週刊ヤングジャンプで連載されている「ウマ娘 シンデレラグレイ」のネタバレを紹介しています。
「ウマ娘 シンデレラグレイ」の最新話である第38話「前へ！」のネタバレ＆感想＆考察を紹介しています。
※コミックス派の方やネタバレを見たくない人は注意してください
前回の話☟
【ウマ娘 シンデレラグレイ】ネタバレ最新話第38話「前へ！」
※2021年４月22日発売の週刊ヤングジャンプ21-22号に掲載された話です。
天皇賞（秋）のレースは第2コーナーへ差し掛かるところから始まっています
実況アナウンサー「現在先頭はロードロイヤルが先団を引き連れて３～４バ身のリードを保っており、２番手にはタマモクロスが控えております。予想外の展開です。」
ロードロイヤル（去年の天皇賞（秋）はアキツテイオーのスピードに惜敗、２番手で控えてそのまま２着だった…もう同じ轍は踏まない！今年のメンバーなら逃げきれる！あいつ（アキツテイオー）さえいなければ、この東京レース場の2000ｍは僕の庭！）
トレセン学園のテレビで見ているウマ娘たちはタマモクロスについてどうしたのだろう？と語っています。
シンボリルドルフは全てを悟ったように語りだします。
シンボリルドルフ「域いは…なるほど…それ自体が」
タマモクロスは走りながらお客さんの反応などをみている
タマモクロス（おーおー戸惑ってるなー、そらいつもと違って真逆やもんなー。）
タマモクロスは以前集団に囲まれた場所で起きた事故のトラウマから集団を避けて走り、中断を避けた後方待機という作戦を使っていたのだが、相手が強くなるにつれて、このままでは勝てるのかと考え集団に囲まれずに勝てる新たな作戦を編み出していた。
その作戦を知らないタマモクロスのトレーナー小宮山は愕然としている！
しかしタマモクロスの走りを見抜いた六平はタマモクロスの実力を想像以上と評価を高めています。
オグリキャップは先団にいるタマモクロスを見ながら自分はどうするべきかを考えているところで六平のアドバイスを思い出します。
『六平「自分のレースをする」まずはそこからだ』
オグリキャップは今はタマモクロスとの差を詰めるのではなく今は「耐える」を選択します。
集団は３コーナーから４コーナーに差し掛かるところで、マルゼンスキー、シンボリルドルフ、藤井泉助（記者）はタマモクロスについて同じようなことを考えています。
今までのタマモクロスは追い込みで後方から相手を抜くという事で後ろから差されることはなかったのですが、今回の先行策は後ろから追い込んでくるウマ娘のプレッシャーに耐えなければならない負担がある。
しかも今回はオグリキャップという怪物が後ろから迫ってくるというプレッシャーに耐えられるかという事をマルゼンスキー、シンボリルドルフ、藤井泉助（記者）は分析している。
タマモクロス本人も相当プレッシャーがかかっているようだ
タマモクロス（アカン！プレッシャーが半端ない…後ろが気になってしゃあない…。「怪物」は今どこにおるんや？いつ仕掛けてくるんや？振り向いて位置確認をしようか？）
タマモクロスは後ろから来るプレッシャーを感じながらも自分のすることの答えを導き出し、自分のレースをするだけと前にいるロードロイヤルとの差を詰めだす。
◆次回につづく◆
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【ウマ娘 シンデレラグレイ】ネタバレ最新話第38話「前へ！」の感想
今回の話は、タマモクロスの突然の作戦変更を上手に解説し、後方で待機しているオグリキャップのプレッシャーを上手に表現していました。
タマモクロスの作戦変更というより、タマモクロスは集団を避けるために後方待機のレースをしていただけで、脚質が追い込みではないという事が証明されていました。
タマモクロス自身が集団さえ避けれれば、先行でも同じということと、オグリキャップに勝つためには少しでもオグリキャップより前に出ていつもの末脚を出すという作戦だったと思います。
一方オグリキャップは、タマモクロスを意識しながらもあくまでも自分自身のレースをすることに徹します。
その点ではトレーナーの六平と意見が一致し、理想の展開を迎えています。
タマモクロスの作戦がいいのかオグリキャップの作戦がいいのか目が離せない展開になってきましたね！
次号が楽しみです！（次号は巻頭カラーです！）
【ウマ娘 シンデレラグレイ】第3９話の考察
３９話は４コーナーを曲がり最後の長い東京の直線を表現される展開になりそうですね。
展開的には、直線に入り残り300ｍぐらいでタマモクロスが先頭に抜け出し、それに対して後方から迫るオグリキャップが描かれてくると思います。
残り100ｍ付近ではタマモクロスの粘りが表現されるのでしょうが、オグリキャップも届きそうでなかなか最後が詰まっていかない展開になっていくと思います。
38話の道中の表現は大変面白く出来ていましたので、最後の直線も同等以上に表現して欲しいですね！
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