※この記事は2022年3月7日発売の週刊ヤングマガジン14号に掲載されている「犬と屑」の第32話「銀花の降る夜」のネタバレ&感想&考察を掲載しています。
犬と屑は漫画家「朝賀 庵」さんの作品で、2021年週刊ヤングマガジン30号から連載をスタートしました。
学生時代に憧れていた女性・麗香と再会した主人公:陽真、再会を期に陽真の日常が変化してき、幼馴染の妻だった麗香と共同生活をすることに。
現在SNSなどで「今最も続きが気になる」と話題の背徳恋愛サスペンスです。
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前回の話👇
【犬と屑】32話「銀花の降る夜」ネタバレあらすじ
前回の続きで、過去の話で麗香が蛯原に秀司が死んだことを報告している。
麗香は秀司が死んだことによって蛯原に頼んでいた精子提供はもういらないと言い、絵のモデルも他の人に頼んでと言っている。
麗香がその場を離れようとしたときに蛯原は麗香に札束を渡し、何かの役に立つからと言ってお金を渡した。
話は現在へ戻り、蛯原は麗香をずっと探していたと話す。
そして蛯原は麗香に秀司が死んだ事故、本当は何があったのか?「本当にじこだったのか?」と尋ねている。
再び過去の話に戻る。
陽真が東京の秀司と麗香の家に遊びに来ている。
しかし秀司は会社の女の子(恐らく鴨下善子)と遊んでいる。
陽真は結婚しているのに女遊びっておかしいでしょ?と麗香に言っている。
しかし麗香は「秀司はそんな風な生き方しかできない」と理解しているが、自身の視野の狭さに後悔していると陽真に漏らし、陽真の方を見ながら「桜庭みたいな人だったら、どんな家庭が作れたんだろう…」とつぶやく。
ちょっと赤面している陽真。
そして場面が変わり陽真と秀司がお店で飲んでいる。その場には麗香がいない。
陽真は秀司に麗香が許しているからって好き放題するなよと説教しているが、秀司は「だって暇つぶしがいないから…」と言いながら陽真に東京に引っ越しに来いというが陽真は断る。
陽真は秀司に「しまいめに麗香に愛想つかされるぞ」と言うと、秀司は「陽真はその方がいいんじゃね?」と言って返す。
しかし、秀司は自身は何でもやればできるし向上心や達成感が無く、他人と関わらなければ自分の価値を見出せない、生きてる感じがしないとぼやく。
陽真はそんな秀司が羨ましくも思い自分と比較しながら贅沢だと言っている。
そんな陽真を見て秀司が「お前を見てると安心する」と言っていると、そこへ麗香がお手洗いから帰ってくる。
店を出て夜の街、雪が降っている。
秀司がいつもより酔っていると感じた麗香は水を買って来ると言って水を買いに行く。
その時突然、秀司が陽真に「お前麗香と子供作らないか?」と言い出す。
秀司は、自分とは麗香に子供が出来ないっぽいから蛯原さんに頼んでいたけど、陽真にとっても悪い話じゃないだろ?と陽真に尋ねる。
秀司は陽真に高校の時からずっと麗香の事が好きだったんだろ?
その場に麗香も戻ってきて陽真は慌てる。
秀司は笑いながら「お前の好きな女に手を出して、そして結婚までして…俺たちが付き合ってるとを知った時はウケたな」と言うと
秀司はそれを知っていて麗香と付き合ったのか?と尋ねると秀司は「キッカケではあった」と答える。
秀司は高校に入ってから陽真が自分を避けることが気に喰わなかったらしい。
流石に陽真は怒り「どれだけ俺を馬鹿にすれば気が済むのだ!」と言い、秀司の肩を押すと、秀司は道路に転がっている空き瓶を踏んで転んでしまう。
◆次号に続く◆
【犬と屑】32話「銀花の降る夜」感想&考察
今回は麗香が蛯原に秀司の事故死について話する会でした。
今回は今までわからなかったどのようにして秀司が死んだのかが分かる回でした。
今まで雪の夜に路地で秀司が倒れている写実はありましたが、どのようにして倒れたのかがわかりました。
ただ一人でコケけたのではなく、想像通り陽真が押した拍子につまづいてコケたと言うのが麗香が蛯原に話した内容でした。
もちろんこの事は陽真は記憶がない状態なのですが、ちょっと本当にそうなのかとも思います。
あくまでも麗香が蛯原に話した内容として描かれていたのですから。
まだまだ真実は麗香が隠していると思われるのは私の意見です。
次は誰の子供なのかについても麗香は蛯原に証言するのか気になるところです。
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