【推しの子】小説「45510」の意味は？なぜアイのパスワード？

推しの子

2023.04.26

アニメ【推しの子】ですが、OP主題歌『アイドル』の元ネタとなった小説『45510』が期間限定で公開されています。

『45510』は原作者である赤坂アカさん書き下ろしの小説で、アイのスマホのパスワードでもあるこの数字にどんな意味があるのか、気になりますよね。

今回は小説『45510』についてやアイのスマホのパスワードであること、何故この番号なのかをまとめて紹介していきます。

【推しの子】小説「45510」とは？

『45510』はOP主題歌である『アイドル』の元ネタであり、赤坂アカ先生の書き下ろし小説です。

【推しの子】のスピンオフとなっており、元B小町メンバーがアイの本音に触れるというストーリー。

原作でのアイは1巻で死んでしまうこともありますが、どこか上っ面しか見せていないようなところがあります。

実際のところ何を考えているのか、イマイチ掴めないキャラですよね。

そんなアイの本心や元B小町メンバーとの関係性が、この『45510』で明らかになっていきます。

正直私も今までアイをメンタルの強いキャラだと思っていたので、この『45510』を読んでアイの印象がガラッと変わりました。

『45510』は現在、公式サイトにて公開中です！

原作をより深く楽しめるので、是非一度読んでみてください！

「45510」とは、アイのスマホのパスワードでもあります。

このことが描かれているのは、2巻第14話でした。

アイの死後、スマホロック解除のために1から数字を試していったアクア。

なんと4年もの月日をかけて、アイのスマホのパスワードである『45510』にたどり着いていましたね。

当時はこの数字の意味が明かされておらず、

・　アイの誕生日
・　住所やマンションの号室
・　父親の名前

など様々な考察が展開されていました。

まさか原作内ではなく、原作者の書き下ろし小説という形で伏線回収されるとは思いませんでしたよね。

主題歌元ネタのためだけの作品というわけではないことも感じられ、原作ファンとしては嬉しい限りです。

アイのスマホのパスワード「45510」は、B小町結成メンバーの頭文字でした。

初代B小町のメンバーは、高峯・ニノ・アイ・渡辺の4人。

それぞれの頭文字「た」「に」「あ」「わ」を、携帯で入力しようとすると「４」「５５」「１」「０」とボタンを押すことになりますよね。

これが、「45510」というパスワードの正体でした。

そして意外だったのは、アイがこの数字を自身のスマホのパスワードにしていたということ。

B小町はメンバー同士の仲がそこまでよいわけではないとされており、原作でもアイが他のメンバーを気にかけているシーンは描かれていませんでした。

ですが小説『45510』の中で、アイは『本当はメンバーと仲直りしたかった』という本音・弱音をこぼしていました。

「45510」というスマホのパスワードは、アイのいつかは昔のように戻りたいという願いの現れなのかもしれませんね。

アニメ放送や主題歌『アイドル』の公開に合わせて、期間限定公開されている【推しの子】のスピンオフ作品『45510』。

この「45510」は原作でもアイのスマホのパスワードとして登場している数字であり、ここでまさかの伏線回収でしたね。

「45510」の意味は、B小町結成メンバーの頭文字。

このことからアイのメンバーと仲良くしたかった、という心のうちが垣間見えてきました。

小説『45510』や主題歌『アイドル』は、今まではあまり描かれなかったアイの本音に触れた作品。

読むのと読まないのでは原作に対する感じ方が変わってくるので、まだ見ていないという方は是非読んでみて下さい！