「葬送のフリーレン」は、魔王を倒した勇者一行の後日譚を描くファンタジー漫画であり、2020年から『週刊少年サンデー』に連載されています。
この記事では、ヒンメル率い勇者一行が倒した魔王の直属の「七崩賢（しちほうけん）」と呼ばれる魔族について紹介していきます。
【葬送のフリーレン】七崩賢とは？
「七崩賢」は、物語内で魔王直下の大魔族で構成された、魔王軍の中でも最大の戦力とされる7人の魔族のことを指します。
誰が最初にこの呼称を使用したのかははっきりとはわかっていませんが、人間側だけでなく魔族側でもこの呼称が使用されています。
したがって、魔王自身か、魔王に近い存在である全知のシュラハトがこの名前を付けた可能性が高いでしょう。
七崩賢の代名詞とされる魔法は特殊で、物語の中でソリテールというキャラクターが語った通り、人間や人の理を超える力を持っています。
身体や脳の構造に関する生物学的な違いを超越し、人類には扱うことのできない魔法であるとされています。
このような強力な魔法が「七崩賢」の魔法として描かれていることが、物語の重要な要素となっています。
【葬送のフリーレン】七崩賢個別紹介
葬送のフリーレンの第63話にて集結された七崩賢が描かれておりますが、現在名前が確認できているのは4人だけです。
そこでここでは七崩賢の一覧と個別に七崩賢を紹介していきます。
| 七崩賢：名前 | |
| 断頭台のアウラ |  |
| 黄金郷のマハト |  |
| 不死なるベーゼ |  |
| 奇跡のグラオザーム |  |
| 不明 |  |
| 不明 |  |
| 不明 |  |
断頭台のアウラ
「七崩賢」の最初の登場は第14話にて、言葉を話す魔物「断頭台のアウラ」が登場しました。
このエピソードで初めて「七崩賢」という名前が明らかになりました。
アウラは絶大な魔力を持ち、”服従の天秤”と呼ばれる魔法を使用し、自分よりも魔力が劣る相手を服従させることができる能力を持っており、不死の軍勢を指揮していました。
アウラは南の勇者との戦いや、後に勇者ヒンメル一行との戦いを経験し、その強大な魔力で生き延びました。
物語が進行する中で、魔王が討たれた後もアウラの生存が確認されていましたが、第22話でフリーレンによって討たれます。
アウラの敗因は、フリーレンが自身の魔力量を偽装していたことに気付かなかったことでした。
アウラの死が物語の展開に影響を与えた瞬間であったことがうかがえます。
黄金郷のマハト
「黄金郷のマハト」は、物語内で第63話で南の勇者の一コマで初登場し、その後、第77話で竜の群れの中で再登場しました。
マハトは七崩賢の中でも最も強力で、フリーレンもかつて敗北した経験があり、現在においてもマハトを倒すことは難しいとされています。
マハトの代名詞となる魔法は「万物を黄金へと変える魔法」であり、人や物を問わず黄金へ変えることができます。
この魔法はフリーレンによれば最強の「呪い」であり、ほぼ解除不可能な人知を超える魔法であるとされています。
しかし、物語の展開において、フリーレンがこの魔法を解析することに成功し、第102話においてマハトの弟子であるデンケンによって討たれます。
マハトの敗北は物語の転機となり、フリーレンとの対決が物語を進展させました。
不死なるベーゼ
「不死なるベーゼ」は、物語内で第59話「小さな人助け」にて初めて言及され、ヒンメルとフリーレンの会話中で名前が登場します。
その後、第102話「相討ち」において回想シーンが描かれ、勇者ヒンメル一行に討たれた七崩賢の一人であることが明らかになります。
具体的な魔法の詳細は描かれていませんが、「結界魔法」と思われる魔法を使用したことが示唆されています。
ベーゼは結界に閉じ込められたフリーレンに対して、結界を解除することは不可能だと諦めかけるほどの強力な魔法を使いました。
ベーゼの敗因は、フリーレンだけを脅威とみなし、ヒンメル一行を侮ったことでした。
この敗北は物語の中でも重要な出来事の一つであり、七崩賢の強大さとヒンメル一行の成長を示す瞬間でした。
奇跡のグラオザーム
「奇跡のグラオザーム」は第89話「罪悪感」に登場した七崩賢の一人で、物語の中でまだ戦闘シーンが描かれていないが、おそらくヒンメル達勇者一行に討たれた七崩賢の一人です。
このグラオザームの力や魔法については具体的には明らかにされていませんが、第89話「罪悪感」において、記憶を消す力や魔法を持っていることが示唆されています。
マハトがこのグラオザームについて言及した際に、戦い方やその魔法によるものかは明確ではないものの、マハトがグラオザームとの相性が非常に悪いと述べていることが描かれています。
これらの情報から、この七崩賢は記憶操作や精神的な影響を与える能力を持つ可能性が高いと考えられます。
しかし、具体的な魔法や力の詳細については、物語の中での詳細が明らかにされるまで確定的な情報はありません。
他の七崩賢三人（名前不明）
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原作「葬送のフリーレン」で七崩賢の4人はすでにストーリー上にも登場していますが、残りの3人はいまだにストーリー上には登場しておりません。
しかし第63話で七崩賢が勢揃いした時にキャラクターの絵だけは表現されております。
今後本編のストーリーにも出てくるであろう残りの七崩賢、詳細がわかり次第追記していきたいと思います。
【葬送のフリーレン】七崩賢と南に勇者との関係とは？
七崩賢と南の勇者との関係はとても深くストーリー上においても重要です。
そこでここでは七崩賢と南も勇者との関係を紹介していきます。
七崩賢と南に勇者との関係
南の勇者は、全知のシュラハトと七崩賢と壮絶な戦いを繰り広げました。
そして、南の勇者は三人の七崩賢をを討伐しました。
その後、南の勇者はシュラハトとの壮絶な一騎討ちに挑みました。
しかしシュラハトも非凡な力を持つ強者であり、南の勇者は致命傷を負いました。
だが死を受け入れずに、南の勇者は最後の力を振り絞り、シュラハトにも同様の致命傷を与え、双方が相討ちとなったのでした。
南の勇者とは？
南の勇者は、物語中で非常に強力な存在として描かれています。
彼は一年の間に魔王軍に大きな打撃を与え、七崩賢という魔王軍の最強の力を持つ一団と対峙し、激しい戦闘を繰り広げました。
その功績により、彼は多くの人々から尊敬され、彼を称える銅像がファーブル村に建てられたことが物語中で言及されています。
また、南の勇者は未来を見通す魔法を使い、自身の最期と、フリーレンがヒンメルと出会う未来を明かしたことから、彼の知識や洞察力も非常に高いことが伺えます。
彼の強大な力と知識は、物語の中で重要な要素として影響を与えています。
【 葬送のフリーレン】七崩賢に関するファンの感想
まだまだ謎が多い七崩賢ですが「葬送のフリーレン」のファンからは多くの感想が寄せられています。
それらを紹介していきます。
11話でアイゼンが「人類最強といわれた南の勇者も魔王直下の七崩賢に討たれた」って言ってるわ！そんなに魔王軍強いんかと思ったら最新話で「南の勇者は七崩賢3/7を倒して未来が見える魔王腹心の“全知のシュラハト”と相打ちになった」事が判明した。魔王軍の弱体化がすげぇ〜南の勇者強ぇ〜。
— 夜子 (@Yoruko4170) August 25, 2021
南の勇者の強さが表現されている記事ですが七崩賢も魔族としてかなりの地位を持っていたことも表現されています。
フリーレンにもあっさり負けてしまう七崩賢もいればかなり苦戦した七崩賢もいたように相性で変わってくるのかなと思います。」
#葬送のフリーレン
で謎なこと
①南の勇者はたった一人で七崩賢と戦ったのか？連れがいたのならそれはどんな連中だったのか？
②ヒンメル一行と断頭台のアウラが戦った時なぜアウラを倒せなかったのか？
③黄金郷のマハトはヴァイゼ以前にも各地に黄金になった町を残していたはずだが？— piaaまたはじーたん (@piaa0117) September 6, 2023
確かに南の勇者は1人で戦ったのか仲間がいたのかは触れられていませんね。
一人で戦ったような話っぷりでしたから今後また新たな情報が出てくるかもしれませんね。
フリーレンアニメPV、
七崩賢アウラまで出てて割とビビったな。タイトル回収話までやるってことだから区切りとしては超盛り上がるところなのでわかるのだが、おーそこまでやるのかー、という。— おぼろ＠抜け殻 (@OBOROCK) August 31, 2023
アニメでは原作の3巻ぐらいまでは行くようですね。
盛り上がってくるところで2期に続くというのパータンはいいですね！
まとめ：【葬送のフリーレン】七崩賢（しちほうけん）についての完全ガイド！
七崩賢は『葬送のフリーレン』のストーリーの中で不可欠な存在となっております。
今後まだ名前も出ていない七崩賢も出てくると思いますが、今回の記事では現在登場している七崩賢を個別にどんな魔法を使ったり能力を持っているのかを紹介していきました。
また南の勇者との関係なども紹介していき、今後のストーリーの奥深さがわかってもらえたと思います。
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