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平安神宮の近くに来たなら行くべき入場無料の京都産業ミュージアム

平安神宮の周りにはいろいろな施設があります。

京都市京セラ美術館、ロームシアター京都、京都時代館十二十二などみどころは満載ですが、より京都に触れたいならとっておきの場所があります。

しかも入場料無料のミュージアムになっております。

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京都産業ミュージアムについて

平安神宮の南西側にある施設京都市勧業館「みやこめっせ」普段は見本市やイベントの会場などをしている会館なのですが、ここの地下一階に「京都産業ミュージアム」という展示場があります。

そこでは、京都の伝統工芸品の74品目を一堂に集め展示されています。

しかも、ここの入場料は無料で入れるんです。

はっきり言って美術館レベルの展示物で、伝統工芸の一流の職人が作った物が展示されています。

なぜ、このような展示場があるかと言いますと、すべての伝統工芸や産業の現在抱える問題はやはり後継者問題です。

後継者問題は、戦後の大量生産の波が襲って以降の問題で、今や職人が作った製品より買いやすい大量生産品を好まれて買っているのが現状です。

そうすると職人は儲からなくなってしまい、そうすると弟子をとって育成ができなくなります。

儲からないと志願する人も減っていきます。

すると最後は産業が途絶えます。

この悪循環を無くすために少しでも多くの人にこの施設を見てもらい興味を持ってもらうために入場料無料で見学できるようになっています。

私は夏は涼みに行くのですが、ぼーっと見ていてもいい仕事の品物は本当に芸術品と言っていいものだと思います。

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展示されている伝統工芸品

京都産業ミュージアムには74品目の伝統工芸品が並べられています。

世間でも有名な西陣織や清水焼など並んでいますが、京都に住んでても知らない物もたくさん並んでいます。そこであまり知られていない産業品を少し紹介していきます。

石灯篭

石灯篭も並んでおり京都は良質な花崗岩が採れる産地で特に北白川周辺でとれる白川石は銘石として名高いものとなっています。

しかしなぜそういった情報が世間には知られていないかというと言うと、現在北白川周辺は風致地区として採石が禁止されています。

昔は北白川周辺の住人の大半が石材加工業についてたようですが、風致地区になってから多くの人が廃業や移転を余儀なくされたそうです。

鬼瓦

日本家屋の屋根の瓦ですが鬼瓦を作る人たちを「鬼師」と呼びます。

平安京の造営以来、瓦作りの技術が発展していった京都ですが、現在すべての工程を手作業で行っている京瓦の工房は一軒しか残っていません。

そして京都では鬼師は一人しかいません。浅田製瓦工場という場所で働いている浅田さんですが、鬼瓦や鍾馗さん(京都の町屋の屋根においてある守り神)を作っておられてて見学することも可能です。

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伝統産業の実演見学の方法

この施設では実際に職人さんが製品を作っているところを見学することができます。

どんな製品の作業が見れるかは、「京都産業ミュージアム」公式ホームページから「実演・体験」の項目から実演スケジュールという項目があります。

実演スケジュールのカレンダーに実演される産業が何日に行われるか書いていますのでそれを見て実演見学の参考にしてください。

行ってみないとわかりませんがたまに実演時間が変わることがありますので注意してください。

一度、連絡してから行ってみるのも良いかもしれません。

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伝統工芸製作体験教室の参加方法

伝統工芸品の製作体験も出来るのがこの施設のいいところです。

絞り染、提灯、真田紐アクセサリー、和ろうそく絵付け、京コマの絵付けなど他にも数種類の体験教室があります。

参加方法は、「京都産業ミュージアム」の「実演・体験」の項目から「伝統工芸製作体験教室」の項目から予約ができます。

私は「友禅染のハンカチ」を体験しました。

あらかじめ用意された型に色をさしていくのですが、筆で濃淡をつけたり、ぼかしを入れたりして思いがけない作品が出来ました。

体験教室をして実際に職人の仕事を肌で感じられるいい体験が出来たと思われます。

急遽参加はできませんので予約は15日前から予約しないといけません。人数制限もありますので、予定が決まったら予約してはいかがでしょうか?

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京都産業ミュージアム近辺のおすすめグルメ

平安神宮周辺には色々と行列ができる店があるのですが、お勧めの店というよりお勧めのパン屋さんがあります。

京都産業ミュージアムが入っている「みやこめっせ」から二条通を西に少し行くと東大路通りに出るまでの北側に「CheerUP!」というパン屋さんがあります。

これは京都でも有名なパン屋さん「Flip up!」の姉妹店でベーグルがおいしい店です。

本店の「Flip up!」は本当にすぐにベーグルが売り切れるので予約などをして買わなければいけませんが、「CheerUP!」はすぐには売り切れないけれども夕方には、ほとんど何もない状態になっています。

時間があれば是非とも寄ってベーグルを購入してください。

私のおススメは「チョコベーグル」です。売っていれば是非とも買ってください。

持ち帰ってオーブントースターで少し温めてから食べたらおいしいですよ。

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まとめ

京都産業ミュージアムは「みやこめっせ」の地下一階で年中無休で入ることができ、しかも入場料は無料です。

京都産業ミュージアムには74品目の伝統工芸品が並べてあり、友禅染や西陣織など全国的に有名なものから、京都に住んでいてもあまり知らないものまで並べてあります。

こちらのミュージアムでは伝統産業の実演見学や体験製作などのイベントも行われております。

京都産業ミュージアムのある「みやこめっせ」周辺にはいろいろと行列のできる食事処がございますが、おすすめは建物の西側50m程にあるパン屋「CheerUP!」さんで、ベーグルの美味しい店となっています。

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