推しの子は漫画家「赤坂アカさん(原作)&横槍メンゴさん(作画)」の作品で、2020年4月23日発売の週刊ヤングジャンプ21号より連載が開始されている作品です。
※この記事では推しの子の最新話である第63話のネタバレと感想を紹介し、今後どのような展開になるかの考察をしています。
「推しの子」とは
アイドル・星野アイが出産した双子の子アクアとルビーは、アイの出産前に命を落とした2人のアイのファンが前世の記憶を持ったままアイの子として産まれ変わったが、その後アイは誰かに殺されてしまいます。
アクアはアイを殺した犯人を捕まえるために、ルビーは母親であるアイの様なアイドルを目指すために芸能界で様々な出来事を乗り越えていくサスペンスあり、青春ありの漫画です。
👇前回の話
【推しの子】ネタバレ第63話「天才役者」
2021年11月18日発売の週刊ヤングジャンプ51号で掲載された話です。
第63話「天才役者」
話は有馬かなの子役時代の話から始まります。
かなの母親は昔、自身が芸能人に憧れていた様で、その夢を娘のかなに託していたようです。
かなが売れっ子の子役となり憧れの芸能人と話したり、ホームパーティーに呼ばれたりして母親は物凄く楽しかったらしく、それを見ていたかな自身も楽しかったようです。
しかし、かなの人気に陰りが見えてくると母は無理な営業活動や出番を増やせだの現場を困らせ始め、かな自身にも当たるようになり、家庭内も上手くいかなくなっていった。
母は「売れている有馬かな」が好きだった様で、かな自身は何とかこの業界で生き残っていかなくてはならないとお母さんがおかしくなると思っていた。
そんな時に五反田泰志監督に「もう少し周りと上手くやらねえとこの業界長くやれねえぞ」と言われたその言葉があったから、かなは現在も続けてられると思っており、アクアと出会い「私は天才じゃない」と知ったようでした。
「大人は演技力より使いやすさを求めている」そういった事を知り、
有馬かなは周りに合わせる演技を覚えていったようで、いつの間には「私は主役じゃなくてもいい、周りが喜んでくれればそれでいいと」かなは思っていた所に、今回の舞台でアクアはアドリブでかなにスポットを強引に向けた。
舞台上では二人の心の中での会話が繰り広げられている。
かな「アンタはそうやっていつも私なんかを持ち上げて…。」
アクア「「つるぎ」の役柄は天真爛漫な戦闘狂だ、縮こまった演技じゃ映えないだろ?」
かな「まぁ、それもそうなんだけれどね。でも好き勝手やったら周りの迷惑に…」
アクア「周りの奴らがそれを見たいって言ってんだ!やりたいように演技やれよ有馬かな!フォローは俺がする。オレも有馬のやりたい演技を見てみたい。」
何かに目覚めた有馬かなは思いっきりアクアに演技を受け止めてもらうかのように「アクア、あんたはいつも私を変にさせる」とはち切れたとびっきり元気な演技を見せだした。
客席から見ていたルビーも「楽しそう」と思わず言葉を発する。
鏑木は「そうだった、商業的に分かりやすい亡き演技がクローズアップされがちだけど、有馬かなはこういった演技で一世風靡したんだ。今まで便利な役者として使っていたけれど枯れてなかったんだ、分からんもんだね」
かなはキラキラ輝きながら「ほら、見たかったんでしょ私の演技!もっと見て!!」とこの瞬間、舞台上の主役になりました。
それを見ていた黒川あかねは「かなちゃん」「かなちゃん」と昔見ていた有馬かなと重なりドキドキが激しくなっていました!
◆次話につづく◆
【推しの子】最新話第63話の感想
今回の話しで、有馬かなの過去にあった出来事でなぜ現在の様な感じになったのかがわかりましたね。
以前から天才子役の寿命が尽きて、何とか便利屋役者として生き残ってるような表現ではありましたが、母親の変化や自身は天才ではないと知った時の対応などが現在の有馬かなに仕立てあげていたのですね。
そんなかなを今回アクアは覚醒させて、本来の有馬かなの魅力を前面に出してあげましてね。
天才子役から天才役者にランクアップさせてしまいましたね。
今後「B小町」も盛り上がっていくかもしれませんね。
【推しの子】最新話第64話の考察
今回の有馬かなの覚醒で異常に興奮していた黒川あかね!
有馬かなの本当の演技をずっと見てみたかったのですね。
そうなると対抗心を燃やす黒川あかねと姫川大輝です。
二人が有馬かなの覚醒を心待ちにしていたに違いありません。
この舞台で最高のクライマックスを迎えるのではないでしょうか。
次回が楽しみですね!
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