日本学術会議の問題とは何？子供でもわかりやすく解説

最近よく耳にする日本学術会議という言葉をよく聞きますが、何か問題が起きていることは間違いありません。

そこで、日本学術会議の問題とは何か子供でも分かるように解説していきたいと思います。

日本学術会議の問題とは

今、日本学術会議の問題となっているのは、菅総理大臣が学術会議の会員の105名のうち、勝手に6名を除名したということで問題になっています。

なぜこれが問題になってるかというと、菅総理大臣が勝手に除名したことを法律違反だと言うことで叩かれており、これは学問の自由が奪われたと野党はじめマスコミも騒いでいるようです。

実際に菅総理大臣が除名したリストを見ていないとも言われてることや、なぜ除名したかの説明がないことについて問題だと言われております。

日本政府が日本学術会議の会員を決めるのに、初めは政府が誰を会員にするか決めていましたが、その時に日本学術会議の意見も参考にして人を選んでいましたが、だいたい問題が無かったようで日本学術会議の意見が100％通っていました。

それが、時が流れ日本学術会議が「自分たちで勝手に会員を決められる」と勝手に拡大解釈していました。

しかし、政府のトップが変わると「勝手に会員を決めているのは問題だ」と思い、日本学術会議の会員を決める時に、不適切な人物がいると言うことで除名をしました。

そうすると、日本学術会議側は「話が違うじゃないか！！」と怒ってきました。

すると政府は「意見は反映させるが、そちらの言う通りにしなければならないことはない。」「会員のリストを作るなら、ちょうどの人数を提示するのではなく、選択できるぐらいの人数を提示しないと、やりたい放題の会員になるからダメ。」という風に言っている問題です。

現在起きている日本学術会議の問題がありますが、そもそも日本学術会議とは何なの？何をするところなの？という方が多いと思います。

設立はは1949年までさかのぼり、GHQの勧めで設立されました。

この時期はGHQによりまともな学者が追放されて、左寄りの学者だけで設立した組織でした。

政府から独立して特別な職務を行う組織で日本の87万人の学者を代表した組織で210人の会員がいます。

当然、87万人の代表とあって、その87万人から推薦されて代表になってると思われますが、そのような時期もあったのですが、現在は完全100％身内だけの推薦のみで代表が選ばれています。

実は、日本学術会議は政府機関であり、会員全員が国家公務員です。

2004年に独立行政法人を進められたようですが、国家公務員の安定を求め会員が猛反対して、結局そのまま国家公務員のままで存続しています。

日本学術会議が掲げている役割は4つあります。

・政府に対する政策提言
・国際的な活動
・科学の役割についての世論啓発
・科学者間ネットワークの構築

この役割を掲げていますが、実はこの活動も今問題になっていることに関係してきているのです。

ここで、問題について検証していきたいと思います。

報道では、菅総理大臣がいきなり理由もなく日本学術会議の会員を除名にしたとなっていますが、それについても冷静に考えれば違う気がします。

もともと国家公務員で政府機関の日本学術会議はいわば政府の子会社であって、政府が関与することは当たり前です。

日本学術会議は国家公務員である以上国益が優先されるのは当然で、それに反対する人は除名されて当然なのです。

もしも反政府の研究や活動がしたいなら、2004年の時に独立しておいたらよかった話で、そうしなかった日本学術会議が今回の件で文句を言うのは違うと思います。

では、なぜ菅総理は今回6名を除名したのかというと、正式には回答していませんが米中問題が噛んでいるようです。

日本学術会議は中国の「千人計画」に積極的に協力しており、これに対してアメリカは「何やっとんねん」と日本政府に言っており、それで政府は、「オイオイ！好き放題するのはアカンよ」といって言うことを聞かない者を除名したようです。

現在はそれに対して日本各術会議の会員が逆切れして文句を言ってる状態です。

日本学術会議の問題についての説明とそれを子供でも分かるように説明されています。

日本学術会議の設立と何をしている組織なのかについて説明しています。

なぜ政府が関与して除名したのかを持論ですが解説しています。