【ゴールデンカムイ】杉元とアシリパは恋愛関係？二人の感情と周りの想いは？

ゴールデンカムイの壮大なストーリーの中、杉元とアシリパは良き相棒です。

長い旅路を過ごしていると、2人の間に恋愛感情が湧く事はあったのでしょうか。

この記事では2人の出会い、最後の関係性、お互いに抱く気持ちについてお話しします。

また、アシリパに近しい人物がその関係をどう思っているのかご紹介します。

【ゴールデンカムイ】杉元とアシリパの出会いは？

ゴールデンカムイの物語は2人の出会いから始まります。

杉元とアシリパが出会ったのは、白樺が生い茂る森の中でした。

杉元が刺青を持つ囚人の遺体を発見し、運ぼうとしている時にヒグマが現れます。

あわやヒグマに命を奪われるかと思ったその時、ヒグマに一本の矢が刺さります。

その矢を放ったのがアシリパでした。

アシリパからすると、装備も持たないバカな大人が襲われていると思ったでしょう。

杉元からすれば、間一髪を救ってくれた人物が幼い少女だったので驚きの一色だったでしょう。

しかし、アシリパには豊富な知識があり普通の少女では無い事をすぐ理解します。

そこからは杉元も一目を置く存在となりました。

【ゴールデンカムイ】杉元とアシリパの最終的な関係は？

長い旅を2人で乗り越えた杉元とアシリパは、最終的にどのような関係になったのでしょうか。

ゴールデンカムイのメインストーリーで杉元とアシリパは金塊を探し求める旅の中、行動を共にし時には別行動をしなければならない事もありました。

数々の困難を2人で乗り越えてきたので、その絆はとても強くなりました。

2人は結婚とはいかないものの、同じコタンで平和な日々を過ごします。

2人のやり取りはまるで恋人のようで、アシリパが杉元をからかうシーンがあります。

なぜ結婚しないのだろうとも思いますが、アシリパはアイヌの新しい女性です。

戦う戦士として、普通の結婚には興味が無いのかもしれません。

杉元にとっても、想いを寄せる初恋の人を忘れるのは難しく、２人らしい距離間を保って生活してくのでしょう。

それでもコタンで暮らす杉元とアシリパは、とても幸せそうでした。

【ゴールデンカムイ】杉元がアシリパに対する想いは？

二人で旅をしている中、杉元がアシリパに対する想いはどうなのか？そしてどう変わっていったのかについて紹介していきます。

始めは尊敬の想い

杉元はアシリパの事を「アシリパさん」と呼んでいます。

ゴールデンカムイに登場するキャラに対して、杉元がさん付けで呼ぶ人物はそういません。

この事から、杉元はアシリパに対して尊敬の念を抱いている事が分かります。

実際に、旅の中では何度もアシリパの機転が効いたことによって事態が好転しました。

次第に尊敬から信頼に変わった

出会いから命を救ってもらい、北海道での旅に必要なスキルを供えているアシリパに対する気持ちは恋愛に発展する事はあったのでしょうか。

残念ながら、杉元はアシリパに恋愛感情を持つ事はありませんでした。

始めに持っていた尊敬から、次に進んだステップは信頼という形となります。

アシリパは旅の同行人という感覚から、かけがえのない相棒という存在になっています。

【ゴールデンカムイ】アシリパが杉元に対する想いは？

同じようにアシリパは杉元に対して徐々に信頼を寄せはじめます。

しかし、アシリパは杉元に対してある心境の変化を見せる時期があります。

それは、杉元を好きだという想いの始まりだったのかもしれません。

インカラマッが現れ杉元に近づいた時には嫉妬を見せます。

杉元が想いを寄せる女性が居ると知った時も、その複雑な気持ちを隠すように振る舞いました。

しかし、女性特有の思春期に訪れる大人の男性への憧れにもとれる描写です。

実際に、アシリパが杉元に好きだと言葉にした事は最後までありませんでした。

多くの女性は本格的な恋愛感情を持つ前に、男性に興味を持ち始める時期があります。

その憧れが、身近にいて頼れる存在の杉元に向けられたのでしょう。

そして何よりアシリパはアイヌの新しい女性です。

アイヌ文化を守り抜く事が1番の信念であり、まだ恋愛に関してはそこまで興味が湧かないでしょう。

【ゴールデンカムイ】杉元とアシリパの周りの人は二人をどう思っている？

ゴールデンカムイにはアシリパの親戚も多く登場します。

杉元がアシリパに相棒として寄り添っている姿をそれぞれ見守っています。

そこで二人の関係を周りの人間がどのように見ているのかを紹介していきます。

祖母フチ

フチは、アシリパがコタンに連れてきた杉元を歓迎します。

この頃のアシリパは、のっぺらぼうと呼ばれた父を殺され、よき理解者であったレタラは家族と共に森に帰ってしまい大変落ち込んでいました。

そんな状況でも、杉元といるアシリパには笑顔があったのでフチは杉元を認めます。

そして杉元にアシリパを嫁に貰って欲しいと言うのでした。

父のっぺらぼう（ウイルク）

のっぺらぼうに関しては、杉元とアシリパが結ばれる事は望んでいなかったでしょう。

のっぺらぼうは、アシリパをアイヌ民族の未来を担う人材に育て上げました。

その計画が目的であるのに、アシリパが杉元と結婚し普通のアイヌ女性として生きてしまっては台無しです。

叔父マカナックル

アシリパの母方の叔父で、アシリパはアチャポと呼んでいます。

彼は、親を失くしたアシリパを常に心配していました。

そんな中、杉元といる時のアシリパは明るくなったと感じており、2人が時間を共にする事を良く思っています。

まとめ：【ゴールデンカムイ】杉元とアシリパは恋愛関係？二人の感情と周りの想いは？

さて、ここまでアシリパと杉元の間には恋愛感情があったのかについてご紹介しました。

杉元は、アシリパに対して恋愛感情を持つことはありませんでした。

杉元の真面目な性格がそうさせたのでしょう。

アシリパも、お年頃特有の感情の揺れは見られましたが、やはりまだ１０代前半の甘酸っぱい感じから飛び出る程ではありません。

2人にとっては、この距離感がベストだなと思います。