアルダンは、自分が二人の好みを把握しているのは二人が大好きだからと答え、ヤエノムテキを大照れさせていました。
病弱だったメジロアルダンは、友人たちと過ごすことができる楽しい毎日がとても大切なのでしょう。
自分の儚さを知っているメジロアルダンだからこそ、今のこの時間がいかに大切かがわかっているのだと思います。
その大切な一瞬を自分らしく生きるために、メジロアルダンは精一杯頑張ろうとしているのではないでしょうか。
【ウマ娘】メジロアルダンが育成キャラの実装される可能性は?
ゲーム「ウマ娘 プリティダービー」ではメジロアルダンは育成ウマ娘としてまだ実装されていません。
しかしサポートカードはSR 「その心に吹きすさぶ メジロアルダン」が2021年7月に実装され、得意は「賢さ」です。
今後育成ウマ娘としての実装はしばらくないと思われます。
まだレースでのライバルウマ娘としての実装がされていないのと、この世代のウマ娘の実装がまだないので、タマモクロスやヤエノムテキなどのウマ娘が実装されてからの実装だと思われます。
【ウマ娘】メジロアルダンの元ネタはどんな馬?
ウマ娘・メジロアルダンのモチーフとなったのは、1980年代のおわりに活躍した競走馬・メジロアルダン。
そんなウマ娘メジロアルダンの元ネタとなった競走馬はどんな馬だったのかを紹介していきます。
名前 | メジロアルダン (牡馬) |
調教師 | 奥平 真治(美浦) |
成績 | 14戦4勝 (中央競馬) |
獲得賞金額 | 2億4,130万円 (中央競馬) |
主な勝鞍 | 1989年高松宮杯(GⅡ) |
主戦騎手 | 岡部幸雄 騎手 |
毛色 | 黒鹿毛 |
1985年に北海道のメジロ牧場で生まれた黒鹿毛の牡馬です。
メジロアルダンの競争生活は?
父はアスワン、母はメジロヒリュウ、半姉はメジロラモーヌと恵まれた血統であった一方、父姉ともに脚に不安がありました。
そのためかメジロアルダンも初出走まで準備に時間を要することとなり、4歳になる1988年の未出走戦でデビュー。
デビュー戦と続く山藤賞を連勝、NHK杯でも2着になりデビューからあっという間に日本ダービーへの優先出走権を得ました。
日本ダービーでは接戦の末、サクラチヨノオーの2着。
骨折のため一年間の休養を経て、1989年のメイステークスで勝利します。
初の重賞はこの年の高松宮杯で、2着はバンブーメモリーでした。
高松宮杯の後、再び休養。
復帰は毎日王冠で、オグリキャップ、イナリワンに次いで3着に。
スーパークリーク、オグリキャップとの対戦となった秋の天皇賞もわずかに届かず3着でした。
ここから屈腱炎によりまたまた休養。
復帰はほぼ一年後の1990年のオールカマーで4着に。
二度目の秋の天皇賞ではコンビを組むことの多かった岡部幸雄さんから横山典弘さんへ騎手が変わります。
結果、岡部幸雄さんとヤエノムテキのコンビに敗れて2着でした。
そのヤエノムテキとオグリキャップの引退レースでもあった有馬記念は10着。
1991年の日経新春杯で4着になった後、屈腱炎でなんと再々々休養。
復帰後、富士杯6着、ジャパンカップ14着となった後引退。
引退後は種牡馬となり、北海道で過ごし2001年に中国へ渡ります。
2002年、心臓麻痺で他界。
およそ三年半と短い現役生活の半分を休養で過ごした競走馬でした。
元ネタのメジロアルダンとウマ娘のメジロアルダンの類似点は?
デビューからわずか三カ月で日本ダービーに出走するほどの実力があっただけに、脚の弱さが惜しまれます。
実はメジロアルダンは競走馬としては大成しないといわれる双子だったものの、無事に誕生できたのはメジロアルダン一頭のみ。
脚の弱さに加え、こういった出生の事情もメジロアルダンをドラマチックな存在にしているのでしょう。
そしてこれらの史実が、ウマ娘・メジロアルダンの病弱で儚げなキャラクターに反映されているのだと思われます。
ウマ娘・メジロアルダンは名門メジロ家の令嬢の一人ですが、実際の血統においては競走馬・メジロマックイーン、メジロパーマー、メジロライアン、メジロドーベルとは別系統です。
かろうじてメジロライアンとはノーザンテイストつながりという関係ではあります。
また、ウマ娘のメジロ家は皆、緑が勝負服のアクセントになっています。
メジロアルダン、メジロパーマー、メジロライアンはメジロ牧場が馬主で、勝負服は白、緑一本輪、袖緑縦縞。
メジロマックイーン、メジロドーベルはメジロ商事が馬主で、勝負服は白、緑一本輪、緑袖。
そのため、メジロアルダンらメジロ牧場のウマ娘の勝負服の袖には緑の縦ラインが入っています。
メジロ商事のウマ娘の勝負服にはありません。
見れば見るほど勝負服には細かく史実が反映されています。
とはいえ、この先、登場が増えるにつれて勝負服の変更があるかもしれません。
そういったことも含めて、育成キャラクターとしてのメジロアルダンの実装が楽しみですね。
メジロアルダンの血統表
メジロアルダンは1985年に北海道伊達市のメジロ牧場にて父アスワン、母メジロヒリュウの間に双子の子として生まれました。
父
アスワン |
父の父
ノーザンテースト |
父の母
リリーオブザナイル |
|
母
メジロヒリュウ |
母の父
ネヴァービート |
母の母
アマゾンウォリアー |
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まとめ:【ウマ娘】メジロアルダンとはどんなウマ娘?実装の可能性は?元ネタの馬はどんな馬?
ウマ娘に登場するメジロアルダンはどのようなウマ娘なのか?
またゲームでの育成ウマ娘としての実装はいつ頃なのか?
ウマ娘メジロアルダンの元ネタとなった競走馬メジロアルダンはどのような馬だったのかを紹介しています。
見るからに儚げなメジロアルダンは、史実でもその現役生活の大半を休養で過ごすほど常に脚に不安を抱えていました。
競走馬として素晴らしい才能を持っていただけに悔やまれますが、ウマ娘では身体に気をつけてたくさん活躍してもらいたいですね。
史実をどのようにストーリーに盛り込むのか楽しみなだけに、早期の育成キャラクター化が待たれます。
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