◆ゴールデンカムイのストーリーのはじまりは全てのっぺらぼうの計画が発端です。
この記事では、のっぺらぼうの正体をお話しすると共に、彼が現在の状態になった理由を解説します。
のっぺらぼうが、多くの仲間、囚人や愛娘まで巻き込んで達成したかった目的とは一体何だったのでしょうか。
多くの人間が犠牲になる金塊騒動の真相を、早速ご紹介します。
【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうの正体は?
ゴールデンカムイの重要人物のっぺらぼうの正体は一体誰で、アシリパの父親(ウイルク)という説は本当なのでしょうか。
のっぺらぼうの正体について紹介していきます。
ゴールデンカムイのっぺらぼうの正体はアシリパの父親ウイルク
のっぺらぼうは、顔面の皮膚が削ぎ落とされているので収監前の面影はありません。
かつての仲間であったキロランケには、のっぺらぼうがウイルクであるとの確信があります。
アシリパとの親子関係を判断するにはのっぺらぼうの瞳に注目です。
アシリパとのっぺらぼうは同じ綺麗な青色の瞳を持っています。
アシリパはどの様な経緯でウイルクの娘となり、なぜ父親は行方不明となったのか
ウイルクは1881年に、ロシア皇帝アレクサンドル2世の命を奪った容疑でロシア国内の指名手配犯となります。
北海道への逃亡を決行し、小樽へ行き着いたウイルクは、リラッテと出会いアシリパを授かります。
ウイルクがある時から行方不明となった理由は、自身が死んだものだと世間に思わせる為でした。
一連の騒動を収める為、彼は自身が死んだものだとなる様演出をしながら身を隠したのです。
【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうになった理由は?
アシリパの父親ウイルクは、どうしてのっぺらぼうにならなければいけなかったかったのでしょうか。
また、世間に死んだと周知させた方法はなぜ成功したのかをご紹介します。
のっぺらぼうになった理由は偽装
ウイルクは自身が生きていると、殺人の容疑がかけられ追われる立場になってしまいます。
世間にウイルクは死んだと思わせる事で自身の身を隠そうとしたのです。
ウイルクは遺体の替え玉を作った
ウイルクはキムシプの遺体に、自身の顔面の皮膚を剥いで被せる事で、キムシプの遺体がウイルクだと周囲に認知させました。
【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうの目的
のっぺらぼうは、目的を持って計画を進めていますが、それを妨害する鶴見中尉の存在があります。
ゴールデンカムイ重要人物のっぺらぼうのかつての目的は、当初極東連邦国家を作ることでした。
自身の故郷である樺太とロシア、北海道を独立させようとしていたのです。
しかし、時の流れと共にウイルクの中で目的の方向性が変わりました。
アイヌの人々の生活を守り、文化を絶やさない為に北海道の独立を目指す様に変化したのです。
これは北海道をロシアや日本の侵略から守る意味合いもありました。
ウイルクが方向性を変えた事で、キロランケとは別の道を辿る事になります。
金塊探しの手段が多少荒くなってきたウイルクの仲間のやり方が気に入らないシロマクルに、鶴見中尉が接触します。
そして、ウイルクがロシアで革命運動をする為の資金に金塊を充てるつもりにしていると吹き込みました。
その事をシロマクルがアイヌの仲間に伝え広げると、ウイルクを非難する者と、擁護する者で殺人事件へと発展します。
鶴見中尉からすると、過去ウイルクに妻と娘を殺されているのでウイルクが苦境に立たされるのは好ましい状態だったでしょう。
まとめ:【ゴールデンカムイ】のっぺらぼうの正体は?なった理由と目的は?
さて、ここまでゴールデンカムイのストーリーの発端であるのっぺらぼうの正体がウイルクである事、なぜのっぺらぼうになったのかの経緯をご紹介しました。
のっぺらぼうウイルクには明確な目的がありましたが、その目的は時の流れと共に変化し、妨害しようとする鶴見中尉も現れます。
自分の身はもちろん、娘や周囲までも犠牲にするのっぺらぼうのメンタルの強さに驚きを隠せません。
それくらいの犠牲を払ってでも、アイヌの未來を守りたかったのでしょう。
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