アニメ化も決定し人気急上昇の【推しの子】では、双子の活動している東京やアイが出産した双子の故郷でもある宮崎が、いわば聖地。
モデルとなった土地が数多くあるようですが、そもそもいったいなぜ東京と宮崎が聖地なのでしょうか。
そこで今回は【推しの子】聖地が東京と宮崎である理由や、それぞれの聖地の紹介をまとめてしていきたいと思います。
【推しの子】物語の舞台(聖地)が東京都と宮崎が多いのはなぜ?
今のところ東京や宮崎を舞台として、ストーリー展開している【推しの子】。
まずは東京・宮崎が、それぞれ聖地となっている理由を考えてみます。
【東京】
東京が聖地である理由は、おそらく単純に『東京が芸能の中心だから』でしょう。
日本での芸能の中心といえば、言わずもがな東京ですよね。
【推しの子】は双子が芸能を通して復讐を果たそうとしたり、アイドルを夢見たりと芸能世界にかなり関係の深い物語。
そのため東京を拠点として話を描いていく方が、何かと都合が良かったのではないかと考えられます。
【宮崎】
では宮崎が聖地として扱われている理由は、何故なのでしょう。
理由は主に、2つあると思われます。
1つはアイの出産に、極秘という印象を強めるため。
確かに東京などの大都市では、お忍びで産婦人科に通っていたと言っても、どこかから情報が漏れたんじゃないか?と思ってしまいますよね。
東京から遠く離れた宮崎、その山奥の病院という設定が必要だったのかもしれません。
2つ目は、宮崎県の高千穂に祀られている『天鈿女命(アメノウズメノミコト)』の存在です。
天鈿女命は日本神話に登場する芸能の女神であり、日本最古の踊り子と言われています。
芸能の物語である【推しの子】にピッタリの神様ですよね。
この天鈿女命に関係あると思われる謎の少女が、75話から登場しています。
この少女は双子の転生に関係しており、ルビーを復讐に誘導するなど物語の中枢に関わってくると思われます。
この少女を登場させるためにも、宮崎県高千穂という土地が重要だったのかもしれませんね。
また他にもモデルの土地がある場合、作者の方にとってゆかりのある土地というケースもあります。
ですが【推しの子】の場合は
赤坂アカ先生:新潟県佐渡市出身
横槍メンゴ先生:三重県出身
と、お二方とも宮崎には特に関係はないようでした。
【推しの子】聖地:東京編
実際に【推しの子】に登場した東京でのモデルの場所になった聖地を紹介していきます。
【聖地① 渋谷警察署】
警視庁 渋谷警察署
住所 : 東京都渋谷区渋谷3−8−15
第3巻26話で、自殺しようとしたあかねが補導された警察署です。
名前がしっかりと出ているので、モデルがすぐに分かりますね。
【聖地② 国立国会図書館】
国立国会図書館
住所 : 東京都千代田区永田町1−10−1
第3巻28話で、あかねがアイについて調べるために活用した図書館です。
国立図書館は日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する、日本唯一の法定納本図書館。
演技の勉強のためということもあってか、実際に堺雅人さんやえなりかずきさん、道重さゆみさんなどの芸能人の目撃情報もあるんだとか。
【聖地③ Zepp Tokyo】
Zepp Tokyo
住所 : 東京都江東区青海1−3−11
第4巻36話でジャパンアイドルフェスにやってきた、新生B小町の後ろに描かれていましたね。
ジャパンアイドルフェスのモデルとなっているであろう『TOKYO IDOL FESTIVAL』も、実際にお台場周辺で行われています。
【聖地④ フジテレビ湾岸スタジオ】
フジテレビ湾岸スタジオ
住所 : 東京都江東区青海2−3−23
第4巻37話で同じく、ジャパンアイドルフェスにきた新生B小町たち。
彼女たちアイドルの控室として使われた建物が、このフジテレビ湾岸スタジオのようですね。
【聖地⑥ IHI STAGE AROUND TOKYO】
IHIステージアラウンド東京
住所 : 東京都江東区豊洲6−4−25
第5巻46話でアクアとあかねが、今の2.5次元舞台を見に行った施設ですね。
IHIステージアラウンドは、実際に歌舞伎や演劇が行われている没入型エンターテイメント施設です。
作品中では『H-H STAGE AROUND』と、名前もかなり似ています。
【聖地⑦ スターバックス新宿3丁目店】
スターバックスコーヒー 新宿3丁目店
住所 : 東京都新宿区新宿3丁目11−6エクレ新宿1階
第8巻73話で、かながアクアと待ち合わせをしていた喫茶店でしたね。
作品中では『STAR BOOKS COFFEE』となっていましたが、これはスターバックスのこと。
手前や店名上の看板を見ても、この新宿3丁目店で間違いないかと思います。
【聖地⑧ バルバッコア】
バルバッコア 新宿店
住所 : 東京都新宿区新宿3−5−4レインボービレッジビル7階
同じく第8巻73話で、アクアがさりげなく予約していたブラジリアンバーベキューですね。
作品の中では『BARBACOA』ではなく、『PARPANIA』となっていました。
巨大サラダバーにこだわりのお肉が楽しめる、ちょっとリッチなシュラスコ店のようですよ。
東京辺まとめ
新宿やお台場、アイドルフェスなど。
東京方面には多くの人が知っているような施設やイベントが描かれており、物語がよりリアルに感じますよね。
また東京の聖地と言えば、気になるのは今までに何度も出てきたあの歩道橋。
アクアがあかねを助けた場所でもあり、あかねとの別れ話をした場所でもあり、そして最新話ではあかねに別れを告げた思い出の深い場所です。
この歩道橋を実際に見れたら、ファンとしてはテンションが上がることでしょう。
・・・ですがこの歩道橋がどこにあるのかは、残念ながら今回は調べても分かりませんでした。
【推しの子】聖地:宮崎編
双子の出生の地であり、転生の秘密があると思われる宮崎のモデル、聖地を調べていきます。
【聖地① 高千穂の看板】
国道218号線
ひむか神話街道
第8巻74話でアネモネのいる高千穂に向かう途中、描かれていた『ようこそ 神話と渓谷と安らぎの町 高千穂へ』という看板。
これも全く見た目が同じ看板が、存在しています。
熊本方面から高千穂に向かう、国道218号線沿いでこの看板は見つかります。
国道218号線は、別称『ひむか神話街道』とも呼ばれているんだとか。
天鈿女命の始まる高千穂編に、ぴったりな場所ですね。
【聖地② 手力男の舞の像】
高千穂夜神楽 手力男の舞の像
住所 :
第8巻74話・75話にて、アクアたちが会話する後ろにチラチラと映っている天狗の像や看板。
これらは高千穂町商工会の周辺にある、手力男(タヂカラオ)の舞の像周辺だと思われます。
手力男とは、手力雄神(タヂカラオノミコト)のこと。
天鈿女命の登場する天岩戸の話にも、出てくる神様のようですよ。
また町の看板も再現登場しています。
文字は違いますがこの看板がモデルとなったようです。
また宮崎の舞台といえば、もう一つ気になるのはゴローが働いていた病院。
ここもゴローが死んだ場所であり、愛が双子を産んだ重要な場所ですよね。
ただこの病院も、歩道橋同様にどこがモデルなのかは今回わかりませんでした。
まとめ:【推しの子】聖地まとめ!東京と宮崎が多いのはなぜ?
数多くのモデル、聖地のある【推しの子】。
確認できた東京、宮崎それぞれの聖地はこちら。
《東京》
・ 国立国会図書館
・ Zepp Tokyo
・ フジテレビ湾岸スタジオ
・ IHI STAGE AROUND TOKYO
・ スターバックス新宿3丁目店
・ バルバッコア
《宮崎》
・ 手力男の舞の像
例の歩道橋やゴローの病院などモデルがわからないものもありますが、実在する場所も多く、物語にリアリティが増していますね。
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