※この記事は2022年1月31日発売の週刊ヤングマガジン9号に掲載されている「犬と屑」の第28話「笑顔の裏側」のネタバレ&感想&考察を掲載しています。
犬と屑は漫画家「朝賀 庵」さんの作品で、2021年週刊ヤングマガジン30号から連載をスタートしました。
学生時代に憧れていた女性・麗香と再会した主人公:陽真、再会を期に陽真の日常が変化してき、幼馴染の妻だった麗香と共同生活をすることに。
現在SNSなどで「今最も続きが気になる」と話題の背徳恋愛サスペンスです。
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【犬と屑】28話「笑顔の裏側」ネタバレ
陽真は鴨下善子の家の近所の階段を下りる鴨下善子を発見して声をかける。
陽真は鴨下善子に会社の皆からの餞別と給湯室に置いてあった鴨下善子の私物を紙袋に入れて渡す。
鴨下善子はそれを受け取り「それじゃ」と言って去ろうとする。
陽真は去ろうとするする鴨下善子に声をかけようとすると、
鴨下善子は「治療費の請求ですか?それなら…」と言うと陽真は「鴨下さん!大丈夫ですか…?」と言って体を掴み鴨下善子が去ろうとするのを止める。
すると鴨下善子は「何普通に話しかけてるんですか…?私の事はほっといて」といい陽真に「私のした事を忘れたのですか?」と言う。
すると陽真は「この間の事もまだ信じれなくて…何か事情があったんですよね?」と鴨下善子に尋ねる。
鴨下善子は「お人好しですね…それとも憐み?」
「ありもしない妄想を周囲に言い触らして…そうでもしないと私は生きていけなかった…桜庭さんだってわかるでしょ…?」
「身近な人が突然いなくなる辛さ…。」
泣きながら話し出す鴨下善子。
それに対して陽真は「…?」
鴨下善子は自身の事をこのままではだめだといると言い陽真に「桜庭さんも現実見た方が良いですよ」と忠告をする。
鴨下善子は陽真が麗香に都合よく使われているのではないのか?と言いつつ鴨下善子は陽真に「あの女…桜庭さんを騙してますよ」
陽真はその話をボーっと聞いている。
鴨下善子は陽真に「色々迷惑をかけてすいませんでした。もう二度と現れない」と言って去っていった。
場面が変わり陽真と麗香が敷物を引いてお弁当を持ってお花見をしている。
麗香は陽真に「やっとお花見これたね」と言っている。
陽真が思い浮かべている少し前の回想シーン
麗香が陽真に色々と言っていたシーンが映し出されている
「ごめんね…桜庭に迷惑かけることになる…」
「私の深い所を知ったら幻滅するかも」
「…何があっても私の傍にいてくれるなら」
花見の場面に戻り陽真は麗香が自分に何かを隠している事を気にしている。
陽真は麗香と秀司についてわからないことを思い浮かべている。
「離婚はしたの?今の秀司との関係は?ちゃんと養育費はもらえる?そもそもあの家で暮らすお金はどこから?貯金はあるの?出産後はシングルマザーになって仕事するの?不眠症が治らなかったらどうするの?」など挙げればきりがないほど考えている。
陽真は子供が生まれても麗香が許してくれるならこのまま麗香の傍にいてもいいのかな…?などをボーっと考えている。
その顔をジーっと見つめる麗香が一言「へんな顔」
麗香はせっかく花見に来ているのに陽真が上の空だと気付くと「弁当美味しくなかった?」と照れながら聞いてる。
陽真はそんな麗香の課をを見て「かわいい」と大照れ…。
そんな感じで陽真は今後も今のような関係で良いと思っているようだ。
陽真はたとえ麗香に騙されていても麗香の笑顔さえ見れればそれでいいようだ。
しかし陽真はこの時はまだ何も気づいていなかった。麗香がどんな想いでこの笑顔を陽真に向けているのか?この笑顔の裏に何を隠していたのかをとナレーション的な物が入る。
麗香の絵を描いている男性
そしてその男性が麗香の絵に対して「麗香」と呟き、キスをしようとしている。
◆次号につづく◆
【犬と屑】28話「笑顔の裏側」感想&考察
鴨下善子と陽真のやり取りから始まりどこまで核心に迫るのかと思いきや、直接秀司が死んだことは言わなかったこともあり、なんだか穏便に終わりましたね。
鴨下善子は最後目で麗香について陽真に「気を付けろ」「騙されている」といった事を言っていました。
鴨下善子が陽真の記憶喪失を知らない体で話している事でやはり少し話が食い違っていますね。
しかし記憶喪失な陽真自身も以前から疑問や麗香が何かを隠していることは考えていたようですね。
しかし「恋は盲目」、麗香に微笑まれるとすべて吹っ飛んでいますね!
そして次回からは新章に入るようで、麗香の絵を描いている人物、麗香に対して好意を持っている人物が登場してきます。
一瞬「カイ」かなと思いましたがピアスをしていないので違うようです。
この男は誰なのか?次回が楽しみです。
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