2022年1月下旬、メジロブライトに続きまた新しいウマ娘の登場が発表されました。
新しいウマ娘のモチーフは99世代の競走馬・ナリタトップロード。
立ち絵とプロフィールのみの公表ですが、雰囲気をとらえたビジュアルの評判はすでに上々です。
登場が発表されたウマ娘・ナリタトップロードはどんなキャラクターでどんな活躍をするのでしょうか。
99年世代におけるナリタトップロードの史実をもとに予想してみました。
【ウマ娘】99世代のストーリーとは
2022年1月27日配信の「ぱかライブTV Vol.13」にて、新ウマ娘の登場が報じられました。
新しく登場するウマ娘とは、ナリタトップロード。
1996年生まれで99年にクラシック出走のいわゆる99年世代の一頭である競走馬・ナリタトップロードがモチーフとなっています。
99年世代の競走馬をモチーフにしたウマ娘としてはすでにテイエムオペラオー、メイショウドトウと地方のハルウララがいます。
現在は主にテイエムオペラオーにメイショウドトウが憧れながら挑むという構図です。
←憧れ |
今後はそこへさらにテイエムオペラオーのライバルとして姿を見せているアドマイヤベガが大きく絡んでくることでしょう。
なぜなら、テイエムオペラオー、アドマイヤベガとともに、99年の3歳クラシック3強を成していたからです。
VS | VS |
ナリタトップロードが登場する事で、99年の皐月賞、日本ダービー、菊花賞といった名勝負の再現が描かれることが今後期待できます。
ハルウララは地方にいたので史実での対戦はありません。
しかしアドマイヤベガのサポートカードで温泉のモデルをつとめるイベントが描かれており、この後99年世代のウマ娘がメインとなる流れならハルウララの活躍も充分期待できるでしょう。
【ウマ娘】99世代ナリタトップロードの立ち位置は?
競走馬・ナリタトップロードは、テイエムオペラオー、アドマイヤベガと並ぶ99年クラシック世代三強のうちの一頭です。
4歳以降もテイエムオペラオー、メイショウドトウとともに三強と呼ばれ、テイエムオペラオー引退後も活躍し続けます。
デビューは1998年。
きさらぎ賞重賞初勝利、弥生賞でアドマイヤベガをやぶって優勝しクラシック戦線へ。
ところがクラシック第一戦の皐月賞はテイエムオペラオーの3着、続く日本ダービーもアドマイヤベガの2着。
アドマイヤベガの2着となった京都新聞杯を経て、菊花賞でついにクラシックレースに勝利します。
しかし有馬記念の7着で初の掲示板外となって以降勝ちきれず、2000年は年間未勝利に終わります。
その後、2002年の有馬記念に60kgの斤量を背負って出走し勝利。
阪神大賞典でも勝利し重賞連覇を三年ぶりに達成。
さらに京都大賞典優勝で重賞三連覇としました。
雨が苦手でしたが最後のレースとなった有馬記念は稍重ながら4着に。
常に強力なライバルの壁に阻まれ続けた競走馬・ナリタトップロード。
しかし、2001年の阪神大賞典では芝3000m世界記録の3分2秒5で8馬身差の圧勝、2002年以後も重賞連覇をなすなど、素晴らしい活躍を見せました。
今のところ、ウマ娘・ナリタトップロードは「主役っぽいのに脇役におさまりがち」なキャラクターと紹介されていますが、テイエムオペラオー、メイショウドトウの関係に一石を投じる存在になりそうです。
あるいはアドマイヤベガとストイックなウマ娘同士の関係が描かれるかもしれません。
実力はあるのに主役になりきれない性格から、実力はなくともいつも頑張っているハルウララとの交流も想像できます。
ナイスネイチャとの交流もあるかもしれません。
ナリタトップロードは春の天皇賞三年連続3着、ナイスネイチャは有馬記念三年連続3着と、お互い珍記録保持者同士。
またナリタトップロードにはテイエムオペラオー、ナイスネイチャにはトウカイテイオーとそれぞれ同世代に圧倒的な主役がいました。
そんなところから、気が合う二人になりそうです。
そしてサッカーボーイ産駒とは思えぬ穏やかな馬だったナリタトップロードをモチーフとしているだけに、個性の強い同世代ウマ娘間の潤滑油となる予感がします。
【ウマ娘】まだ実装があるかも99世代のウマ娘とは!
99年世代のうち、今後ウマ娘になりそうなのはどの競走馬でしょう。
サイレンススズカの半弟であるラスカルスズカも99年世代。
アニメ「ウマ娘 プリティーダービー」の第1期で実はモブウマ娘として登場してました。
ジャパンカップのシーンでゲートに収まっている画像が出ています。
2000年の阪神大賞典ではテイエムオペラオー、ナリタトップロード、ラスカルスズカのワイド馬券が全て元返となるほど人気がこの三頭に集まりました。
ビワハヤヒデ、ナリタブライアンのような姉妹ウマ娘として登場するのは面白そうです。
正確には99年世代ではないもののステイゴールドはナリタトップロードを描く上で欠かすことはできないと思われます。
ウマ娘ではキンイロリョテイという名前で登場しています。
2001年の有馬記念でステイゴールドは1着で入線しますが、斜走により失格に。
この時、ナリタトップロードはステイゴールドに進路を阻まれ騎乗していた渡辺薫彦さんが落馬。
ナリタトップロード自身も負傷して秋の天皇賞出走を取りやめています。
レースの後、結果的に1着になったテイエムオペラオーの馬主・竹園正繼さんがステイゴールドの騎手・後藤浩輝さんを怒鳴って斜行を注意したとか。
真面目なウマ娘・ナリタトップロードと破天荒なステイゴールド、マイペースなテイエムオペラオーの組み合わせはなかなかわるくなさそうです。
まとめ:【ウマ娘】99世代のストーリーがナリタトップロード参入で本格化!
以前から希望の多かったナリタトップロードがとうとうウマ娘になるということで、喜びの声が多く上がっています。
特に99年世代を中心とした盛り上がりを期待する人が多いようです。
となるとますますステイゴールドの登場が熱望されるわけで、ナリタトップロードが今後の嬉しい伏線になるといいですね。
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