ジャンプ+初の単巻100万部の作品に最も近い作品と話題の漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。
アーニャの父役である黄昏(ロイド・フォージャー)はスパイであり、作中で垣間見えた過去にスパイになった理由が隠されていそうですよね。
この記事では父・ロイドの過去や、スパイになったきっかけについて紹介していきます。
【スパイファミリー】黄昏(ロイド・フォージャー)の過去は?
黄昏(ロイド・フォージャー)は西国情報部対東課(WISE)のNo1の凄腕スパイ。
西国(ウィスタリス)と水面下で対立する東国(オスタニア)との戦争を防ぐために、日夜暗躍しています。
そんな彼の過去や正体について紹介していきます。
黄昏(ロイド・フォージャー)のプロフィール
黄昏(ロイド・フォージャー)の正体は現在謎に包まれたまま。
一応コミックス第1巻の表紙裏に、黄昏のプロフィールが掲載されていました!
偽名 : ロイド、ロバート
性別 : 男性
身長 : 187cm
体重 : 70-90kg
特技 : 変装
趣味 : 特になし
これ以外の情報(本名や生年月日など)は、すべて黒く塗りつぶされていました。
黄昏は第1巻1話でスパイとなった日に自身の素性は身分証と共に処分したと言っております。
さすがNo1スパイ、そう簡単には素性は明かしてもらえませんね。
いくつかの項目について、掘り下げて考察してみます。
【年齢】
黄昏の年齢は、27歳前後~30代前半ではないかと思います。
理由はこちら。
・ スパイになったきっかけであろう過去の時点で5~10歳前後くらいであり、スパイ歴十数年と言っている
・ 27歳のヨルを妻として適任ととらえている。
目立っては行けないスパイ業。
独身だと怪しまれるなど偏見が見られる時代背景から、ヨルと年が離れていたり、ヨルより年下だったりという可能性は低いように思えます。
また子供の頃の描写を見る限り、アーニャより少し大きいくらいに感じます。
それらを鑑みて、個人的には27~30歳くらいなんじゃないかとにらんでいます。
【出身地】
幼い頃戦争に巻き込まれていた経験がスパイになったきっかけであることや、現在西国のスパイとして活躍していることから、黄昏の出身地は西国であると考えられます。
第1話の過去の様子を見る限り、故郷と呼べる地域は戦争の被害に合い、今はもうないのかもしれませんね。
幼少時代のことはまだ詳しく明かされていませんが、『教官にしごかれた』過去はあるようですね。
WISEでなのか、それ以外のところでなのかは定かではありませんが、幼い頃からスパイに特訓を受けながら育ったと思われます。
【本当の家族】
黄昏の本当の家族は、もういないのではないかと思われます。
今まで肉親の話題が出たのは、第6巻35話での描写の中。
『もう顔も覚えていない母の腕の中が好きだった』
『いつ爆弾が降ってくるかも知れない夜でも、母がそばにいるだけで安心して眠れた』
とありました。
『もう顔も覚えていない』、や『爆弾が降る』という表現を見ると、お母さんはもうこの世にはいないのではないかと思います。
兄弟やお父さんの描写はありませんが、母親同様いない可能性が高いのではないでしょうか。
今はまだ不明な部分が多い黄昏の過去ですが、フォージャー家としてアーニャとヨルと接していくことで、少しづつ紐解かれていくかもしれないですね。
【スパイファミリー】黄昏(ロイド・フォージャー)がスパイになったきっかけは?
黄昏がスパイになったきっかけは、子どもの頃の経験が関係しているようですね。
黄昏は第1話でアーニャを救う際に、スパイになった理由を『子ども(じぶん)が泣かない世界を作りたくて』と語っています。
黄昏は子供の頃、おそらく戦争が原因で孤独や絶望、泣くことしかできなかった無力感を感じています。
そんな思いをする子どもをなくすため、そして当時無力で何もできなかった自分を変えるためにスパイになった、というところでしょう。
またこの戦争がどのようなものだったか、なぜ起こったものなのかなど、今のところは明かされていません。
ただ黄昏が対東課(WISE)に在籍していることを考えると、その時の戦争の相手も東国だったのかもしれませんね。
【スパイファミリー】黄昏に過去の家族がいた?
黄昏は今回のオペレーション〈梟〉以前、
これまでに偽装家族を持ったことはないと思います。
第31話で夜帷と夫婦役をしていたことなどを考えると、同じエージェント同士で夫婦役くらいはしたことがあるのかもしれませんね。
ですが今回のように自分の正体を知らない人と偽装結婚し、子供も交えて暮らすのは初めてでしょう。
実際に黄昏は受け入れた初日からアーニャのはしゃいだり、急に泣いたりところころ変わる様子に翻弄されっぱなし。
子供の行動が理解できないと、さっそく育児に関する本を読み漁っていました。
彼の性格的にもしも以前にも同じように疑似家族を持ったことがあるのであれば、その際にすでに育児について調べていたでしょうし、もっとスマートに対処していそうですよね。
まぁアーニャがエスパーで特殊ということもあるのかもしれませんが。
ヨルとの関係にしてもご機嫌が悪そうな時にデートに誘ったり、他の女性といた時に弁解したりと、本当の夫婦のように四苦八苦していましたね。
これらも初めての家族ならではでしょう。
本当の家族は幼い頃に失っている可能性が高い黄昏。
何でも完璧にこなす彼ですが、アーニャやヨルさんとの家族ごっこに苦戦しつつも、そんな苦労にどこか楽しさを感じているようにも見えますね。
まとめ:【スパイファミリー】黄昏(ロイド・フォージャー)の過去は?謎のプロフィール公開!
ジャンプ+発の人気作品『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』。
父ロイド・フォージャーこと黄昏の過去はまだまだ謎だらけ。
幼い頃戦争で辛い思いをした経験があり、自分のような子を作らない世界のためにスパイになったようです。
そんな優しく格好良い志の黄昏だからこそ、アーニャも懐いたんでしょうね。
おそらく初の偽装家族に苦戦してはいますが、家族仲睦まじい姿がよく描かれています。
このまま本当の家族になってしまえばいいのになんて、思わず思ってしまいますよね。
コメント