※この記事は2022年2月21日発売の週刊ヤングマガジン12号に掲載されている「犬と屑」の第31話「彼女が欲したDNA」のネタバレ&感想&考察を掲載しています。
犬と屑は漫画家「朝賀 庵」さんの作品で、2021年週刊ヤングマガジン30号から連載をスタートしました。
学生時代に憧れていた女性・麗香と再会した主人公:陽真、再会を期に陽真の日常が変化してき、幼馴染の妻だった麗香と共同生活をすることに。
現在SNSなどで「今最も続きが気になる」と話題の背徳恋愛サスペンスです。
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【犬と屑】31話「彼女が欲したDNA」ネタバレあらすじ
麗香と蛯原が食事をしている。
蛯原は麗香に今何か月だ?と尋ねると麗香は8か月と答える。
蛯原は自分とあってから何か月たったか指を折りながら数える。
なんとなく計算が合わないのか、自分以外に居たのか?と疑問に思っている。
困った顔をする麗香。
そして蛯原はそんな困った顔をしている麗香が一番好きだと言っている。
蛯原と出会った過去の話に場面は変わる。
バーで突然蛯原が麗香に「絵のモデルになってくれない?」と話しかけたのが二人の初めての出会い。
そして後日、秀司と一緒に麗香はそのバーに行った時、再び蛯原がバーに居て麗香に「絵のモデルの件、考え直してくれたか?」と話しかけてきた。
すると秀司が絵のモデルぐらいいいのではと秀司が引き受け麗香はモデルをすることになった。
麗香はアトリエではなく外でのモデルという事で引き受けた。
麗香は東京にはいくらでもモデルはいるのではと蛯原に言うと、蛯原は外見がイイ女は山ほどいるが、その目をした女はなかなかいないと麗香でなければダメといった事を言っている。
モデルをしながら蛯原と話しているとどんどん麗香は過去の自分の話をしだしている。
麗香は母親と二人暮らしで兄弟はいない。
父親は見たことがない。
母親似だそうだ。
家に帰るのが嫌で図書館で時間を釣ビしていた。
家は母親の恋人の出入りが激しかったようで秀司に上京して早く家を出ていきたかった。
そして色々な話をしているうちに二人は打ち解けてきて麗香は蛯原に不妊治療をしている話などもしていた。
精子バンクの話もしていた。
すると蛯原はある日突然、俺の精子を使うのはどうだと麗香に持ち掛けてきた。
自身の経歴や健康状態などを説明しながら麗香にプレゼンをしている。
そして後日、麗香は蛯原に電話して蛯原に精子が欲しいと頼む。
蛯原がどうして気が変わったんだと尋ねると麗香は「あなたの才能の持った精子が欲しいと思ったから」と答えた。
麗香は「自分は何も持っていない人間だから誰にも頼らずに、生きていける力をもった子供が欲しい」と言うのが理由だったようだ。
しかし、麗香は蛯原の精子を何度も提供してもらったが妊娠することが出来なかった。
そして一時期連絡が途絶えた後、麗香と蛯原がであった。
蛯原は麗香と連絡が途絶えてことに心配していた。
この時、麗香は蛯原に秀司が死んだことを伝えた。
◆次号へつづく◆
【犬と屑】31話「彼女が欲したDNA」感想&考察
今回の話は麗香のお腹の赤ちゃんは誰の子?という核心の部分の話から入ってきましたね。
蛯原が自分の子では?という発言から、そんな関係があったんだと思いましたが、実際は精子を提供していた間柄だったんですね。
しかし麗香の体は人工授精でもなかなか妊娠できなかったようですね。
蛯原が数えていた妊娠からの月数、他に誰かいたのか?と尋ねている辺り自分の子ではないと自覚しているようでしたね。
犬と屑の現在では恐らく7月頃と思われます。
その時点で妊娠8か月という事ですとやはり秀司が死んだ12月ぐらい以降の子供と考えられますので、今後の展開にもよりますが、蛯原との肉体関係がない以上は麗香のお腹の赤ちゃんは蛯原の子ではないと思われます。
そして今回、いままだふんわりとしか明かされていなかった麗香の過去の話が出てきました。
母と二人暮らし、父親を知らない。
麗香自身が好まない家庭環境だった様で東京へいった理由も早く家を出たかったのが理由だったようですね。
まだまだ奥が深そうな麗香の過去、これからも少しづつ出てくることで麗香の闇が明らかになってくるのかと思われます。
最後に麗香が蛯原に秀司が死んだことを告げた後に何が起こるかで今後の展開も想像とは変わっていくと思いますので早く続きが見たいですね。
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