ついに第1期の放映が終了したアニメ『SPY×FAMIILY(スパイファミリー)』。
かなり原作に忠実なストーリー展開で、動くアーニャやダミアン、ヨルさんが可愛くて良かったという満足感の高い感想も多いようですね。
そこで今回は『SPY×FAMIILY(スパイファミリー)』アニメ1期をおさらいして、感想や原作との違い、気になったところを紹介していきたいと思います。
【スパイファミリ―】アニメ1期の感想!
アニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の第1期全12話が放送終了しました。
全話見てみて、皆様はいかがでしたでしょうか?
ネット上では早速2期を楽しみにしているという声や癒されたという声が多数見られました!
3ヶ月間癒しをありがとう……#SPY_FAMILY pic.twitter.com/TBhym576WM
— おこめ (@okome_325) June 25, 2022
こんなに大好きになる作品は久しぶりでした!
3ヶ月間ありがとうSPY×FAMILY!!
第2クールも楽しみ!#SPY_FAMILY #スパイファミリー— さ (@LqhUp) June 27, 2022
個人的にも、かなり良かったんじゃないかと思っています。
原作に忠実で不自然な改変も見られず、動いて喋るアーニャやダミアンが見れてかなり満足でした!
また意外なところでの大物声優の起用や、星野源さんやOfficial髭男dismさんなど大物アーティストが主題歌を担当するなど、意外性や話題性も十分だったように感じます。
何よりアーニャの可愛さが多くの人に伝わり、『SPY×FAMIRY(スパイファミリー)』がより人気作となったことが喜ばしい!
原作第1話の配信から毎週楽しみにしていた作品なので、やはり人気が出るのは嬉しい限りですね。
【スパイファミリ―】アニメ1期の原作との違いは?
ほぼ原作に忠実なアニメ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』でしたが、一部原作とは違う描写や追加されたシーンもありました。
アニメと原作の違いについて、違いがあった回をまとめて紹介していきます。
【MISSHION:3 受験対策をせよ】
この回から原作にない描写が増えてきます。
開始冒頭のいくつかのシーンが、原作にない描写となっています。
・ アーニャのお手伝いのくだり
・ ヨルが素早く段ボールを片すシーン
・ 荷解き後、みんなでお菓子を食べて一息つくシーン
原作では簡単に引っ越しシーンが描かれた後、すぐに面接に入っています。
そしてその面接のシーンでも、いくつか原作にはない問答がありました。
《アーニャ》
・ 名前と住所の質問
→ アーニャん家と答える。
《ヨル》
・ 志望理由
→ 死亡理由と勘違いし、心肺停止・出血多量・全身複雑骨折・頭蓋骨陥没と答える。
お出かけ中にも、シーンの追加がありました。
・ 仕立て屋のシーン
・ 写真館のシーン
・ アーニャがロイドに抱き抱えられてホッとするシーン
非常に些細なことですが、オペラ歌手が女性から男性に変更されていたりもしました。
【MISSHION:5 合否の行方】
この回が1番原作からの追加シーンが多いと言っても過言ではないかも!?
まずは合格発表確認前の不幸連発。
・ 黒猫が通る
・ アーニャがうんこを踏む
ちなみに合格通知の電話前のアーニャの舞も、アニメだけ。
そしてここからのご褒美シーンは、原作にないシーンのオンパレード。
・ 飛行機でお城に向かうシーン
・ ロイドの挨拶やフランキーからの指示
・ ゴンドラに乗ってのクイズ大会
・ ボールの部屋での諜報員との戦闘
・ 螺旋の塔での戦闘
・ フランキーを追いかけてのジップライン
・ 救出成功の花火
基本的にお城で追いかけるシーンは、ほぼオリジナル展開。
原作ではアーニャが配役を決め、障害も最強の(物理)魔女ヨルティシアだけですね。
【MISSHION:7 標的(ターゲット)の次男】
アーニャがダミアンに謝ろうとするシーン。
ここで手下2人の悪口に、アーニャがタヌキ顔になってしまう描写もアニメオリジナルでした。
また些細なところですが、ロイドのアーニャに対する謝罪の圧をかけるシーンが少し多めに描かれていましたね。
・ オムライスの『SORRY』の文字が増えている
【MISSHION:8 対秘密警察偽装作戦】
この回はセリフや心の声が多かった原作11話、12話の2話分ということもあってか、ちょっとしたセリフなどが多く間引かれていたように思います。
ですがどれも原作の流れを曲げるものではなく、無理なくスムーズに話を先に進めているという感じ。
しいて言えば原作とは違い、ユーリが持ってきた花束が薔薇になっていました。
薔薇の方がヨルを『愛している』という気持ちが、しっかり伝わってきますよね。
またロイドがヨルへの気持ちを話しているところですが、原作では『核爆弾が降ろうと』というセリフが『隕石』に変わっていました。
この次の回ですが大きな音で目を覚ましたアーニャの『核戦争』というセリフも、『地球の終わり』に変わっていました。
この辺は世界情勢への配慮なのでしょう。
【MISSHION:10 ドッジボール大作戦】
おそらく冒頭のヘンダーソンのシーンはSHORT MISSION4の話ですが、原作と相違していました。
→ 原作では歴史の授業についてだが、アニメはアーニャのトニトの話。
・ 手紙を書くシーンがない
・ ダミアンのシーンの追加
ダミアンが父親のいない集合写真や兄の話を聞いて複雑な顔をするシーンは、原作にはないものでした。
この回は初めての星(ステラ)に関する回。
ダミアンが皇帝の学徒(インペリアルスカラー)を目指す理由が父親や兄にあると、より印象付けられますね。
ヨルとの特訓のシーンもほぼアニメオリジナル。
原作ではドッジボールの試合開始直前から始まります。
そしてドッジボール中にも、いくつかシーンの追加がありました。
・ ビルの特訓
→ 父親も原作には出てきません。
・ ビルの必殺技
・ ダミアンたちの特訓
→ フォーメーションや作戦もアニメのみ。
・ エミールの心の声と顔面ブロック
・ 特訓回想でのヨルの渾身の一球
あとビルが投げた玉も技名が『スーパースライダーショット』から『ホーミングスライダーショット』に変わっていました。
【MISSHION:11 <星(ステラ)>】
ここでの追加シーンは、アーニャがボランティアするところだけでした。
・ ランドリー室で寝るシーン
どちらもアーニャらしくて、可愛かったですよね。
【MISSHION:12 ペンギンパーク】
オープニング前のシーンは、全てアニメのオリジナル。
またこの回は原作がWJ出張版だったこともあってか、前半では追加で過去シーンでの差し込みなどが見られました。
その後はほぼ原作通り。
ただ細かいところですが、最後にアーニャがお菓子の袋を手に笑顔を向けるシーン。
原作だと『NEW OKASHI』となっていたお菓子の名前が、アニメではなんと『MAZEKOZE NUTS』に!
主題歌であるOfficial髭男dismさんの『MIXED NUTS』に、合わせて変更しているように思えますよね。
特に大きく変更が見られたのは
・ 第3話
・ 第5話
・ 第10話
全体的にアーニャの可愛さをアピールするようなシーンや、フォージャー家の仲睦まじいシーンが追加されているというイメージですね。
【スパイファミリ―】アニメで気になった所は?
アニメ『SPY×FAMILY』第1期は内容ももちろん良かったですが、いくつか印象に残ったことがありました。
【豪華大物声優の起用】
主要メンバーはもちろんのこと、ちょっとした役に大物声優があてがわれていました!
特に注目したいのは、この2人。
《ガーデン店長》 諏訪部順一さん
2人とも1期の中で姿を現さず、声だけの登場となりました。
特にWISE局長は、原作でも未だ描かれていないキャラクター。
そんなキャラたちに大物声優を配役しているところを見て、アニメで何か特別な演出があるのかと期待してしまいました。
またWISE局長への大塚さん起用に関しては、第1話でのオペレーション〈梟(ストリクス)〉の作戦説明が『メタルギアソリッド』のスネークを彷彿とさせると話題にもなりました。
【アーニャのアドリブ】
アーニャに関しては声優の種﨑敦美さんによる細かなアドリブが各話散りばめられています。
例えば第1話の合格発表を見て倒れたロイドを心配する時や、第2話のフランキーとロイドが話している最中アニメに夢中になっているシーンなど。
実際Spotifyオリジナル番組『SPY×FAMIRYオペレーショ<ポッドキャスト>』で、種﨑さん本人もアドリブを入れていると語っていました。
おかげでよりアーニャらしく、可愛さ全開のキャラクターとなりましたね!
どんなアドリブがあるか、見直して探してみるのも面白いかもしれませんよ。
まとめ:【スパイファミリ―】アニメ1期の感想!原作との違いや気になった所は?
アニメ『SPY×FAMIILY(スパイファミリー)』の1期が全話放映終了!
特に原作と違っていたシーンはこちら。
【第3話】
・ 引越しシーン
・ 面接練習の質問内容
・ お出掛け先
【第5話】
・ 不幸の描写
・ お城のシーン
【第10話】
・ ヘンダーソンと寮先生の会話内容
・ 集合写真前のシーン
・ それぞれの特訓
・ 事前調査
・ エミールの顔面ブロック
・ ダミアンたちのフォーメーション
・ ヨルの渾身の一投
原作改変ではなく、シーンの追加がメインという感じ。
どれも物語の本筋を変えるものではないので、改悪されたと感じている方もほぼいないようですね。
10月から始まる第2期ではどんなアーニャたちが見られるのか、今から楽しみです!
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