アニメに実写化と人気沸騰中の【ゾン100】に登場するシズカ(三日月閑)は、アキラの恋愛対象として注目されるキャラクターです。
ゾンビが溢れる世界でやりたいことをこなしていくというストーリー展開ですが、共に旅する二人の恋模様も気になるところ。
この記事では【ゾン100】のシズカがどんな人物であるかや、彼女がアキラに告白するかどうか、そして彼女の父親との関係について考察を交えて紹介していきます。
【ゾン100】シズカ(三日月閑)はどんなキャラクター?
三日月閑が初めて登場したのは、第1巻2話でのこと。
今では共に旅する仲間ですが、登場当時はリスクヘッジをとても気にする厳しい女性として登場しましたね。
まずは、シズカというキャラクター自体を振り返ってみましょう♪
初対面ではアキラのことを軽蔑していた?
第1巻2話で初めて出会った、シズカとアキラ。
アキラがコンビニにビール調達に訪れた際に、同じく物資調達に来ていたシズカに出くわしました。
後の3.5話では、アキラのことを
『典型的で、短絡的で刹那的快楽主義の思考の持ち主』
『何故こんな人間が生き延びているのか』
『リスクヘッジもまともにできない人』
と、かなり辛辣なイメージを持っているようでした。
度重なる遭遇で打ち解けるシズカ
はじめはアキラに対して軽蔑気味だったシズカですが、度重なる遭遇や共に旅をすることによって、その気持ちは徐々に変化していきます。
シズカの気持ちが特に変わっていく様子が見られたのは、こちらの3カ所でした。
・ SAでアキラを過去の自分と重ねる(第3巻11話)
・ 混浴での会話(第4巻13話)
それぞれ、詳細を紹介していきます!
【水族館での『大切な人』発言(第2巻7話)】
サメゾンビに襲われるシズカを、メリットもないのに助けにきたアキラ。
『赤の他人』のために危険を冒すなんてと呆れるシズカに対し、彼は『俺にとってお姉さんはもう「大切な人」』と答えていました。
そんな発言に、頬を赤らめたシズカ。
それまでは断固拒否していた連絡先交換も、その後すんなり了承していたことから、はじめてシズカの心を動かした出来事だったと思われます。
【SAでアキラを過去の自分と重ねる(第3巻11話)】
幼いころから父親に『~べき』と言われ続け、本当は自分のためではないと分かっていながらも、それに従い続けていたシズカ。
そしてSAでの立ち往生の際、小杉に対するアキラのブラック洗脳っぷりに、昔の自分を重ねます。
しかし傍から見るとそのおかしさを痛感するのか、シズカはアキラの姿が正しくないと感じるのでした。
助けようという気持ちももちろんですが、アキラを救うことでシズカ自身も救われたような表情を浮かべていましたね。
この行動により二人の気持ちの変化もそうですが、シズカはリスクヘッジに固執しすぎず、アキラたちとの旅を楽しむようになりました!
【混浴での会話(第4巻13話)】
意図せず、温泉で混浴してしまった二人。
そこでシズカはアキラの恋愛観を否定したことを謝り、『いつか私も誰かを好きになるなら、こんな風に素直な自分でいられる相手だといいな』と話していました。
この時は決してアキラに告白しようと思ったわけではなかったシズカでしたが、この出来事でアキラのことを意識し始めたのは間違いないでしょう。
はじめこそアキラを厳しい目で見ていたシズカでしたが、共に活動することでアキラの考え方に感化され、気持ちが動いていたことが分かりますよね。
【ゾン100】アキラとの恋の行方は?シズカ(三日月閑)がアキラに告白!?
【ゾン100】の中では、リスト進行だけではなく、アキラとシズカの恋の行方も気になるところ。
長い旅の中で、少しづつ縮まっていく二人は最終的に結ばれるのか!?
次は、二人の恋の行方や告白について紹介していきます!
旅を初めてからしばらくは意識していない二人?
旅をしてからしばらくは、互いに恋愛対象としての意識は強くなかったように思えます。
二人の意識が大きく変わってきたのは、先ほども紹介した温泉でのシズカの発言から。
そもそもシズカに関しては、水族館で助けてもらったあたりから少なからず意識をしていたのかもしれませんね。
アキラに関しても、もしかしたら心の底では多少意識していたのかもしれません。
ですが本格的に意識し始めたのは、シズカがゾンビに噛まれてしまった第12巻46話。
体調が急変するシズカの姿を見て、『最愛の女性と出会う』というリストが既に叶っていたと痛感していましたね。
無人島でのサバイバル生活でシズカが告白!?
舟から落ちて流れ着いた無人島にて、自分の気持ちをしっかりと再確認したシズカ。
第12巻44話にて暗闇の中、その思いをアキラにぶつけます。
しかし実は声をかけていた相手は、ジョージのゾンビ。
その頃ドラム缶風呂に入っていたアキラの耳には、わずかにシズカの告白が届いていたものの、それが告白だということはわかっていませんでした。
【ゾン100】シズカ(三日月閑)はゾンビパンデミック化する前は何をしていた?父親との関係は?
シズカを語る上で、外せない存在なのが父親。
最近では全く登場しなくなってしまいましたが、物語当初ではシズカの在り方に大きな影響を与えている人物として描かれていましたね。
最後にシズカとこの父親について、まとめていきます!
シズカの父親とゾンビパンデミック前の職業は?
第3巻10話にて、シズカの父親は若くして単身渡米し、一代で大企業を立ち上げた金融屋だったと紹介されていました!
シズカの生活の様子からも、かなりのお金持ちであることが分かります。
また渡米ということは、今もアメリカにいる可能性が高いですよね。
そしてアメリカと言えば、ゾンビウィルスに関わっているとされるアンブリエル社がある国でもあります!
ゾンビウィルス解明に近づいた時、もしかしたらシズカの父親が登場するという展開もあるのかもしれませんね!
幼いころからの父親との確執!呪縛は解ける?
シズカの父親に対する呪縛は、アキラが小杉に打ち勝った第3巻11話にて解けたものと思われます!
アキラが小杉に服従し、『~すべき』と口にしている姿を見て、幼い頃の自分を思い出すシズカ。
彼を自分と重ねた上で、本来自分だけのものである『意思』『自由』『尊厳』『魂』『誇り』を放棄させ奪っていると言い放ちました。
『私はもう二度と、誰にもそれらを渡さない。』
シズカが堂々と告げたこの言葉からも、彼女が父親の呪縛から解き放たれたことがわかります。
まとめ:【ゾン100】シズカがアキラに告白?父親との関係は?
今回は【ゾン100】三日月閑について、どんな人物なのかやアキラと父親との関係をまとめて紹介しました!
初めは印象が悪かったものの、共に行動するにつれてシズカのアキラに対する印象は大きく変化していきました。
第12巻ではアキラに伝わりはしなかったものの、ついに告白するまでになりましたね!
最新刊ではアキラも自分のシズカへの気持ちに気づき、今後2人がどうなっていくのかが気になるところ。
また呪縛は打ち解けたものの、シズカと父親の関係にも注目が必要です!
最新話では、ワクチン普及の術を探しながらの九州旅行続行。
どんな展開が待っているのか、これからも【ゾン100】が楽しみですね♪
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