【推しの子】最新話第96話にて、ついにアイの事件の犯人だと思われていた父親の存在が明らかになってきました。
父親の名前は『カミキヒカル』、アクアにとてもよく似ていた青年だったようで、この旧天気に驚いている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は双子の父親『カミキヒカル』について現段階で分かっていることや、犯人である可能性、白い薔薇の意味やあかねがどこまで気づいているのかについて考察していきたいと思います。
【推しの子】カミキヒカルとは?
第96話で、ついに素性が明らかになってきた双子の父親。
名前は『カミキヒカル』でしたね。
今回日本映画賞の授賞式に出たあかねがお祝いのお花を受け取り、それを皮切りに一気に父親の存在に近づいていきました。
父親について分かったことは3点について紹介していきます。
ララライOBで、今は事務所を立ち上げている
金田一の言葉からカミキは劇団ララライのOBであり、今は事務所を立ち上げているということが分かっています。
事あるごとに花を贈ってくると話していることから、現在でも劇団ララライと多少なりとも交流はあるのでしょう。
ということは、この事務所というのはおそらく芸能事務所なのではないかと思います。
中学生当時の映像がアクアに激似
あかねが見ていたララライの昔の稽古映像に映るカミキの姿は、まさにアクアそのものでした。
髪形もアシンメトリー気味で、目つきや雰囲気も似ていそうでしたよね。
あかねがすれ違った時にアクアと見間違っていることから、歳をとった現在でもアクアに似ていることが予想できます。
アイと演技スタイルが似ている
あかねがララライの稽古映像を見た時、その演技スタイルがアイと非常によく似ていると感じていました。
あかねの考察にもありましたが、おそらくこれはアイが彼に演技を教わっていたからではないかと思います。
そうであるとすれば、何故そんなことを今まで誰も知らなかったのか、疑問が残るところではあります。
未だ分からないことは多くはありますが、今まで全く素性がつかめなかった父親の正体に確かに近づいていることが実感できた回でしたね。
新たにカミキヒカルについてわかったこと
第97話では黒川あかねがカミキヒカルについて調べ上げ、色々な情報が解ってきました。
カミキヒカルは15歳の中学生でその当時にアイと劇団ララライで出会い、アクアとルビーの父親である可能性が高いという所までわかっていました。
更にあかねがカミキヒカルについて調べた事
・神木プロダクションの代表取締役
・劇団ララライには10歳~16歳まで所属
・出身地:神奈川県
・生年月日:7月27日
・身長:178cm
・学歴:大学(理学部)卒業
【推しの子】カミキヒカルが父親で犯人?
『カミキヒカル』が双子の父親であるという確証はありませんが、これらの点から考えて彼が双子の父親であると考えて間違いないでしょう。
・ 異母兄弟が各地している姫川が托卵の場合、養護施設から引き取ったララライに関係者がいる可能性は濃い
・ アイとカミキの演技が似ている、つまり親しい間柄だった
・ アクアと顔が酷似してる
・ あかねが再現したアイの感情が、彼をみてざわめいている
アイの妊娠当時、彼が中学生だったということも踏まえると、様々なことか隠されたのにも説明がつきますね。
姫川の母親である姫川愛梨も役者をしている事から、カミキヒカルが11歳の時に出会っていることになります。
ではカミキが双子の父親であるとして、彼が黒幕である可能性が高い理由について考えてみましょう。
大きく考えられる理由は、現在こちらの2つです。
謎の少女の発言
第79話で高千穂への旅行中にルビーが出会った謎の少女は犯人を2人だと言い、一人は大学生くらいの男、もう一人は中学生くらいの男の子だと話していました。
大学生くらいの男は実行犯である『リョースケくん』と思われるので、中学生くらいの男の子の方が双子の父親であると思われていました。
そして今回登場したカミキもアイの妊娠当時、15歳の中学生。
話の流れ的にもおそらく謎の少女の話した不審者とは、カミキの事だろうと思います。
白い薔薇
第8話で、リョースケがアイ殺害時に持っていたのも白い薔薇。
そして第72話でカミキと思われる人物がアイの墓参りも持っていたのも、今回あかねの受賞祝いに贈っていたのも白い薔薇。
あかねも着眼していることから、このことは何かしらの伏線であるととらえてよいでしょう。
同じ白い薔薇を贈っている人物ということで、カミキがアイの事件に絡んでいると考える根拠になると思います。
【推しの子】カミキヒカルが贈った白い薔薇の意味は殺人予告?
今回は『カミキヒカル』以外にも、あかねが着目したことによって白い薔薇の存在も印象深く感じましたよね。
この白い薔薇には、一体どんな意味があるのでしょうか。
考えられる理由の一つとして、殺害予告の意味があるのではないかと思いました。
白い薔薇と言えば、一番印象に残っているのはやはり第8話でのアイの殺害時。
実行犯であるリョースケが、白い薔薇の花束を抱えていましたね。
もしも白い薔薇が殺害予告だとすれば、今回白い薔薇の花が贈られたあかねは・・・。
またカミキは第72話で、アイの墓参りに白い薔薇の花を持っていました。
アイはすでに死んでいますが、この時ルビーとすれ違っていたカミキ。
白い薔薇が殺害予告だとしたら、もしかしたらルビーにその魔の手が降りかかる危険もあるのかもしれませんね。
ちなみに白い薔薇の花言葉も調べてみましたが、その意味は
『私はあなたにふさわしい』
『あなたの色に染まる』
など、あまり殺害につながりそうな意味合いはなさそう。
もしかしたら何か別の、何か特別な意味が隠されているのかも知れません。
【推しの子】あかねが気づいたカミキヒカルについて
劇団ララライの映像を見て、あかねはこれらのことに気づいていました。
【カミキヒカルが双子の父親であること】
姫川大輝が托卵だとすれば、彼や双子の父親はララライの関係者である可能性が高いと考えていたあかね。
これに加えてカミキの顔がアクアに似ていることや、アイと演技スタイルが似ていることから、彼がその父親であると結びついているでしょう。
カミキヒカルがアイの事件に関わっていること
白い薔薇は、アイ殺害時にリョースケが抱えていた花。
同じ花を自分宛に送ってきた人物がカミキだったということで、アイの事件の黒幕が彼である可能性にあかねは気づいているようですね。
【カミキヒカルの存在が隠された理由】
人気絶頂の中ストーカーに殺害されたアイに、演技を教えたのに言及されず。
アイ自身も父親が誰なのか、誰にも明かさず。
そしてアイの時もゴローの時も、自分の手を汚さず他人を利用した。
その理由に、あかねは気づいたようです。
その理由についてはっきり説明はありませんでしたが、おそらく『カミキが当時15歳の中学生だったから』ということではないかと思います。
こう考えてると、現状誰よりも真実に近づいているあかね。
いよいよ死亡フラグ説も、濃厚になってきた予感がしますね。
まとめ:【推しの子】カミキヒカルが父親で犯人?白薔薇は殺人予告?
【推しの子】第96話で、ついに登場した双子の父親とも思われる男『カミキヒカル』。
あかねの考えを基にすると、今のところ彼については考察できることはこちら。
【双子の父親】
⇒ ララライのOB
⇒ アイと演技スタイルが似ている
⇒ アクアと顔が瓜二つ
⇒ あかねの中のアイの感情がざわめく
【アイの事件の黒幕】
⇒ リョースケが殺害時持ってきた白い薔薇を、あかねに贈っている
⇒ 第79話での謎の少女の『不審者は大学生と中学生』と言う発言
【カミキの存在が隠されていた理由】
⇒ カミキが当時中学生だから
まだまだ分からないことばかりですが、物語の真相にぐっと近づいた今回。
次回、さらなる進展があるのか楽しみでなりません!
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