お姫様を目指す、マッチョでパワフルなウマ娘・カワカミプリンセス。
どんな困難にもまずは体当たりで立ち向かうカワカミプリンセスの姿勢に思わず励まされた、という人も多いのではないでしょうか。
そんなカワカミプリンセスとは、いったいどんなウマ娘なのでしょうか。
また、どんな競走馬を元ネタとしているのでしょうか。
ウマ娘・カワカミプリンセスのプロフィールと、実在した競走馬・カワカミプリンセスの史実をまとめてみました。
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【ウマ娘】カワカミプリンセスとはどんなウマ娘?
パワフルなウマ娘・カワカミプリンセスは、お姫様を目指しています。
でもカワカミプリンセスの目指すのはただのお姫様ではなく、戦って王子様を勝ち取るお姫様。
戦うお姫様の登場するアニメ「プリンセス☆ファイター」に感激したのがそのきっかけです。
トレセン学園入学も、王子様にふさわしいプリンセスになるため。
日々肉体を鍛えていて、体型はかなりマッチョ。
力も強く、岩があれば放り投げ、壁があればぶち壊し、敵がいればぶちのめすというマッチョ思考の持ち主でもあります。
ですが、プリンセスらしい気品は常に忘れていません。
不屈の精神を持った一流のウマ娘であるキングヘイローを師と仰いでいます。
ゲームでは育成キャラクターとしては2021年10月11日より育成ウマ娘として実装される予定です。
ですが、キングヘイローの初期実装サポートカードであるSR「一流プランニング」に登場し、キングヘイローを慕ってトレーニングに励む姿は知られていました。
2021年5月ににはスピードボーナスとパワーボーナス両方を持ちトレーニング効率に優れたサポートカードであるSSR「花嫁たるもの!!」が実装。
イベント中にダイワスカーレット、ウォッカと「プリンセス☆ファイター」のポーズの話をしていて、選択肢によってはシーキングザパールが登場します。
同時期スタートの期間限定ストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」でもエアグルーヴ、マヤノトップガン、ヒシアケボノ、メジロドーベルとともにメインキャラクターとして活躍。
エアグルーヴに追いつくために岩を放り投げるなど怪力と不屈のど根性を発揮していました。
そして、そんなカワカミプリンセスの困難に立ち向かう姿がメジロドーベルを勇気付けたのでした。
カワカミプリンセスが憧れるキングヘイローや「プリンセス☆ファイター」は、高貴でありかつ自ら運命を切り開く力強い存在です。
待っているだけではなく目標に向かって戦うお姫様を目指し、カワカミプリンセスは頑張っています。
【ウマ娘】ナカヤマフェスタの元ネタはどんな馬?
ウマ娘・カワカミプリンセスは2000年代に活躍した競走馬・カワカミプリンセスをモチーフにしています。
2003年に北海道新ひだか町の三石川上牧場で誕生した鹿毛の牝馬で、父はキングヘイロー、母はタカノセクレタリーと血統は一流。
しかし6月生まれと非常な遅生まれであったため買い手が無く、牧場所有のまま2006年2月の新馬戦で遅いデビューを迎えました。
デビュー戦、君子蘭賞、優駿牝馬のトライアルであるスイートピーステークスと三連勝。
なんとデビューから65日、無敗で優駿牝馬制覇を達成します。
無敗の優駿牝馬制覇は1957年のミスオンワード以来のこと。
また、キングヘイロー産駒初のG1制覇でもありました。
そのまま秋華賞に出走しこれも優勝。
2002年のファインモーション以来の無敗秋華賞制覇であり、優駿牝馬と秋華賞の牝馬二冠はメジロドーベル、スティルインラブ以来でした。
しかし、無敗制覇のかかったエリザベス女王杯では1着入線したものの進路妨害が認められ降着処分で12着に。
これはメジロマックイーンの1991年秋の天皇賞以来となるG1レース1着降着騒動で、審議には15分以上を要したと言います。
騎手の本田優さんは「俺からは制裁金をいくら取っても構わないが、馬の降着だけは勘弁してくれ」と嘆願したそうです。
エリザベス女王杯後は休養入り。
カワカミプリンセスは2006年のJRA賞最優秀3歳牝馬、JRA賞最優秀父内国産馬に選ばれました。
2007年は騎手が武幸四郎さんにかわり、ヴィクトリアマイル10着、宝塚記念6着。
2008年は金鯱賞3着、秋からは横山典弘さんが鞍上となり府中牝馬ステークス2着、エリザベス女王杯2着と好走し、有馬記念はダイワスカーレットの7着。
2009年は、京都記念4着、産経大阪杯3着、ヴィクトリアマイルはウオッカの8着、府中牝馬ステークス6着の後、エリザベス女王杯9着を最後に引退。
以降は故郷の三石川上牧場で繁殖牝馬となりました。
かつてカワカミプリンセスがいた馬房には「猛馬注意」の看板が残されています。
猛犬注意の看板を書き換えたもので、元西浦厩舎担当の勝さんによると「近づけば、即、威嚇。」だそう。
それくらい気が強く、その気性がウマ娘・カワカミプリンセスのパワフルなキャラクター反映されているのでしょう。
しかし、仔馬と一緒に歩く引退後のカワカミプリンセスは優しいお母さんそのものです。
カワカミプリンセスの父はあのキングヘイロー。
そのためかウマ娘・カワカミプリンセスの勝負服は実際の桃・緑菱山形・袖緑二本輪の勝負服から桃色と緑菱が取り入れられているだけでなく、ウマ娘・キングヘイローのものとシルエットやボタン位置など似た雰囲気になっています。
また「うまよん」では、師と慕うキングヘイローだけではなく、メジロマックイーン、ファインモーションやメジロドーベルともお茶会をしており、親しい様子が伺えます。
これはお互い良家出身のウマ娘同士というだけでなく、史実の記録で関係があったことにちなんでいると思われます。
特に、ウマ娘・メジロドーベルとはともにストーリーイベント「花咲く乙女のJunePride」でエアグルーヴに追いつこうと頑張っていましたが、これは三頭が血統上の期待を背負いながら優駿牝馬を制した史実を表しているのではないでしょうか。
ダイワスカーレット、ウォッカとは古馬になってから対戦しています。
シーキングザパールは父のキングヘイローが1999年の安田記念で対戦しているので、もしかしたらその縁でウマ娘・カワカミプリンセスを育てようとしてくれたのかもしれませんね。
競走馬・カワカミプリンセスの馬名には、三石川上のプリンセスになってもらいたいという願いがこめられています。
この馬名にこめられた願いが、ウマ娘・カワカミプリンセスの目標となっているのです。
まとめ:【ウマ娘】カワカミプリンセスとはどんなウマ娘?実装の可能性は?元ネタの馬はどんな馬?
ウマ娘・カワカミプリンセスのパワフルなエピソードには、競走馬・カワカミプリンセスの気性と記録づくしの牝馬二冠という戦績が反映されていました。
また、キングヘイローから受け継いだ不屈の精神も、史実での血統によるものです。
ウマ娘・カワカミプリンセスが育成キャラクターになったらどんな熱い展開を見せてくれるのか、楽しみでなりません。
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