ゴールデンカムイのストーリーを彩るキャラは、それぞれ本当に多彩な個性を持っています。
これだけ多数の変人が集まっているのに、ストーリーとして纏まるのが驚きです。
この記事では、人間としておかしいだろうとツッコミたくなるキャラを、その要素をご紹介しながら、ランキング形式にし、人間離れした様子をお届けします。
- 【ゴールデンカムイ】おかしいキャラが多い!
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第10位アシリパ
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第9位牛山辰馬
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第8位親分と姫
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第7位家永カノ
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第6位二階堂浩平
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第5位宇佐美時重
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第4位鶴見中尉
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第3位姉畑支伿
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第2位江渡貝弥作
- 【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第1位杉元佐一
- まとめ:【ゴールデンカムイ】おかしいキャラが多い!?登場する奇人変人ベスト10をを紹介!
【ゴールデンカムイ】おかしいキャラが多い!
ゴールデンカムイには、不死身キャラを筆頭に、サイコパス、変態、身体的におかしい、人との距離感がおかしい、趣味がおかしいなど色とりどりな変人が多く登場します。
どのキャラも色が被る事なく、これだけ多数の変人をよく集められたなと感心します。
おかしいキャラでは済まされない、あまりにも変態なキャラはアニメ版でカットされてしまう程です。
変人変態のジャンルが多すぎて、不快に思うレベルは人それぞれです。
なので順位を決めるのは難しいですが、次の項目で注目すべきベスト10のおかしいキャラをご紹介します。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第10位アシリパ
主人公杉元佐一と金塊探しを共にする少女です。
アイヌ民族に生まれながらも、戦える女性として父親に育てられた過去がありアイヌ文化にも精通しています。
アイヌ文化が好きすぎて、その文化に馴染みがない人間への進め方が凄いです。
その代表がグルメ回です。
アシリパ自身が美味しい物だと知っている為、グロテクスな食材でも遠慮なく食べさせてきます。
1巻第5話では、アシリパがリスを料理を振る舞うのですが、リスの脳みそに塩をかけてさぁ食べろと周囲にすすめます。
そして断る余地のない雰囲気で、すすめられた人間は絶対に食べなければなりません。
その後もアシリパは、エゾシカの脳みそ、ウサギの目玉、カワウソ頭の丸ごと煮、イトウの目玉、など恐ろしい食べ物の数を披露します。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第9位牛山辰馬
金塊争奪戦の土方派に属する柔道家です。
ゴールデンカムイきっての紳士キャラなのですが、異様なまでの性欲を持っています。
見た目からしてオデコがおかしいですね。
鉄板でも入っているのかと思える程四角く盛り上がっています。
厳しい柔道の鍛錬によって、隆起したコブですが今では釘すらも通しません。
6巻第52話では、少女であるアシリパに下ネタの持論を熱弁しします。
酔った勢いではあるものの、そんな事子どもに教えるのかと驚きです。
いや大人相手でも理解できない持論でした。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第8位親分と姫
ヤクザの親分若山輝一郎と、子分の仲沢達弥ペアです。
男性愛に溢れたカップルで、強い絆で結ばれています。
19巻の第65~69話で彼らのエピソードとなりますが、喧嘩して険悪な雰囲気となってしまった2人が命の危機に晒された時、強い絆を見せつけます。
若山は仲沢を「姫」と呼び周囲を騒然とさせます。
最期はお互いを庇い合ったが為に、ヒグマに襲われ2人の命は奪われてしまいます。
最後まで愛を確かめ合う2人の熱愛ぶりでした。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第7位家永カノ
札幌世界ホテルの女将である家永は、自分より優れた部分を持つ人間のパーツを食べる事で、その魅力を自身に取り込むという恐ろしい能力があります。
その能力のおかげで見た目は若い女性となっており、桁外れの美貌を持っています。
連日ホテルにやってくる客をターゲットにし、同物同治の機会を伺っていました。
14巻138話では、生きている人間の脳みそを意識がある本人の目の前で焼いて食べると語ります。
しかも「生姜醤油で!!」と付け加えた表情からは何の感情も読み取れません。
ズチャッチャズズズズという効果音が鳥肌ものです。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第6位二階堂浩平
第七師団の一等兵で、双子の兄弟がおり洋平の良きパートナーです。
洋平が杉元に殺されてしまってから奇人ぶりが一層増しました。
それからは杉元を目にすると発狂し大きく暴走します。
江渡貝が作った洋平の耳が付いたヘッドギアを装着しており、常に洋平と会話しています。
30巻第295話で死亡しますが、その際の二階堂は異様な精神状態でした。
杉元との対戦で、共に自決させようと二階堂は手榴弾を使います。
しかし、杉元はそれに対応し手榴弾の爆撃を受けたのは二階堂ひとりでした。
もともと二階堂に刺さっていた銃剣が、手榴弾の爆撃威力によって吹き飛ばされ体が縦真っ二つに分かれます。
その片割れを洋平だと認識し、やっと会えたねと再会を喜び死亡します。
きっと二階堂的には精神的に救われた出来事だったのでしょう。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第5位宇佐美時重
第七師団の上等兵で、鶴見中尉に異常なまでの憧れを持つ生まれ持ってのサイコパスです。
でもしてしまう狂乱ぶりですが、元々はは鶴見中尉に認められたいと願う純粋な少年でした。
その願いが、あらぬ方向に暴走してしまった結果おかしい変態キャラとなりました。
鶴見中尉に落書きされたホクロの棒人間が落ちないようにと、タトゥーにしてしまう思考は驚きでした。
24巻238話239話では、ファンもドン引きした事件がありました。
宇佐美は同僚菊田と共に娼婦連続殺人事件の犯人を探しています。
宇佐美は、特殊能力を発揮し自慰行為で犯人への手がかりを見つけるのでした。
内容が強烈過ぎて詳細は書けません。
気になる方はコミックを読んでみてください。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第4位鶴見中尉
第七師団歩兵第27連隊を率いるカリスマ的リーダーで杉元と敵対しながら金塊を求めるひとりです。
人心掌握術に長けており、自分に心酔する人物を操る能力が天才的です。
奉天会戦にて額に爆撃を受け脳の一部である前頭葉が壊れています。
額当てをしているものの、興奮すると脳汁がドロリと流れ落ちます。
それだけでも充分おかしいキャラですが、物語が進むにつれて人の小指に執着している事が分かります。
24巻第232話では、指の骨を慈しみながら物思いにふける様子が描かれます。
この指の骨は彼にとって、人格が変わってしまう事件の象徴でした。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第3位姉畑支伿
動物をこの上なく愛でる動物学者です。
愛しすぎて性の対象にしてしまい、動物とウコチャヌプコロ(交わって)してしまいます。
その後動物の命を奪うという何とも自分勝手な学者です。
12巻第113話で、憧れ追い続けたヒグマとのウコチャヌプコロに成功します。
ヒグマの中で絶頂を迎えた瞬間姉畑は腹上死を遂げます。
姉畑を追ってきた杉元とアシリパによってヒグマは仕留められ、2人は姉畑が死亡している事を確認します。
そしてアシリパには鮭みたいな奴だったなと比喩されてしまいます。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第2位江渡貝弥作
小さな剥製工房を営む革職人です。
一級品の腕はありながら、人間の皮を使って品物を作るとんでもない趣味を持っています。
隠し部屋には家族の剥製まで作っているクレイジーな人物です。
8巻第72話では人皮を使ったファッションショーが描かれます。
江渡貝が作ったキテレツな衣装を自身が身につけ練り歩く様子は、凡人には到底理解できません。
そのパーツをそんな風に使うのかと感じるほど、人間の原型を留めない発想のアイテムばかりでした。
それでいてじっくり見ると、この部分だなと判断できる加減が残っているので、そこは江渡貝のこだわりかもしれません。
鶴見中尉に手を取られランウェイを歩く表情は、極上の瞬間であり幸せを味わっています。
【ゴールデンカムイ】登場するおかしいキャラ(奇人変人)第1位杉元佐一
主人公で不死身の杉元と呼ばれる無敵キャラです。
アシリパと共に金塊を追い求め、物語の中では数々の修羅場に遭遇します。
致命的な負傷と思われるレベルでも、杉元は倒れません。
1巻第1話では、銃弾が首を貫くも杉元はロシア兵に立ち向かいます。
弱っている様子は微塵も無く、むしろ銃弾を受けてより闘志が燃えたようにみえます。
数々の変人が命を落とした中、銃弾が頭に直撃しても、刃物が体を突き抜けても、何をしても死なない杉元は人間では無いような気がします。
まとめ:【ゴールデンカムイ】おかしいキャラが多い!?登場する奇人変人ベスト10をを紹介!
さて、ここまで個性豊かなゴールデンカムイのおかしいキャラについてご紹介いたしました。
愛すべきキャラから、理解不能なキャラまでバラエティ豊かに揃っています。
理解不能で不快に思えるキャラでも、その過去を知るとちょっと同情してしまいます。
それぞれの深い過去を背負って現在があり、ゴールデンカムイは本当に完成度が高いなと感じます。
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