漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』で、主人公アーニャが初登場時から大事にしていたぬいぐるみ・キメラちょうかん。
アーニャがエスパーになるような実験を行っていた施設にいたことを考えると、このぬいぐるみにも何らかの秘密が隠されている可能性が・・・。
そこで今回はキメラちょうかんが、どんなぬいぐるみなのかやプロジェクトアップルとの関係、誰からもらったのかなどについて考察していきたいと思います。
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【スパイファミリ―】アーニャが持っているぬいぐるみとは?
キメラちょうかんは、アーニャが初登場時から大事に持っているぬいぐるみ。
ピンクの肌にミントグリーンのたてがみを持った、キメラモチーフの人形でしたね。
キメラとはギリシャ神話に登場するキマイラのことでしょう。
同一個体内に異なる遺伝情報を持つ生物、つまりいろんな動物を掛け合わせてできた生き物ということです。
実際にキメラちょうかんにも、いくつかの動物を合体させたような見た目をしています。
背中 : コウモリや悪魔のような翼
足 : ひづめ
尻尾 : 蛇
また物語当初アーニャは『キメラ』『キメラさん』と呼んでいましたが、第2巻に収録されているSHORT MISSION:1にて『キメラちょうかん』と呼ばれるように。
後輩ぬいぐるみのペンギンの登場により行われるようになった、スパイごっこをしている時の役名みたいですね。
キメラちょうかんは、秘密組織<ぴーつー>のボスという設定。
<ぴーつー>はピーナッツからきてるんでしょうか。
アーニャらしくて可愛いですよね。
【スパイファミリ―】キメラ長官とプロジェクトアップルの関係は?
『キメラ』という言葉は、実験などによって生み出された複数の遺伝情報を持つ異質同体の生物のこと。
対してプロジェクトアップルとは、東国旧政権下に軍事目的でIQの高い動物を生み出そうとする実験だったとありました。
第1巻1話でのアーニャの過去のシーンや、第4巻22話でのボンドの過去のシーン。
この2つの回想シーンに同じ人物が描かれていることから、アーニャを被検体としていたのもプロジェクトアップルの研究員だと思われます。
そのアーニャがキメラをモチーフにした人形を持っているというのは、何か意味深に思えますよね。
アーニャの施設時代の話はまだ描かれていませんが、もしかしたら施設にいる時にキメラちょうかんを手に入れたなんてこともあるのかもしれません。
【スパイファミリ―】キメラ長官は誰から貰った?(考察)
アーニャが初登場時から抱えていたキメラちょうかんのぬいぐるみですが、いったい誰からもらったものなのでしょう。
今のところ、考えられる可能性は2つ。
【プロジェクトアップルから貰った説】
一つはアーニャが施設にいた頃、プロジェクトアップルの職員からもらった可能性です。
思い返してみると、アニメでもアーニャは施設時代のことを振り返る時に、自然とキメラちょうかんの方を見ていましたね。
アーニャがどういう経緯で施設に行ったのかわかりませんが、ここでもらった可能性も高そうです。
プロジェクトアップルの研究員だったとしたら、渡した理由はなんだったんでしょう。
優しい研究員さんが毎日勉強ばかりで、かわいそうなアーニャにプレゼントしたのか。
もしかしたら研究は続行されていて、アーニャの動向がわかるようにあのぬいぐるみの中に発信機が入ってる、なんて可能性もあるのかも。
どちらにしても幼いアーニャ一人で施設脱出は難しいでしょうし、その辺が描かれる時にキメラちょうかんの話をやるのかもしれませんね。
【アーニャの両親から貰った説】
もう一つは、実の両親からもらった可能性です。
アーニャの両親に関しても、未だ詳しく描かれていません。
もちろんアーニャがいくつの時に、どういう状況で施設に預けられたのかも分からないまま。
ですが例えば、施設行きが両親の望まないものだとしたら。
いつか気づいて貰えるように、ぬいぐるみに手紙などのメッセージを忍ばせてあるという展開も考えられるのではないでしょうか。
まとめ:【スパイファミリ―】アーニャのぬいぐるみ「キメラちょうかん」の謎!
アーニャが初登場時から大事にしているぬいぐるみ『キメラちょうかん』。
キメラとは複数の生き物を掛け合わせた生き物のことで、動物実験をしていたプロジェクトアップルとは何か関係がありそうです。
キメラちょうかんをアーニャに渡したと考えられるのは人物は
・ 実の両親
いずれにせよアーニャの過去に触れる回で、描かれる可能性が高そうですよね!
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