『薬屋のひとりごと』に登場する陸孫とは、羅漢の副官としての登場する人物です。
本記事では、陸孫と羅漢の出会い、陸孫の顔の記憶力、猫猫へのプロポーズとその後の展開について、『薬屋のひとりごと』の設定を踏まえて紹介していきたいと思います。
ご覧いただければ幸いです。
【薬屋のひとりごと】陸孫とはどんな人物？
陸孫は、もとは羅漢の副官でした。
一度見た顔を完全記憶できる特殊な能力を持ち、羅漢に重宝されていました。
しかし、西都側からの要請により、現在は西都の玉葉の兄弟のもとで働いています。
実は陸孫自身、西都の出身で、幼少時代から玉葉后と面識があったようです。
また、玉葉后の侍女3姉妹は、陸孫の従妹に当たるとのことです。
西都との深い繋がりを持つ陸孫の設定は、物語に複雑な影を落としているのではないでしょうか。
【薬屋のひとりごと】陸孫の特殊能力とは？
陸孫はもともと羅漢の部下で、優しく上品な性格の男性です。
陸孫の特殊能力は、一度見た人の顔を決して忘れない能力を持っていることです。
この能力は単なるスキルではなく、陸孫にとっての趣味でもあります。
ただし、同じ顔ばかり見続けると飽きてしまう一面もあるそうです。
現在、陸孫は西都に派遣され、玉鶯の補佐を務めています。
玉鶯は陸孫に見覚えのある人物がいないか尋ね、顔の確認をしていました。
陸孫は母から、人の顔を忘れてはいけないと教えられ育ったそうです。
商売において客の顔を忘れることは避けなければならない。
生き延びるために必要なことだと理解していたようです。
【薬屋のひとりごと】陸孫の羅漢との出会いは？
陸孫がまだ若かった頃、将棋道場で羅漢と出会ったとのことです。
当時の羅漢は人の顔が区別できませんでしたが、陸孫が出世したら雇うと約束していたそうです。
陸孫は将棋道場に通い、西都一の強豪・林大人の対局を観戦していました。
林大人は羅漢のライバルで、双方の勝率は五分五分。
羅漢がいない日は、陸孫は林大人の側についたり、逆に羅漢の側についたりしていたようです。
羅漢に人の見分け方を訊ねると、耳の形や音声、体の特徴など、一つひとつを覚えるしか方法がないと教えられました。
顔の記憶が困難な羅漢にとって、それが唯一の手段だったのです。
その後、10年後に二人は再会しますが、約束は守ったものの、羅漢は陸孫のことを思い出せなかったそうです。
【薬屋のひとりごと】陸孫のプロポーズ大作戦！
西都訪問時、陸孫は猫猫を羅の一族の姫だとして扱い、農村視察の際にはふざけて猫猫にプロポーズをしていました。
陸孫は猫猫を気に入っていたようで、冗談のつもりでプロポーズしていたものの、本気の想いも含まれていたのかもしれません。
しかし、猫猫の反応やその後二人の関係がどうなったのかは不明です。
陸孫のプロポーズが単なるジョークだったのか、それとも真剣な恋心の表れだったのか、作中では読者を煙に巻く展開となっています。
【薬屋のひとりごと】陸孫と猫猫の関係は？
陸孫にとって、猫猫は上司羅漢の娘に当たる存在です。
西都訪問時には、猫猫は羅一族の姫として扱われました。
陸孫は劇場への移動時に馬車のドアを開けエスコートし、食事では料理の取り分けをしています。
宴の場面では猫猫とのダンスが描かれ、陸孫が猫猫にダンスを申し込み、最後には指にそっとキスをしています。
羅一族には権力があり、猫猫は皇弟の后候補として注目されていました。
陸孫は皇弟からの簪の意味を忘れないよう忠告し、社交的な性格から猫猫には親切に接し、訪問時には絹の織物を贈っていました。
猫猫が蝗害のショックで気絶した後、陸孫は自分が唯一生き残った家族の惨劇について語りました。
その時に「どんな時も自分を見失わないよう冷静に」との遺言があったそうです。
猫孫は陸孫が生き残ったことが村を救ったと感謝。
すると陸孫は微笑み、
「俺と猫猫は相性が良さそうだが、プロポーズしてもいいか?」
とジョークを交えて述べました。
過去の経験から勇気を得た陸孫が、猫猫への思いをユーモアを交えて表現した場面です。
【薬屋のひとりごと】陸孫と猫猫のその後はどうなった？
猫猫が蝗害のショックで気絶した後、陸孫は自分が唯一生き残った家族の惨劇について語りました。
その時に「どんな時も自分を見失わないよう冷静に」との遺言があったそうです。
猫孫は陸孫が生き残ったことが村を救ったと感謝。
すると陸孫は微笑み、
「俺と猫猫は相性が良さそうだが、プロポーズしてもいいか?」
とジョークを交えて述べました。
過去の経験から勇気を得た陸孫が、猫猫への思いをユーモアを交えて表現した場面です。
【薬屋のひとりごと】陸孫はその後どうなった？
陸孫は、拓跋を殺した玉鶯を討伐したことが判明します。
副官が駆けつけた際、二人の死体が血溜まりの中にあり、陸孫が残されていました。
陸孫は部屋に入った時には既に人が殺されており、賊を返り討ちにしたと釈明。
羅漢は陸孫の言葉に嘘はなく、賊を殺したのは事実と判断しました。
玉鶯を討伐した理由は、玉鶯への監視役だった陸孫に、問題発生時には処刑せよとの指示があったためです。
陸孫は母と姉の敵である玉鶯を罰しました。羅漢は嘘をついていないこと만を確認したに過ぎませんでした。
まとめ：【薬屋のひとりごと】陸孫とはどんな人物？猫猫との関係や特殊能力について紹介！
陸孫はもともと羅漢の部下だったが、西都出身で玉葉后との繋がりがある謎の人物。
一度見た顔を完全記憶する特殊能力があり、西都側から要請を受けて派遣された。
玉鶯の監視役だった陸孫は、玉鶯を討伐するよう指示されており、その通りに処刑した。
玉鶯は陸孫の母と姉の敵だった。陸孫には羅漢との出会いなど過去に謎があり、猫猫への思いを描写するなど複雑な人物設定がなされている。
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