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【薬屋のひとりごと】羅漢の正体は?鳳仙との結末は?猫猫との関係は?

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薬屋のひとりごと

「薬屋のひとりごと」に登場する変人軍師こと「漢羅漢」。

変人なだけにちょっと変わった設定のキャラで「人の嘘が見抜けたり」、人の顔が碁石や将棋の駒に見えたりする変わった人物です。

この記事では軍師「羅漢」の正体や後に出てくる鳳仙、梅梅、猫猫などの関係性を紹介していきます。

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【薬屋のひとりごと】羅漢は正体は?どんな人物?

「薬屋のひとりごと」に登場する軍師「羅漢」は片眼メガネをかけた狐のような目つきの軍師です。

軍部で2番目の地位の太尉の位にあり、茘の国軍部屈指の幹部である。

正式な官位では「漢太尉」と呼ばれるが、奇抜な発言から「変人軍師」と呼ばれることも多い。

物語序盤では独身であります。

なぜか壬氏と猫猫に干渉することが多く、特に壬氏に対しては「いやがらせでは」と思われるほど仕事の進捗を阻害している。

さらに雑用や面倒な仕事を押し付けるようになり、結果、壬氏は猫猫を頻繁に引き回す羽目になり、二人にとって迷惑な存在となってしまった。

壬氏の言動からその存在を感じ取った猫猫も「大変迷惑そうな表情」を見せている。

物語序盤において、壬氏が多忙になった原因の1人であるといえる。

羅漢の正体は?

羅漢の正体は猫猫の実の父親です。

羅漢は娘である猫猫を大切に思っており、やり手婆と10年以上交渉を重ねて猫猫を身請けする意向でした。

しかし壬氏に猫猫を横取りされた形となり、「壬氏につけ込む存在」として物語に登場してきました。

猫猫からは冷たく扱われており、父親として認識されていないが、本人は場の空気を読まずに猫猫を溺愛し、あるごとに愛情表現を見せているものの空回りしている。

猫猫の養父であり自分の叔父でもある羅門に対しては尊敬の念を持っており、義理もあるために頭が上がらず、素直に言うことを聞く。

羅門は作中で羅漢を制御できる数少ない人物の一人である。

そして、壬氏への敵意が強いのは(羅漢視点では)「ちょうどいいところで自分を偽っている者が娘に親しげに近づいているのが気に食わない」という事実を警戒しているため。

ほぼ娘への過保護がそうさせている。

あと、壬氏を通じて猫猫に厄介な仕事を押し付けたのも、単純に「我が娘の大活躍ぶりを見たい」という側面もあり、いわば「猫猫の一番の厄介なファン」という一面もある。

もちろん、壬氏の正体についてもぼんやりと察していおり、「男か女かもわからない半端者」「裏でごまかしを働き表に出る気概もない臆病者」などと、それはそれは手厳しい。

羅漢の能力と特殊な特徴

羅漢は特殊な能力を持っているキャラです。

羅漢には「人の顔を見分けられないこと」と「能力として嘘を見抜けること」という二面性があります。

人間が碁石のように見えて(男が黒石・女が白石)の区別しかつかないという弱点がある一方で、有能な人物は香車や桂馬の将棋の駒ように見え、嘘をつくと瞬時に見抜くことができます。

羅漢が言うには軍師の仕事は簡単で駒に見合った配置を行えばいい。

人には適材適所があり、それに合った配置をするとそれで大体の戦は勝てると話します。

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【薬屋のひとりごと】羅漢と鳳仙との関係は?猫猫との出会い!

羅漢は人生で一度だけ恋した女性がいた。

その女性が鳳仙である。

ここでは羅漢と鳳仙の関係について紹介し、その後どうなったのかを紹介していきます。

羅漢と鳳仙との関係は?

羅漢と鳳仙との出会いは、羅漢が若い頃、同僚に連れられて花街の緑青館へ行き、「花街無敗の妓女鳳仙 vs 軍部無敗の羅漢」という囲碁勝負があった。

ここで羅漢は鳳仙に惨敗するが、その打ち筋に感銘を受けると同時に、鳳仙を「顔」で認識できるようになった。

羅漢が生まれて初めて「人の顔」が認識できた瞬間だった。やがて二人は客と妓女という関係を超え、碁と将棋を打ち合う仲となる。

ちなみに囲碁は鳳仙の全勝だったとのこと。

羅漢と鳳仙は長年にわたり碁と将棋で逢瀬を重ねていましたが、やがて鳳仙は人気の妓女となり、当時の羅漢が会えるのは3ヶ月に一度程度でした。

そんな折、鳳仙に複数の身請けの話が持ち上がります。

そこで鳳仙は羅漢に賭け勝負を持ちかけますが、勝負の結果は不明のまま、ふと気づくと2人の手が重なっていました。

この直後、羅漢は羅門の追放騒動で都から3年も追放されます。

ようやく戻ったその日、自室で自分宛名の手紙と切断された指を発見し、事態を知ります。

真っ先に緑青館を訪れたが、肝心の緑青館は、鳳仙が子を生んだため信用を失墜し、潰れかけていた。

鳳仙とその子の行方も分からずで、しかもこの時、緑青館の遣り手婆から

「お前のせいで鳳仙は死んだ。子どもなんか知らない。たとえお前の子であっても、誰も面倒を見ないからきっと野垂れ死んでいるだろう」

と罵倒され、絶望の淵に立たされます。

羅漢と猫猫の出会い!

羅漢は我が子の情報を得るべく、何度も緑青館を訪れ続けます。

しかし緑青館のやり手婆や花街の人々から冷たく扱われ、追い出される日々が続きます。

そんなある日、たまたま指の歪んだ顔の認識できる幼い娘を発見し、自分と鳳仙の娘だと直感します。

さらにその娘の側に養父として羅門がいることから、直感が正しいと確信したのです。

その幼い娘こそ猫猫でした。

猫猫は羅漢と鳳仙の子供でした。

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【薬屋のひとりごと】羅漢と鳳仙の恋の結末は?

羅漢は我が娘「猫猫」の存在は確認していましたが、猫猫の母親である「鳳仙」の存在はわからなく死んだものだと思っていました。

ここでは羅漢はどのようにして鳳仙と再開するのか?また結末はどうなるのかについて紹介していきます。

羅漢と鳳仙の再会

猫猫が生きていることと叔父の羅門が彼女を育てていることを知った頃、羅漢は父と弟から家督を奪い、軍部で出世し、緑青館に本来の倍額近い弁済金を払い、やり手婆に猫猫の身請けを求めていた。

しかし壬氏が猫猫を見初めたため、羅漢は壬氏に対して敵対的な立場を取ることになります。

そのため、羅漢と猫猫は園遊会で将棋勝負をすることになります。

猫猫の策により、羅漢は緑青館の妓女のうち誰か一人を身請けすることになったのです。

ここで梅梅の手引きもあり、実に17年ぶりの鳳仙との再会を果たします。

羅漢にとっては既に死んだものと諦めていた愛する者との奇跡の再会であり、彼女の姿を見た瞬間、様々な感情が入り混じった涙が流れました。

この時の鳳仙は末期の梅毒で顔身共に衰えていましたが、羅漢にとって誰よりも美しい鳳仙でした。

羅漢は彼女の身請けを迷うことなく宣言したのです。

羅漢と鳳仙との結末は?

梅毒で体の荒れた妓女を身請けするなど店にとっては恥で、リスキー過ぎるとして、緑青館の婆は激怒します。

しかし羅漢は逆に婆を罵倒し、「金なら十万二十万出してやる」と言い切る。

羅漢が鳳仙の顔を優しく抱きしめ「彼女じゃないなら、誰もいらない」と号泣する場面も。

実際の身請け時には、鳳仙のために花街が3日3晩騒ぎ酩酊する大規模な花魁道中を仕掛けた。

末期症状だった鳳仙は、翌年の春に亡くなってしまいますが、最期まで幸せな時間が過ごせたかもしれません。

羅漢は亡き鳳仙の髪の房をいつも懐に抱き、人には「自慢の我が妻」と呼んでいました。

また、二人で打った碁や将棋の棋譜を一冊の本にまとめている。

この本は「純愛感動叙事詩」のように見え、茘の国で盤面遊戯ブームのきっかけとなったそうです。

猫猫は、羅漢が「梅梅を身請けしたかった」などと独白していたが、結果的に両親が結ばれたことを嬉しく思っているらしい。

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まとめ:【薬屋のひとりごと】羅漢と梅梅や猫猫との関係は?

「薬屋のひとりごと」に登場する軍師「羅漢」は、主人公・壬氏の上司で、猫猫の実の父親である。

猫猫の母・鳳仙は昔花街の有名な妓女で、羅漢は鳳仙と出会い一目ぼれ。

長年逢瀬を重ねるが、鳳仙が人気絶頂の時に消息不明となる。

その後猫猫が自分の娘と判明。壬氏との対立から、猫猫と将棋勝負し、勝利条件で鳳仙と17年ぶりの再会。

末期の病気だった鳳仙を看取るため、大規模な花魁道中を開くなどして幸せな最期をもたらす。

以上が、羅漢と鳳仙の恋の結末です。娘の猫猫も両親が結ばれたことを喜んでいた、とされている。

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