推しの子は漫画家「赤坂アカさん(原作)&横槍メンゴさん(作画)」の作品で、2020年4月23日発売の週刊ヤングジャンプ21号より連載が開始されている作品です。
※この記事では推しの子の最新話である第62話のネタバレと感想を紹介し、今後どのような展開になるかの考察をしています。
アイドル・星野アイが出産した双子の子アクアとルビーは、アイの出産前に命を落とした2人のアイのファンが前世の記憶を持ったままアイの子として産まれ変わったが、その後アイは誰かに殺されてしまいます。
アクアはアイを殺した犯人を捕まえるために、ルビーは母親であるアイの様なアイドルを目指すために芸能界で様々な出来事を乗り越えていくサスペンスあり、青春ありの漫画です。
【推しの子】ネタバレ第62話「アドリブ」
※2021年11月11日発売の週刊ヤングジャンプ50号で掲載された話です。
第62話「アドリブ」
舞台袖で姫川がかなに「さっきのシーン乗るべきだったんじゃないのか?」と話しかけると、かなは「あんたは自分が主役って演技するし、黒川あかねも主役を食ってやろうって演技するし、皆が好き勝手やってたら舞台がまとまらないから誰か一人くらいは調整役しないと。」
姫川は眼鏡を手で浮かせながら何かを見ているをかなは「あんた何してるの?」
姫川は台本を読むために眼鏡を浮かせてみているらしく、メイクさんにメイクが取れるから眼鏡をかけてはダメと言われたらしい。
かなは姫川にコンタクトをするように勧めるが、姫川は「動きは大体見えるから良い」というとかなは「いやいや、それじゃ表情とか…」
すると姫川は「表情ってみる必要あるか?遠い席の人はそもそも表情なんて見えないだろう?」「オレは客に見えてない物を前提に演技しない。だったら最初から表情なんて見えない方が良い」「役者同士は動きだけで語り合える」
かなは心の中で「一流の人間は総じてどこかしら変なのよね」と思っている。
姫川は台本をチェックしてアドリブを入れるシーンを探ってるおり、その理由は、黒川あかねがノッててこのままでは食われるからだそうだ。
姫川はかなに「お前ならどんなアドリブだろうと合せられるだろ?」と言うとかなは「私を誰だと思ってるの?」
場面が変わり姫川とアクアの殺陣シーン
姫川「さあ語ろうぜ!俺たちの刃でよ」
姫川も黒川あかねと同じく感情ある演技でその場を独り占めしようとするがアクアは無感情の演技で姫川の演技をいなしていた。
姫川は炎の様な演技をすればアクアは氷の様な演技で対応するが、そう簡単に姫川の演技に対して対応できるものではない。
かなは姫川のアドリブがいつ来るかを警戒していたがそれはアクアに全振りという形でアドリブを持ってきた。
かなはアクアを助けるために自分んで演技をうまくつなげようとした瞬間、アクアはかなの口を抑えアドリブに入った。
アクア「女、遊んでる場合か?」「命を賭けして死に合うのは男だけで良い…。」
アクアは原作の内容を入れつつ完璧なアドリブをいれ、自分が調整役に回りかなにスポットが当たるように仕向けて行った。
アクアの思惑に気付いたかなは心の中でアクアの事を「アンタは人を引っ掻き回すのが得意ね」と思いながら、かなは自分を覚醒させようとしていました。
◆次号に続く◆
【推しの子】最新話第62話の感想
黒川あかねの独壇場となりそうな舞台に姫川は面白くないと思いつつもっと舞台を楽しくするために無茶なアドリブを入れようとたくらむ。
じじつ、話の内容からちょっと黒川あかねだけではなく有馬かなも注目を浴びさせようと姫川が動いているのですが、実はアドリブによるドキメンタリーを楽しんでいる雰囲気がありますね。
しかもそれを受けたアクアは冷静に受けながし、自身が調整役となり有馬かなにスポットが当たるように上手に運んでいきましたね。
そしてそれに気づいた有馬かなが真の覚醒が見られるということで楽しみです。
それにしてもアクアの俳優としての技量がどんどん上がっているのが素晴らしい限りですね。
来週が楽しみです。
【推しの子】最新話第63話の考察
62話で調整役全てをアクアが引き受けることで、有馬かなの負担が無くなりここから有馬かなが覚醒する流れですね。
今回、黒川あかねがが中心の舞台となっていますが、ここで有馬かなの台頭で大きく対応が変わるのではないかと思います。
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