【アオのハコ】にて大喜と雛の間をかき乱すような行動をする菖蒲に対して、2人の仲を常に静観してきた匡。
一見両極端に思えますが、第80話でそんな2人の関係にわずかではありますが進展が見られ、もしかしたらこのまま付き合うなんて展開も・・・。
今回はそんな菖蒲と匡の関係やそれぞれの恋愛遍歴を振り返り、2人が今後付き合う展開について考察していきたいと思います。
【アオのハコ】菖蒲と匡の関係は?
まずは菖蒲と匡、それぞれのどんな人物なのかをおさらいしていきましょう。
【笠原匡(かさはらきょう)】
笠原 匡 |
匡は栄明中学高等学校1年B組の生徒で、大喜や雛のクラスメイト。
主人公である大喜の親友であり、同じバドミントン部員です。
今のところ大喜や千夏を中心とする、恋愛相関図の中には入っていません。
ですが大喜のそばにいることが多いため大喜の千夏への思いや居候していること、雛の気持ちなど大喜の恋愛事情を把握している人物でもあります。
思い返せば地区予選で勝ったら水族館に、と提案してアシストしてくれたのも彼でしたね。
【守屋菖蒲(もりやあやめ)】
菖蒲も同じく、栄明中学高等学校の1年生。
菖蒲の初登場は、第64話でした。
佐知川高校の遊佐を自校のバドミントン部部員だと勘違いし、マネージャーとして入部。
これにより千夏の好きな人を勘違いしたり、雛と大喜をくっつけようと画策したりと大喜の周辺をかき乱していきました。
菖蒲は『軽く恋愛した方が楽しくない?』と恋愛観も軽く、まじめで真っ直ぐで一途な大喜とは対極的な存在だと言えます。
また菖蒲はバドミントン部2年生・針生健吾の彼女、守屋花恋の年子の妹でもあります。
姉の花恋は千夏と仲の良い友達でもあるので、大喜とも千夏とも繋がりのある割と重要なキャラであることが分かりますね。
菖蒲の初登場からしばらくは、匡と絡みが全くありませんでした。
マネージャーとしての登場時にも匡はしっかりと描かれておらず、昔好きな人がいたと言う話の後だったので、私も何か意味があるのかと勘繰ってしまったほどです。
それでも秋合宿が始まってから2人のシーンは描かれており、今までにこんは話をしていました。
【第75話:秋合宿バーベキューにて】
『恋愛って、圧倒的に好かれる方が幸せ』という菖蒲。
そんな彼女に匡は
『じゃあ好いてる方はどうやって幸せになるの?』
『守屋さんって告白されてもあまり長続きしてないよね、説得力ないよね』
と真顔で返していました。
なかなか辛辣な言葉ですね。
言われた菖蒲も『横から口出しえメガネ』と、怒って悪態をついていました。
【第78話:雛が告白の返事を受けて、その後】
あんなにも想ってくれている雛を大喜がふったことが理解できないと言う菖蒲に、匡は
『友達として大切なのと、恋愛として大切なのはやっぱり違うもん』
『どこまでいっても俺たちは外野』
と諭していました。
同級生ではありますが、大喜とは違う感じで猪突猛進な菖蒲に対して、匡の考え方はだいぶ大人っぽいイメージを感じますね。
【第80話:雛の告白の結果を受けて】
雛の告白の結果や匡の言葉を受けた上で、菖蒲は匡に
『たしかに私は外野だけど、重っtことははキリ言わせて頂くんで』
『それが私なので!宜しく!』
と宣言します。
そんな彼女に
『たしかにマネージャーのおかげで蝶野さんが救われた部分もある』
『1人くらいそういう人がいても』
と笑いかけました。
こちらも匡が大人な対応を見せたように感じました。
このように自分の感情のままに動く菖蒲に対して、今日がそれをいなすと言う流れが多いようですね。
今まで奔放な恋愛をしてきた菖蒲からすると、真面目すぎる大喜だけではなくやや上から目線の匡のような存在も接したことないタイプなのでしょう。
特に冷静に自分に意見してくる匡は、菖蒲にとっては苦手なタイプなのかもしれませんね。
【アオのハコ】菖蒲の恋愛遍歴
菖蒲は基本的に、奔放で軽い恋愛観を持っているキャラクターです。
一途な大喜とは、真逆な性格と言えますね。
しかしただ軽いだけというわけではなく、彼女には彼女なりの真面目さがしっかりとあるので悪い子だとは思えないんですよね。
彼女の恋愛観に関しては、今までもさまざまなシーンで描かれてきました。
【第64話:初登場時】
大喜たちの白雪姫のアレンジに対して
『長年の想いが美化されるのって少し思い』
『もっと軽く恋愛した方が楽しくない?』
と返していました。
菖蒲の軽い恋愛観というイメージがついた、印象的なシーンでしたね。
【第68話:体育館で大喜と】
誤解されるので距離感を考えてくれという大喜に
『自分のこと大切に思ってくれる人の言うこと以外、ガン無視でも支障ないよ』
と返します。
確かに恋愛観は軽いですが、彼女なりの想いがあるようですね。
【第70話:元カレたちと遭遇して】
2人の元カレに同時に遭遇して、菖蒲は大喜に
『私のこと好きって言ってくれる人がいたら、とりあえず付き合うでしょ』
と言います。
これだけ聞くと、ただの軽い女ですが
『単純に私のこと好きって言ってくれるのって、ありがたいじゃん?』
と続けています。
この辺に彼女なりの考え方を感じますね。
【第76話:匡との会話後】
匡に厳しいことを言われた後、自分で
『長く付き合ったことがない』
『まともな恋愛なんて、したことないかもしれない』
と言っています。
菖蒲は一年生の秋なのに、校内に少なくとも2人いるということが分かっています。
自身が言うように、付き合っては別れてを繰り返しているのでしょう。
【第80話:フラれてなく雛を見て】
雛が大喜からフラれてしまい泣いている姿を見て
『私には失恋の気持ちはわからない』
『こんなに誰かを好きになれるなんて、羨ましい』
と思っています。
今までをみても自身の恋愛観を否定するようなことはありませんでしたが、一途に真剣に誰かを想うということに本音では少し憧れているようですね。
改めて見返してみると恋愛観が軽くて奔放な性格ではあるものの、彼女なりに真摯に向き合おうとしている姿が数多くありました。
【アオのハコ】菖蒲と匡が付き合う可能性は?
そんな菖蒲と匡が、今後付き合っていく可能性はゼロではないと考えています。
その理由は、第80話での菖蒲の反応です。
軽い恋愛ばかりをしていますが、大喜や雛のように『誰かをすごく好きになること』や『まともな恋愛』が羨ましいと思っている菖蒲。
今まで上辺だけの付き合いを続けていた元彼たちに対し、匡はしっかりと菖蒲に向き合い反論しているように感じます。
今まで自分に寄ってきていた男性とは異なるタイプの匡に、今後恋心を抱く可能性は十分にあるのではないでしょうか。
考えられる展開は、こちらの2つだと思います。
【匡と菖蒲が付き合う】
意見し歯向かったかと思えば、自分を理解をしてくれたかのように肯定もしてくれる匡。
『軽い付き合いができると思った』なんて理由で、今までの元カレに付き合われていた菖蒲。
彼女が自分にちゃんと向き合ってくれている匡に対して、特別な想いを抱く可能性はあるのではないでしょうか。
第80話でも匡に声をかけられた後に一瞬妙な間があり、菖蒲に変化がみられているようにも思えます。
少しづつ菖蒲の気持ちが匡に向いていき、最終的に付き合うという展開もあるのかも知れませんね。
【菖蒲が匡に惹かれ、失恋を経験する】
菖蒲が匡に好意を寄せる可能性があるように感じますが、匡も同じだとは限りません。
匡は『好きな人が過去にいた』という話もありましたが、過去の恋愛を引きずっていて菖蒲に想いを寄せられても応じないという可能性も考えられます。
以前にも菖蒲は『失恋したことがない』と言っていたので、匡に真剣に恋をして初めての失恋を経験するなんて展開もあるのかも知れません。
まとめ:【アオのハコ】菖蒲と匡は付き合う展開になる?気になる二人の行動!
【アオのハコ】で、今のところは反発し合っているようにみえる匡と菖蒲。
奔放な恋愛をする菖蒲と恋愛について一歩引いてみることの多い匡では、恋愛観が違いすぎるようにも思えます。
ですが菖蒲は雛のように、誰かを大切に想うことを羨ましいと思っていました。
そんな中今まで周りにいた男子とは違う、自分に反発する匡を菖蒲が意識していく可能性はあるのではないかと考えています。
大喜と千夏の間にもライバルが出現し、これから【アオのハコ】でどのような恋模様が描かれていくのか、より一層楽しみにです
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