漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の中でも、まだまだ謎な部分が多いヨル&ユーリのブライア家。
作中で出身地方などが明らかにはなってきてはいるものの、未だに両親のことやヨルとユーリの過去など不明なことも多い2人ですよね。
そこで今回の記事ではヨル&ユーリのブライア家や両親について、2人が秘密警察やガーデンに入ったいきさつを考察していきたいと思います。
【スパイファミリ―】ヨル&ユーリのブライア家とは
フォージャー家の母親役・ヨルの生家であるブライア家。
現在既に描かれているブライア家は、姉のヨルと弟ユーリの2人だけです。
【ヨル・ブライア】
年齢 : 27歳
職業 : 市役所職員
裏の顔 : 暗殺組織ガーデン《いばら姫》
【ユーリ・ブライア】
年齢 : 20歳
職業 : 外務省勤務
裏の顔 : 国家保安局〈SSS〉
2人は幼い頃に両親を亡くしており、姉弟で支え合いながら生きてきました。
歳が7歳差と少し離れていることもあり、お姉さんのヨルがユーリを養っていたとされています。
そんな彼女らの出身地が分かったのは、5巻の第24話。
料理を教わっている際にカミラに『出身地はどこ』と聞かれて、ヨルはニールバーグの東の方と答えています。
公表はされていませんが、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の世界は分裂していた頃の東西ドイツをモデルとしているのではないかと思われます。
ここで少し気になるのは、『ニールバーグ』という地名。
この『ニールバーグ』にもモデルがある可能性が高く、名前的に似ている『ニュルンベルク』がそのモデルである可能性がありそうですよね。
ただニュルンベルクは、実は旧東ドイツではなく旧西ドイツ地域なんです。
わざわざ東の方という表記もあるくらいなので何とも言えませんが、もしかしたら実はヨルたちの出身は東国ではなく西国で、最終的にブライア姉弟揃って西国に寝返るなんて展開もあるのかもしれませんね。
【スパイファミリ―】ヨル&ユーリの両親は?
ヨルとユーリの両親に関しては、まだ詳しく明かされていません。
1巻第2話でロイドが調べたデータにあるように、『両親ともに他界』しているとされています。
3巻第12話でユーリの口からも、『ウチは両親もいなく貧かった』と幼少期の話をしていましたね。
ヨルに対して極度のシスコンを患っているユーリですが、何も両親に育ててもらったことがないというわけではないようです。
5巻第24話では母親の料理の話の際に、目玉焼きがのったシチューを食べた思い出を語っており、ヨルと母親と一緒に食卓を囲んでいるシーンが描かれていました。
お母さんは現在のヨルに似た、黒髪ロングの女性だったようですね。
今のところブライア家の両親もとい、過去についてはまだ多くは語られておらず、詳細は分かっていません。
ですが10巻第62話にてロイドの過去編が描かれていたこともあるので、近いうちにヨルの、もしくはブライア家の過去編が描かれてくる可能性もありそうです。
【スパイファミリ―】ヨルがガーデンに入ったきっけは?
ヨルがガーデンに入ったきっかけは、弟のユーリを自分の手で立派に育てるためでした。
ヨルは幼少から暗殺術を叩き込まれ、雇用主の命じるまま汚れ仕事を請け負っていたとされています。
ヨルがガーデンに入った経緯や、どのように接触したのかはまだ分かっていません。
ですが両親がいなくなり、ユーリを育てる力が必要となった幼いヨルは、ガーデンにその力を求めたのだと予想できますね。
しかし両親がいなくなったからといって、まだ子供のヨルが一人でユーリを育てないといけなくなるものでしょうか?
親戚など頼れる大人は周りにいなかったのか、少し疑問が残るところではあります。
【スパイファミリ―】ユーリがSSSに入ったきっかけは?
ユーリがSSS(秘密警察)したのも、また姉であるヨルを守るためです。
2巻第11話・3巻第12話にて、ユーリは
『姉さんがいるこの国のためなら何だってする』
『早く立派になって姉さんを守れる男になるんだ』
『たった一人の肉親をボクがずっと守っていくんだ』
と語っています。
また5巻第26話でアーニャに自分が勉強を頑張った経緯を話す際にも、すべて姉のためだったと説明し、その結果今の道を選んだとも話していましたね。
たった一人で自分を育ててくれた姉のため、その姉が暮らす国を守るために秘密警察という汚れ仕事を選んでいったのでしょう。
暗殺者と、秘密警察。
選んだ道は2人とも違いましたが、互いに互いを守りたいという気持ちが元で、汚れ仕事を担っていったのですね。
まとめ:【スパイファミリ―】ヨル&ユーリのブライア家とは?
『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の中でも、主要キャラクターであるヨルとユーリのブライア姉弟。
姉のヨルは暗殺者、弟のユーリは秘密警察SSSとそれぞれに裏の顔がありますね。
2人がどのようにしてそれぞれの機関に関わっていったのか、その詳細はまだ描かれていません。
ですが2人の今までの発言から考えると、互いに互いを守るために裏稼業に手を染めて言ったことは分かります。
10巻第62話では同じく主要キャラであるロイドの過去編も描かれていたので、いずれはブライア家の過去も明かされるのかもしれませんね。
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