【SPY×FAMIILY(スパイファミリー)】の世界の中、東国内でアーニャやボンドに対して行われていた人体実験。
両者の回想シーンで研究員と思しき人物が描かれていますが、そのうちの一人はもう既に登場しており、なんと名前も分かっているのではないかという噂が・・・!?
今回はアーニャとボンドが人体実験を受けていた組織や研究員について、現時点でわかっていることをまとめながら、その正体について考察していきたいと思います。
【スパイファミリ―】アーニャとボンドが実験されていた施設は?
アーニャやボンドが実験をされていた施設は、おそらく同じ組織であると思われます。
理由は両者の過去の回想シーン。
第1話ではアーニャ、第22話ではボンドそれぞれの実験施設時代の回想が描かれてをいました。
この回想シーンには数名の研究員が描かれており、その内の2名『スキンヘッドの男性』『チョロ毛丸眼鏡』に関しては同一人物だと思われます。
このことからボンドの研究『プロジェクト〈アップル〉』を行っていた組織が、アーニャの人体実験も行っていたということが分かりますね。
次にそれぞれの実験が行われていた時期についても、着目してみましょう。
ボンドが実験されていた時期
ボンドの実験に関しては、第19話で東国旧政権下で実験が行われていたとシルヴィアが話していました。
この旧政権とは、おそらくデズモンド率いる国家統一党のことかと思います。
公式ファンブックによれば、政権交代があったのは西国との戦争が終わった後とされています。
第12話に『東西の間に鉄のカーテンが下ろされてから十余年』とあり、東西の平和を守るスパイとして働くロイドがスパイ歴十数年となっています。
そのため戦争が終わったのは、現在の時間軸から見て10年ほど前の出来事であると思われます。
つまりボンドの実験が行われていたのは戦争前、10年以上前のことでしょう。
アーニャが実験されていた時期
対してアーニャはフランキーの調査で、ここ1年ちょいは里子に出されていたことが分かっています。
そして過去の回想で描かれていたアーニャは、今とそこまで変わらない姿に見えました。
仮にアーニャを6歳だと仮定しても、アーニャの実験が行われていたのは1年前〜2、3年前くらいではないかと思います。
いずれにせよボンドとアーニャが実験を受けていた時期は、ずれている可能性が高いでしょう。
【スパイファミリ―】アーニャとボンドを人体実験していた人物は?
アーニャとボンドの実験を行っていた研究員として描かれていたのは、今のところこちらの3人。
・ スキンヘッドの男性
・ チョロ毛丸眼鏡の男性
特に男性2名に関してはアーニャとボンドどちらの実験にも姿があったので、古株もしくは重要な研究員である可能性が高いかと思います。
実際アーニャとボンドには、このような実験がされていました。
【ボンドへの実験】
ボンドへの実験の様子は、第22話の回想のシーンで描かれています。
地べたにエサを撒かれたり、脳に電気を流されたりと結構酷い扱いを受けているのが分かります。
『犬なんぞ死んでも替えはきく』と言われていることから、替えのきく消耗品としてかなり危険な実験もされていたのではないかと思われます。
【アーニャへの実験】
アーニャの実験に関しては、現在まだどんなことがされていたかなどの詳細は描かれていません。
唯一過去が描かれている第1話で、研究員が『勉強の時間』という言葉を使っています。
おそらくこの『勉強』というのが、実験のことではないかと思われます。
アーニャが必要以上に勉強を嫌がっている理由は、もしかしたらこのことが原因なのかもしれませんね。
『勉強だ』と言われて涙を流していることから、実験はアーニャにとって辛いものだったのではないかと考えられます。
【スパイファミリ―】アーニャとボンドを実験していた人物の名前は?
先程紹介した研究員3名の中で一人、実はすでに名前が登場しているのではないかと思われている人物がいます。
それは『チョロ毛丸眼鏡』の男性。
この男が第44話でガーデン店長の話に出てきた、『レオナルド・ハプーン』なのではないかと言われています。
理由はこちらの3つ。
【見た目が似ている】
一番の理由は、なんといっても見た目が似ていること。
レオナルド・ハプーンと思われる男は、第44話でのガーデン店長の説明の中で描かれています。
ここで描かれている人物はオールバックではないものの、研究員の中にいた男性同様の特徴的なチョロ毛や丸眼鏡が確認できますね。
外見的な特徴に関しては、第62話で描かれていたロイドの幼馴染である伍長にも見られますが、あの髪形はそんなに多いものではないはず。
これだけでも十分、研究員=レオナルド・ハプーンという根拠になると思います。
【単行本で修正が加えられている】
先程根拠にあげた外見的特徴ですが、実は単行本収録時に髪形が一部修正されています。
変更されたのは、あの特徴的なチョロ毛。
単行本ではあのチョロ毛がなくなり、長い前髪を横に流す七三のような髪形に変更されているんです。
これに関してはレオナルド・ハプーンと研究員が本来関係なく、意図せず伏線のようになってしまったから直したという可能性も考えられます。
ですが丸眼鏡という特徴は残されており、まるっきり変えたわけではないことから、読者にバレないように直したと考える方が自然なようにも思えます。
【部下に特殊な能力を持った暗殺者がいた】
豪華客船編でヨルたちを襲ったレオナルド・ハプーンの手下の中には、特殊な能力を持った暗殺者が2人いました。
・ 驚異的な聴覚を持つ盗聴男
彼らについては、特に超能力という表現は出てきていませんでした。
ですが匂いを嗅いだだけでそこにいた人数や性別が分かったり、何十もの音の中から狙った言葉を拾ったり。
どちらも、常人技とは思えませんでしたよね。
レオナルド・ハプーンがあの研究員だとして、彼らの能力も実験の成果だと考えれば、彼らにあのような能力があることにも納得がいきます。
レオナルド・ハプーンは、ガーデンが護衛したグレッチャーファミリーを壊滅させた張本人。
もしも彼がプロジェクト<アップル>の研究員だったとすれば、グレッチャーファミリーの壊滅には国家統一党が絡んでる可能性が・・・。
となると、今後ガーデンと対立する可能性もあるかと思います。
そして第66話で国家統一党に興味があると思われ、ガーデン店長に目をつけられているロイド。
今後の展開でフォージャー家に飛び火することも考えられそうですね。
まとめ:【スパイファミリ―】アーニャとボンドの人体実験をした人物の名前は?
今回はアーニャとボンドの実験を行った人物について、考察していきました。
アーニャとボンドは同じ組織で被検体とされていたようですね。
そして研究員として登場した人物のうち『チョロ毛丸眼鏡の男性』は、これらの理由からグレッチャーファミリーを壊滅させた『レオナルド・ハプーン』の可能性がありそうです。
・ しかも単行本で髪形が修正されている
・ 常人とは思えない手下がいる
最新話で見る限り、ガーデンと国家統一党は決して味方ではないよう。
もしレオナルド・ハプーンと国家統一党の息のかかった研究組織の元研究員だとすれば、やはり今後敵対してくる可能性も出てきそうな予感。
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