※この記事は2022年5月9日発売の週刊ヤングマガジン23号に掲載されている「犬と屑」の第39話「追憶」のネタバレ&感想&考察を掲載しています。
犬と屑は漫画家「朝賀 庵」さんの作品で、2021年週刊ヤングマガジン30号から連載をスタートしました。
学生時代に憧れていた女性・麗香と再会した主人公:陽真、再会を期に陽真の日常が変化してき、幼馴染の妻だった麗香と共同生活をすることに。
現在SNSなどで「今最も続きが気になる」と話題の背徳恋愛サスペンスです。
「犬と屑」過去のネタバレ 第21話 第22話 第23話 第24話 第25話 第26話 第27話 第28話 第29話 第30話 第31話 第32話 第33話 第34話 第35話 第36話 第37話 第38話 第40話 最終回 前回の話👇
【犬と屑】39話「追憶」ネタバレあらすじ
陽真は布団の上で涙を流しながら目覚め、ついに記憶が戻ったことを自覚する。
そこへ麗香とカイが様子を見にやって来た。
様子を見に来た麗香に対して陽真は「秀司は死んだんだね」と話しかけ、お腹の子についても、秀司の子ではなく自分と麗香のこだと気付く。
そんな状態なのに陽真は自分が麗香に行ってきたことを本当に申し訳ないと思っている。
しかし麗香は自分が陽真に対して言わないようにしていたことなどをせつめいしている。
陽真はちょっと頭を冷やすためと、今後どうするかについて考えるために外へ出ていく。
麗香は外に出ようとする陽真を止めるが陽真は麗香にしばらく会えない。と言って出て行った。
麗香は「自分はただ幸せになりたかっただけ」と昔の自分を思い出す。
麗香が過去の出来事を思い出す。
麗香は高校の頃家に帰ると家では知らない男と母親が一緒におり、母親から帰ってくるなと追い出される。
学校では笑顔で過ごしていたが、私生活はボロボロな状態だ。
そんな時に秀司と出会い秀司と付き合った。
その頃は秀司に救われた感じがしていたけど、もともと浮気性な秀司に対してあまり言うと捨てられると思い、あまり何も言えなかったようだ。
そんなころに図書館で出会っていた陽真に対してはあまり自身に干渉しないことから居心地がよかったようだ。
そして一番良かったのが東京の大学に行った時、実家から離れ中な生活が出来るようになったことのようだ。
そして秀司が事故の日に言った言葉、陽真が麗香の事を好きだから、オレは麗香に手を出した。
麗香は薄々感じていたけれど、秀司が陽真の事を好きすぎるぐらい好きだったからちょっと陽真に妬いていたようだ。
そして秀司の事故後、一人になった麗香は大晦日に何気なく生理が遅れていることに気付く。
そして妊娠検査キッドで確認したところ、麗香は一人ではないと気付く。
◆次号につづく◆
【犬と屑】39話「追憶」感想&考察
今回も少し謎が多かった部分が明らかになってきました。
陽真の記憶が戻ったことで、陽真自身も現実を受け入れるためにちょっと頭が混乱していたようですね。
そして何よりも答えたのが、友達であった秀司の事を忘れていたことが答えていたんだと思いました。
その後、麗香のお腹の子が自分の子だとわかりさらに混乱が…。
陽真は今後どのような決断を下すのか?
麗香を蛯原に託すのか?それとも陽真が男気を見せ、秀司の為にも麗香を自分の側に置いておくのかという決断を出すのでしょう。
今回は麗香の過去の話が出てきました。
高校時代にしばしば家出をしていたというエピソードは出ていたのですが、その理由が明らかになりましたね。
そして秀司との出会いと経験。
ちょっとうぶな麗香が見れて新鮮でした。
そして秀司と陽真の関係をちょっと嫉妬していた麗香も登場してきました。
「犬と屑」のタイトルについて秀司と陽真、どちらが「犬」なのか、どちらが「屑」なのかについても麗香目線では秀司が「犬」だと感じていたと言う意見が出ていました。
だからと言って陽真が「屑」だとは言っていませんでしたが、秀司が陽真にいいところを見せようとしていたと言う関係だったのですね。
今後はサスペンスより、誰が麗香と幸せになるのか?
誰が「犬」で誰が「屑」になっていくのかがストーリーの焦点になっていくのではと思っています。
次回が楽しみになってきました。
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