メインストーリーに新たに第4章が加わりました。
ナリタブライアンがメインのストーリーになりますが、その中でウマ娘の世界がさらに広がる言葉が登場しました。
第1話にて皐月賞を制覇したナリタブライアンに対して記者が「この先の目標は史上5人目の”三冠ウマ娘”ですかっ!?」と聞くシーンがあります。
今回はこの「5人目のウマ娘」という言葉について考察していきたいと思います。
【ウマ娘】三冠ウマ娘の実装について
ウマ娘のメインストーリーはかなり忠実に史実をなぞって展開されています。
そんなメインストーリーでナリタブライアンに対して5人目の三冠ウマ娘という言葉が出たということは、ナリタブライアン以外の三冠馬もウマ娘の世界で存在するということになるのではないでしょうか。
ちなみに、現実の競走馬でクラシック三冠を達成したのは以下の8頭になります。
簡単に紹介していきます。
セントライト
日本競馬史上初の三冠達成した競走馬です。
達成年度は1941年と、第二次世界大戦の真っただ中ですから、競馬の歴史とセントライトの偉大さを感じますよね。
障害戦績12戦9勝、うち7勝を2か月のうちに挙げ、活躍したのはわずか1年間と強靭なタフネスと強さがわかります。
セントライト記念というレース名にもなっています。
シンザン
「シンザンを超えろ」と戦後日本競馬会の目標とされた競走馬シンザンは、生涯戦績19戦15勝、他の4戦は2着と圧倒的な強さで人気を得ました。
皐月賞を見て「ナタの切れ味」と形容されたことは有名です。
シンザン記念というレース名になっています。
ミスターシービー
1983年三冠を達成した競走馬です。父親も自身も日本生まれで三冠馬になった最初の馬です。
後方から一気に抜き去るレース展開や、ルックスも美しかったこともあり、アイドル馬として人気になりました。
すでにウマ娘に実装されています。
シンボリルドルフ
史上初めての無敗で三冠馬になった「皇帝」です。頭が良く、逃げきっての勝利もあれば、差して勝つレースもあり、まるで人間が考えた作戦を知っているかのような馬だったそうです。ウマ娘にはすでに実装されています。
ナリタブライアン
シャドーロールがトレードマークの史上5頭目の三冠馬です。デビュー後は兄である世代最強ビワハヤヒデの陰に隠れて、安定しない戦績でしたが、三冠レースの2着との馬身は合計15馬身差で強烈な強さを見せつけています。1990年代、三冠馬の栄光に輝いたのはナリタブライアンただ一頭でした。すでにウマ娘に実装されています。
ディープインパクト
2005年に史上2頭目の無敗での三冠を達成し、もはや説明不要の人気を誇った競走馬です。鞍上の武豊騎手はその走りを「飛んでいる」と表現しています。引退後は種牡馬としても活躍し、2012年から9年連続リーディングサイアーを獲得しました。頸椎骨折からの安楽死の衝撃はニュース番組でも取り上げられるほど多くの人に愛された馬です。弥生賞ディープインパクト記念というレース名にもなっています。現在ウマ娘には実装されていません。
オルフェーブル
2011年に三冠馬になったオルフェーブルは国内外のレースでの活躍もさることながら、気性の荒さからくるやんちゃエピソードが有名です。デビュー戦で勝利後に騎手を振り落として記念撮影を中止にしたり、阪神大賞典でコーナーで曲がらずに暴走、調教が十分ではないと再審査を受けたりと武勇伝(?)も人気でした。なお、問題の阪神大賞典では逸走の後に競争に戻り、後ろから2番目の位置から2着まで駆け上がる爆走を見せています。ウマ娘には実装されていません。
コントレイル
2020年に無敗で三冠を達成した史上3頭目の競走馬です。
父はあのディープインパクトで、親子で無敗の三冠馬達成という偉業を成し遂げました。
実は菊花賞の前に調教師曰く3000mは適正距離じゃないとわかっていると語っています。
しかし父譲りのポテンシャルと持ち味の豪脚で見事勝利を収めました。
まだ現役の競走馬で、今後も伝説が生み出されるのが楽しみです。
ウマ娘には実装されていません。
現在ウマ娘として実装されているのはミスターシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアンです。
「5頭目」発言をもとに考えると、その前に三冠を達成した2頭、セントライト、シンザンはウマ娘の世界では存在していることがほぼ確定しています。
今後この2頭はどんな形になるかはわかりませんが、ウマ娘として登場するのではないでしょうか。
6人目以降の三冠ウマ娘の実装派の可能性は?
他の三冠馬についての実装はどうでしょうか。考察していきます。
ディープインパクトとオルフェーブル
この2頭は実績、人気共にウマ娘に登場していてもおかしくない競走馬です。
実はウマ娘プリティダービーのPVでディープインパクトとオルフェーブルらしきウマ娘は登場しています。
しかし現在実装はされていません。
噂レベルにはなりますが、馬主の許可が下りていないのが原因と考えられます。
実際、ディープインパクトのオーナー、金子真人ホールディングスの所有する他の馬もウマ娘には登場していません。
オルフェーブルのオーナー(有)サンデーレーシングの所有する馬もウマ娘に登場していません。
よって今後もすぐに実装というわけにはいかないのではないでしょうか。
コントレイル
コントレイルを所有するノースヒルズにもキズナやワンアンドオンリーといったダービー馬がいますが、ウマ娘には登場していません。
こちらもオーナーの許可が下りていないといった事情がある可能性があります。
また、ウマ娘には現役の競走馬は登場していません。
コントレイルは現役の競走馬なので、実装は難しいのではないでしょうか。
三冠馬で次に登場するウマ娘で最も有力なのは?
セントライトとシンザンについてはほぼウマ娘として存在することが確定しましたので、今後のストーリー展開によっては実装が期待できます。
セントライトは戦時中の馬なので、ウマ娘として登場するとすれば回想の中で伝説のウマ娘としての登場や、ボスキャラ的にピックアップされる可能性が高いのではないでしょうか。
シンザンについても「シンザンを超えろ」「ナタの切れ味」といった言葉から連想されるように強キャラとしての立ち位置から、メインの流れというよりは過去の最強といった形で回想に登場する可能性は高いです。
もし育成ウマ娘として登場するのであれば、過去編のようなシナリオでの育成といった形になるでしょうか。
まとめ:【ウマ娘】5人目の三冠ウマ娘?って誰の事?伝説のウマ娘が登場するの?
今回は三冠馬という観点から過去の名馬についてまとめてみました。また、三冠馬の中でもいまだ実装されていない競走馬についてもなぜ実装されていないのかを考察しています。メインストーリー4章の登場でウマ娘の世界がさらに広がったことになります。今後の動きがいっそう楽しみになりましたね。
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