ゴールデンカムイに登場するの尾形は人気があるのですが、脇役ながらなぜ人気があるのでしょうか?
また、尾形は作中で既に死亡しており、登場してから彼の目的はずっと謎のままでした。
この記事では、尾形の人気がある理由、彼が迎えた最期、果たしたかった目的などをご紹介します。
最後の項目では、尾形の人気が目に見える形で現れた現象もご紹介します。
【ゴールデンカムイ】尾形が人気があるのはなぜ?
尾形の人気を生んだ理由はなぜなのか、その要因は様々あります。
ひとつは外見、スナイパーとしての才能、性格と彼の魅力は多岐に渡ります。
キャラクター投票第二位を獲得した人気ぶりは、投票数が一位の杉元にまでごく僅かの800差でした。
では早速その人気ぶりを項目ごとにご紹介します。
尾形の色気漂う容姿
尾形がなぜ人気があるのは、その外見から溢れる魅力です。
ゴールデンカムイの個性豊かなキャラクターの中でぶっちぎりのイケメンです。
もちろん主人公の杉元もイケメンなのですが、尾形からは格段の色気が漂っています。
黒髪オールバックに髭面は、彼の魅力を引き出すトレードマークです。
スナイパーとしての有能さ
また、スナイパーとしての技量も一流で、三十年式歩兵銃を持たせると目標が300メートル以内に捉えられる位置ならば、確実に目標を狙撃します。
この300メートルという数字は驚異的で尾形にしかなせない狙撃距離です。
当時の兵隊は、100メートル以内でようやく狙撃エリアに入るかという所です。
三十年式歩兵銃は最大500メートル先まで狙撃できるのですが、尾形が使用すると、4倍の2000メートル先の目標も狙撃できてしまいます。
冷静沈着な性格
冷徹にも見えるほどのポーカーフェイスを保つ尾形ですが、ラッコ鍋のエピソードではお茶目な一面が見られました。
ラッコを煮た蒸気で悶々とする男性陣に、同じくラッコの影響で少し弱った尾形が服を脱がされるというシーンです。
普段の尾形なら寄ってくる男達をなぎ倒すはずです。
しかし、ラッコの蒸気には普段クールな尾形も耐性がなく、平静を保てませんでした。
さらに、尾形は人として根っこは優しく気遣いのできるキャラクターです。
杉元と離れ離れとなってしまったアシリパを優しく励まし、前を向かせたエピソードは尾形の優しさが現れたポイントでした。
Twitterにも熱烈な尾形ファンが
尾形の熱烈なファンはTwitterでの呟きでも多く存在する事がわかります。
それらのツイートの一部を紹介していきます。
買っちゃった…やばい…かっこよすぎる😇
これは家宝にするしかない✨️#ゴールデンカムイ#尾形百之助 pic.twitter.com/apqLeLmOkq— ルキ (@Ruki1012) July 20, 2022
家宝にする程尾形をこよなく愛しているんがよくわかります。
ゴールデンカムイ最終巻読んだ、、、
本誌も読んでたけどとにかく泣いた。推しは尾形でして、とにかく泣きました。嬉しいと思う反面やりきれなさも感じてしまったけど、それでも尾形が大好きなので、最期に尾形が笑ってくれて、私は救われました。 好き。(読み終わったあとすぐで何書いてるかわからん)— ふお@百合好き (@yvm_gz) July 19, 2022
尾形の人生にファンも納得できた展開だったようです。
【ゴールデンカムイ】尾形は死亡原因は?どのような最期を迎えた?
ゴールデンカムイで尾形の死亡原因となったのはなんだったのでしょうか。
そして彼の人生最期が、どのように迎えられたのかをご紹介します。
尾形の死亡原因
尾形が直接死亡するとこになってしまった原因は、彼が自身の目を銃で撃ち抜いた事です。
彼はアシリパが放った毒矢の毒によって倒れ、その後幻覚を見ています。
その幻覚の中で、見たくない現実に気づき目を撃ち抜いてしまったのです。
尾形は本当に死ぬつもりで発砲したのか?
これについては、恐らく彼は死ぬつもりはありませんでした。
アシリパから受けた毒矢の毒を出そうとしながら「まだ死ねない」という言葉を残しているからです。
尾形は、幻覚によってこれまで自身が行ってきた行動が間違っていたと気付かされ、それを認めたくなかったのです。
自分の目を打ち抜けばその事実から目を逸らせると思ったのかもしれません。
その結果、尾形は人生を閉じてしまったという形になり、尾形自身が望んだ死ではなかったはずです。
【ゴールデンカムイ】尾形の目的は結果なんだった?
作中では尾形の目的が明確に描かれる事はついに最後までありませんでした。
ここからあくまで推察になります。
ゴールデンカムイの金塊強奪戦における尾形の目的は、ただ個人的な恨みつらみを動力に、周りを見返したいという想いで第七師団長にまで昇り詰める事でした。
しかし、彼は幼少の頃から不運な境遇におかれ、このような思考になったのも仕方なかったのかもしれません。
父親に自分の存在を認めて貰えず、最愛だったはずの母親を殺害しても父親は尾形の前に現れませんでした。
ならば父親が認めている弟を殺せば、自分に向き合ってくれるかもしれないという思惑も失敗に終わります。
そして、その経緯を知っていた鶴見中尉によって尾形は利用され、父親殺害に手を染めてしまったのです。
その事で徐々に鶴見中尉に恨みを持ちつつも、それでも自分を見てくれているのは鶴見中尉しか居ないという複雑な心境が、金塊強奪戦加担し、かき乱したいという心境になったのかもしれません。
尾形の近くには、弟はもちろん、杉元やアシリパなど彼を愛してくれる人は居たのに、それに気づけなかった事が本当に残念です。
きっと尾形が、この人は自分を愛してくれると自信が持てていれば、尾形の立場は大きく変わっていたと思います。
【ゴールデンカムイ】尾形の人気は主人公「杉元」を超えている?
キャラクター人気投票では惜しくも2位となった尾形ですが、ゴールデンカムイグッズのラインナップを見ると、主人公である杉元の人気を超えているのではないかと思えます。
抱き枕
まず、ゴールデンカムイグッズ企画でファンが騒然となったのが、抱き枕でした。
ビッグサイズの抱き枕が発売されたのですが、杉元はもちろん尾形モデルも発表された時には、尾形の人気ぶりが伺えました。
ねんどろいど
そして、ついに尾形が杉元よりも人気となった事を証明したグッズが「ねんどろいど」でした。
この商品は、主人公など主要キャラクターで発売されるのが通例です。
しかし、ゴールデンカムイにおいては尾形で発売されたのです。
ちなみに発売から1年が経過した2022年7月現在も杉元はまだ発売されていません。
ゴールデンカムイグッズは他にも多くの種類が発売されていますが、どの商品にも必ず尾形バージョンがあります。
グッズの発売は、ファンからの人気があるかどうか目に見えて分かる目安です。
尾形の人気は、ゴールデンカムイ公式も認める確かなものだと証明できました。
まとめ:【ゴールデンカムイ】尾形の人気はなぜ?終盤の死亡原因や目的は?
ゴールデンカムイで尾形がなぜ人気なのか、どのように死亡して何が目的で金塊強奪戦に加担していたのか、についてご紹介しました。
尾形はセクシーで大人の男な外見を持ちながらも、心の奥底は自分を愛して欲しい、自分に振り向いて欲しいという一心で駆け抜けた生涯でした。
そんなギャップがファンの心を掴んで離さなかったのかもしれません。
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