ファブルの物語の中で、重要なポジションに立つアザミですが、とても魅力的な殺し屋です。
真面目で、男気溢れる人間性は周囲人々を惹きつけます。
強面の外見からは想像できない繊細な気遣いが出来る男アザミ。
今回は、アザミの義理がたく、それでいてチャーミングな面を紹介したいと思います。
【ザ・ファブル】アザミの泣く姿はいつ見れる?
アザミファンとしては、アザミが涙を流すとキタキタと嬉しくなってしまいます。
お約束のシーンともなっていますが、これまでアザミはどの様なシーンで泣いていたのかをご紹介します。
アザミはどんな時に涙をながす?
まず、アザミは密かにタコ社長の護衛をするため、オクトパスの社員になろうと面接を受けます。
身分を偽るアザミの設定は、以前アキラと共に運送会社で転々と仕事をしていたが、いよいよ行き場を失くし、以前から面識があったアキラを頼って太平市にやってきたという事です。
アキラはタコ社長にアザミを採用してくれる様にと頼みます。
しかし、面接の際タコ社長に少し突っ込んだ質問をされるとアザミは涙を流して過去を回想するのが辛いかのように見せ誤魔化します。
泣き過ぎてタコ社長に心配されている
その後、渋々ながらタコ社長から採用を勝ち取り、アザミは雑用係としてオクトパスで働き始めます。
ふつうの暮らしに少し楽しみを感じつつ、タコ社長からの指示をこなしています。
ふとした会話から、タコ社長がアザミの過去に触れる事がありました。
その際にアザミは洋子からのアドバイスを思い出します。
都合が悪くなったら泣いて誤魔化せと言われていた通り、その場を泣いて凌ぎます。
タコ社長はまずい事を言ってしまったと大慌てです。
必死のフォローをしながら今夜は飲もうと誘います。
そんな事が重なり、タコ社長はアザミがあまりに度々泣くので心配するのでした。
【ザ・ファブル】アザミのかっこいい場面は?
そんなすぐに嘘泣きができる男アザミですが、本当はもっとカッコいい殺し屋なんです。
アザミの本当の性格が分かるエピソードをご紹介します。
アザミは所属するボスの指令で、山岡を消す様に命令されていました。
実は山岡はアザミにとって過去お世話になった師匠でした。
ボスに従うのか、山岡への義理を立てるのか。
アザミが選んだのは、山岡でした。
ボスの命令に背いてでも、山岡を守ろうと決断した意気込みは男の中の男だと思います。
アザミは中国に潜伏していましたが、山岡の指示で日本に戻りました。
山岡の指示で、アキラとの対戦になって行きます。
そしてその対戦では、アザミはアキラと割とやりあえたという結果を残しています。
この事を踏まえると、アザミはユーカリよりも戦闘レベルが高いのではないかと思います。
アキラとアザミの対決では、山岡をめぐる銃撃戦となりました。
アキラはアザミとの対戦前にユーカリと戦っています。
ユーカリもまだアキラに食いかかってきており足かせがあったものの、アキラは銃を手に2人を相手しています。
その後も、アキラの的確なショットは、確実にアザミの動きを制していました。
銃撃戦に勝ち目はないと判断したアザミは、その後接近戦に挑みます。
しかし、肉弾戦となると、やはり最強の殺し屋アキラの足元にも及びませんでした。
自分の身をかえりみず、素手で強敵に立ち向かっていくアザミの精神は、とてもかっこよかったです。
【ザ・ファブル】アザミは真面目でいいやつ!?
物語を読み進めるにつれて、アザミの真面目さや、忠誠心の強さが明るみになってきます。
初登場の際には見た目もパッとしない普通の大柄な男としてみていましたが、中身は冷静に状況を把握し、素早い判断が出来る最高の殺し屋です。
物語の中では度々アザミの起点が効いた出来事が描かれていました。
弱者のスズムシを庇うシーンはいくつかありました。
スズムシがユーカリにボコボコにやられてしまい、最終的にはユーカリが銃でスズムシを消してしまおうとします。
しかし、その時アザミにとってスズムシが消えてしまっても何の支障もまりません。
ましてや助けてやる事でプラスになるメリットも見当たりません。 なのにあえて「スズムシ側に1人追加すればユーカリとやり合えるのか?」と、提案します。
このやり取りは、ユーカリの興奮を抑える為の時間を稼いだようにみえます。
スズムシの死は、ボスからの命令や指示ではない為、アザミはひとつの命を無駄にしたくなかったのでしょう。
その後、スズムシは山岡に弟子入りしたいと申し出ますが、ここでもアザミがスズムシを救うことになります。
アザミはスズムシに、これまで山岡のもとでは多くの部下が死んできたとわざわざ教えています。 この事実を知ったスズムシは弟子入りを断念しました。
これはスズムシを無駄死にさせない為の制止だったと感じられます。
アザミは直接的な優しさは見せませんが、こうして陰ながら無駄な犠牲者を出さないようにしている仕草が多々見受けられます。
【ザ・ファブル】アザミの天敵はヨウコ?
ファブルはセカンドシーズンに入ってからギャグ要素が強くなったとネット上でも話題となっています。
確かに第一部に比べると序盤からワチャワチャなやり取りが多く散りばめられています。
そんな流れにあの強面なアザミものっています。
クスッと笑えるエピソードがあったのでご紹介します。
ある日共同生活を送る中で、洋子が腐ったイワシの缶詰を見つけます。
洋子は男達のずさんな管理体制に、うんざりという雰囲気をまとっています。
その後、アザミ達は下の階で飲み始めます。 いつもの様に洋子にも一緒に飲むかと声をかけますが、洋子は今日は飲まないと断ります。
アザミ達は洋子が飲まないとは珍しいと言いながらも、宴会が始まります。 全員酔いが回ってきた頃、川萩のお腹がきゅううと鳴り始めます。
イワシ缶が腐っていた事に気づいたアザミ達ですが、クロ、アザミと次々に腹痛に襲われます。
アザミの腹痛に襲われた際の顔は何とも言えない表情です。
さすがの殺し屋達も食あたりには勝てなかったようです。
3人の男がトイレを奪い合う様子を眺めているのは洋子です。
洋子はワイン片手に二階から双眼鏡を使ってその様子を伺います。
その口元はニンマリと微笑んでいます。
今夜の洋子の酒のつまみは男達の悶絶する姿だったのです。
イワシ缶が腐っている事を知りつつ、あえてアザミ達に教えなかった洋子は、アザミにとって天敵なのではないでしょうか。
また、同じく共同生活が行われている倉庫で、アザミと川萩がパンチのミット打ちのトレーニングを行っていました。
そこへヨウコがやってきて私もやりたいと言い、「私は蹴り」といいアザミのお腹で受けるように要求。
アザミはニヤニヤしながら承諾し、ヨウコの要求を承諾する。
アザミも決して油断はしていないが、やはりどこか余裕の様子。
そしてヨウコの蹴りがお腹に「ドッ」と入り…。
まとめ:【ザ・ファブル】アザミの泣く姿がかっこいい!真面目でいいやつ!
最高の殺し屋でありながら、人情味溢れるアザミはある意味とても人間らしくも見えます。
アキラや洋子の周辺の人々は、アザミに助けられる部分もこれから沢山出てくると思います。
アザミ自身も今では周囲からの信頼を厚く得ているメンバーです。
まさかの展開でアザミが死んでしまう事のない様、今後の物語を楽しみにしています。
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