新章『映画編』が始まったことで、ストーリーが最終章に進む予感がしてきた【推しの子】。
この章ではついに『15年目の嘘』の企画も垣間見え、この後いつどうやって最終回に向かっていくのか、そして一体どんな結末になるのか、今まで以上に気になってきている方も多いことでしょう。
今回は『推しの子』について、物語の中での最終回(着地点)はいつなのかや、どんな結末になるのかを考察していきたいと思います。
【推しの子】最終回はいつ?
【推しの子】第八十一話から始まった新章では『15年目の嘘』に触れる描写があり、いよいよ物語の最終回が見えてきたように思えます。
第1巻に収録されているアクアや五反田監督インタビューを見ると、『15年目の嘘』はアイの事件に関係があり、これを演じることで犯人への復讐につながる可能性が高そうな予感。
ということは『15年目の嘘』の完成や放映こそがこの物語の終着点、つまり最終回になる可能性が高いのではないかと考えています。
また、第八十二話でのドルヲタ店長の考察。
B小町がドームの地を踏む可能性について
『最低でもあと4年はかかるだろう』
と話していましたね。
現在アクアルビーは高校2年生の17歳。
ドルヲタ店長の考えが正しければ、ルビーたちがドームに行く可能性があるのはおそらく21歳前後の頃でしょうか。
アイの事件は彼女が20歳の時に起こっており、その時に双子は3~4歳。
そして五反田監督は『15年目の嘘』について、『15年前にポシャった』と話していましたよね。
さすがに事件直後すぐには企画立案されていないと思うので、このインタビューが行われたのは2人が20歳前後なんじゃないかと考えています。
そう考えるともしB小町のドームライブが開催されるとしたら、『15年目の嘘』の公開時期と被る可能性もありそう。
実際にインタビュー時ドルヲタは、ルビーを団扇を手にしておりB小町のライブに向かう途中のように見えます。
復讐の要となりそうな『15年目の嘘』の公開、そしてルビーの夢であるアイドルの大成としてのドームコンサートが物語の最終回になってくるのではないでしょうか。
【推しの子】最終回の結末は?双子の立ち位置は?
では最終回での結末は、双子の立ち位置はどうなっていくのでしょうか。
まずはアクア&ルビーの最終回ではどのようになっているのかを考察してみました。
アクアの立ち位置
現在は復讐が終わったと思い込み、マルチタレントとして活躍しているアクア。
あかねが犯人生存に気付いていそうなことや、ルビーが黒幕の存在を知ったことを考えると、また復讐ルートに戻ってくると考えるのが自然でしょう。
第1巻のインタビューでもアクアは
『演じる事は、僕にとって復讐』
と語っていました。
このインタビューが最終回に近い未来のものだとすれば、アクアが役者として活躍し『15年目の嘘』に出演することによって復讐を遂げるというクライマックスが予想されます。
ルビーの立ち位置
続いては、ようやく黒幕の存在に気づいたルビー。
なんと言ってもルビーは『彼女が動けばどうしても物語が前へ前へと進行してしまう』という、作者お二方のお墨付きです。
今後物語の中心になっていく可能性が高く、第1巻でのインタビューでも
『女優初挑戦』
『世界で一番信頼できる人が一緒』
と話していることから、アクアと『15年目の嘘』で共演している可能性が高そうですよね。
黒幕がいるということは知っているので、ルビーに関しても復讐になると分かっていて出演するのではないかと、考えています。
また今まさに売れ始めている新生B小町。
ドルヲタのインタビューを見ても、最終回時にアイドルとしても成功していると見て良いのではないかと思います。
ルビーの目標でもある「ドームライブ」そこが最終たちいちではないでしょうか。
【推しの子】最終回はハッピーエンド?
犯人が誰かも分かって復讐を果たし、ルビーはアイドルとして大成し、全体的にはハッピーエンド!
・・・という結末を個人的には期待しています。
どんなラストになるか、細かく考察していきましょう。
【黒幕はどうなるか】
『15年目の嘘』が復讐に関係しているとして、アクアは演じることが復讐だと言っていました。
とするとその内容が公開されることによって、黒幕にまずい状況が訪れると考えられます。
そもそも黒幕がアイを殺した理由はなんだったのでしょうか。
今のところ考えられる理由は、自分の子供である双子の存在がバレるのを防ぐこと。
となるとアイに子供がいたと世間に知らせることが、復讐となるようにも思えます。
『15年目の嘘』がアイを題材にしていることは、五反田監督のインタビューからも分かります。
もしかしたら映画を見れば、父親が誰か分かるような内容なのかもしれませんね。
復讐により黒幕は罪を暴かれる、もしくは芸能人生が終わるのではないかと睨んでいます。
【アクアの恋の行方】
現在、映画編ではあかねとは別れて現在誰とも付き合っていない状態です。
そこで今後考えられるルートは3つあります。
《あかねと再び付き合う》
一つは再びあかねと付き合うパターンです。
あかねはアクアの復讐にも大きく関わってきています。
アクアはあかねを利用して復讐をしようと計画していました。
しかし、あかねは犯人が誰なのか気付いた時点であかね自身は犯人のターゲットとなってしまいました。
そんな展開もあってアクアはあかねと別れています。
しかし、最終的にはアクアはあかねの中に見えるアイに惹かれていたことも間違いないので再びあかねと付き合う可能性もあるかもしれませんね。
《かなと付き合う》
重曹ちゃんこと有馬かなと付き合うパターン。
かなは1巻のインタビューでもアクアを『あーくん』と呼んでおり、今後今以上に親密になることが予想されます。
また現在アクアがかなを選んでいないのは、かながアイと同じアイドルだから。
危険な目に合わせたくないという気持ちもあるんじゃないかと考えています。
遠くからいつもアクアはかなの事を見守っている事もあって、アクアはかなの事を好きなのは間違いないと思っています。
かなの「スキャンダル編」では最終的にはアクア自身がかなを守るために自身の実を削ってかなのスキャンダルを食い止めました。
かなもアイドルを辞めて女優になると公表している事から、アイドルを辞めた時にアクアと付き合う可能性はあるかもしれませんね。
《誰とも付き合わない》
あかねと別れて、その後誰とも付き合わないパターン。
これに関して気になるのは、アクアの1巻のインタビューでの
『僕は誰も愛さないし』
『誰かに愛されてもそれに何かを返すこ事はない』
という発言。
あかねには真相を知りすぎて、いつか殺されるんじゃないかという死亡説が囁かれています。
復讐が原因であかねが死亡もしくは怪我をし、あかねと別れ今後誰も愛さないという決断をするという可能性もゼロではないでしょう。
【兄弟の関係】
スキャンダル編でアクアが行った行動によってアクアとルビーの間には亀裂が入りました。
しかしアクアは復讐の為に行った行動でもあることからこの関係も最終的には修復されると思われます。
そして復讐を通して2人の関係がどう変化していくかは分かりませんが、ルビーのインタビューを見るに最後は信頼しあった良い関係になっているのだろうと思います。
ルビーが信頼しているという事からもしかしたらルビーはアクアの転生前の人格がゴローだという事を知るかもしれませんね。
最近出てきていない姫川に関しても、アクアはいつか紹介するとルビーに話していました。
最終回までには、ルビーも姫川が異母兄弟だと知っていそう。
彼もアクアと父親が一緒である可能性があるということは、両親の事件が偽装である可能性もありそうですよね。
もしかしたら姫川も、どこかで復讐に加担していく可能性があるのかもしれませんね。
【芸能界での立ち位置】
現在、開始した新章のタイトルは『中堅編』。
これは芸能界での中堅という意味だと思います。
当初役者に興味はないと言っていたアクアも、今やなんでもこなすマルチタレントとして活躍中。
ここで『中堅』という表現をしているということは、物語終盤には双子を始めとする登場人物はベテランといえる存在になっていそうですよね。
まとめ:【推しの子】最終回はいつ?双子の結末は?
『15年目の嘘』の企画書のカットにより、最終回が垣間見えてきたように思える『推しの子』。
映画の公開やルビーのドームコンサートが、物語の終着点となるんじゃないでしょうか。
私の予測としては双子が無事にふ復讐を果たし、ルビーはアイドルとしてドームに立てるハッピーエンドに期待大。
ついでに推しキャラの重曹ちゃんが、アクアと結ばれてくれれば言うことなしです。
とはいえ未だ神の子の存在やカミキヒカルの正体など、謎も多い状態。
物語が大きく動きそうな『映画編』から、目が離せませんね!
コメント