人気漫画『呪術廻戦』で登場する呪術師を分類分けしている等級とはどのようにして区切られているのかは、原作の中で所々紹介していますが、読み進めてるうちに複雑な設定の為分かりにくくなります。
例えば、呪霊の階級とごちゃ混ぜになったり、登場人物が呪術師なのか呪霊なのか分からなくなったりしていきます。
そこでこの記事は、呪術師の等級についてや、呪霊の階級との力関係、登場してくる呪術師の現在の等級を紹介していきたいと思います。
【呪術廻戦】呪術師の等級について
漫画「呪術廻戦」に登場してくる呪術師(呪詛師)には、呪術師の実力を区分けするために設けられた等級という階級が存在します。
ここでは呪術師の等級システムを紹介していきます。
呪術師の等級システム
漫画「呪術廻戦」の呪術師には、その能力をわかりやすくするために等級設けられており、階級は四級~特級まで設定されております。
呪術師は呪術高専に入り上の階級を目指し訓練していくのですが、そのほとんどの呪術師の準一級が天井で、誰もが一級や特級にあげれるものではありません。
一級の呪術師はトップエリートな存在で、呪術界をけん引していくことが求められ、与えられる任務の危険性や機密性などは準一級とは桁違いとされており、与えられる報酬も桁違いとされています。
特級にに関しましては、規格外の実力の持ち主で、その一人一人が呪術界の勢力図を左右させる程の存在である呪術師であるとされています。
しかし等級はあくまでも呪術師としての能力を判定したものであって、上の階級が必ずしも偉い存在だとは限りません。
能力以外にも呪術師の世界では家柄などの権力があるようで、その辺は等級とは別もんだそうです。
等級の上げ方の基準
呪術師が上の等級にあげるには、ただ任務をこなしていけば上がるのではなく、他の呪術師の推薦が必要と設定されています。
呪術者の推薦は誰がしてもいいのではなく、ちゃんと決まりがあり、呪術高専の生徒なら担任の推薦は受けられないと設定されています。
例えば、虎杖悠二の場合なら五条悟からの推薦は受けられないという事になります。
作中で紹介されている階級の上げ方はこの様になっています
◉二名以上の一級術師から推薦される。
◉一級術師・または一級相当の術師に同行して任務を成功させる。
◉一級相当の能力があると判断された場合には、初めは準一級に認定される。その後、一人で一級の任務を受け、任務の出来が良ければ一級になれるかどうか判定される。
この様に、一級に行くのは簡単ではないのが分かります。その上の特級ともなると別次元の領域になっていくと思います。
等級によってできる任務
呪術師は等級によってできる任務と出来ない任務が決まります。
呪術師は三級までは複数人のチームで行動することが義務付けられています。
二級になると単独の行動が認められ、この事から推察すると2級からは一人前の呪術師と認めてもらえたという事になります。
【呪術廻戦】呪術師の等級と呪霊の等級の力関係について
呪術師の等級と一緒で、呪霊にも呪術師と同じように実力によって等級分けされています。
呪霊は個体によって姿や能力や知性の高さなどが違い、強さや危険度によって等級分けされています。
作中に紹介されている情報で、呪霊に通常の兵器が通用すると仮定するとこの様に表現されています。(基本原則として呪霊は、呪術でしか祓うことはできません。)
四級で「木製バットで倒せる」というレベル。
三級は「拳銃があると心強い」というレベル。
二級は「散弾銃で、ギリ倒せる」というレベル。
一級「戦車でも心細い」というレベル。
特級「クラスター弾での絨毯爆撃で同等」というレベル。
同じ等級のでも個体差によって実力差はあるようで、特級にもなるとその差は大きいようです。
呪術師と呪霊の等級での力関係は、呪術師は同じ等級の呪霊は祓えて当たり前とみなされます。
2級術師は2級呪霊より強く1級呪霊より弱いという位置づけで理解していただければいいと思います。
【呪術廻戦】呪術師の等級の一覧まとめ
作中には多くの呪術師・呪詛師がでてきており、それらを等級別でまとめてみました。
特級
【規格外の実力の持ち主で、その一人一人が呪術界の勢力図を左右させる程の存在】
五条悟
「最強の呪術師」と呼ばれるており、都立呪術高等専門学校東京校の一年の担当教師をしており、虎杖・伏黒・釘崎の担任である。
呪術界の御三家と言われている五条家の出身で、五条家でも稀とされている「六眼」と「無下限呪術」という二つの能力を持っており、存在そのものが人間と呪霊のパワーバランスを左右する存在と言われています。
夏油傑
「最悪の呪詛師」と呼ばれる呪霊操術の使い手。
呪術高専時代は五条悟と同級生で親友だったが、術師が非術師の犠牲になるのに疑問をいだき、非術師の皆殺しを目指している。
九十九由基
特級呪術師で唯一の女性呪術師である。いまだ回想シーンでしか登場していないが、呪術回戦の物語の黒幕ではないかと疑惑を抱かれています。
作中ではまだどんな術式を使うかは描かれていませんので能力は不明です。
乙骨憂太
呪術高専東京校の二年生で、目の前で交通事故に遭った少女「折本里香」の怨霊に長年とり憑かれていました。
折本里香の力は特級の夏油以上の力を持っており強力なものでしたが、後に乙骨憂太は自身の能力で折本里香を怨霊にしていたという事が判明します。
折本里香が成仏した後も特級認定のままですが、どのような能力をもっているのか、どのように力を使うのかの詳細は、今はまだ不明です。
一級
一級の呪術師はトップエリートな存在で、呪術界をけん引していくことが求められる。
東堂葵
呪術高等専門学校京都校の三年生で、非術師の生まれで、幼少期に九十九由基に出会い、呪術師を目指すようになった。
初めて会った相手に好みのタイプは?と訪ねるなど性癖がつまらない男は退屈で嫌いだが、気に入った相手にはとことん入れ込みます。
呪力を持った生命や物を位置を入れ替える能力を持っており、手を叩くことでその術式が発動される「不義遊戯(ブギウギ)」を使う。
虎杖に「黒閃(こくせん)」の使い方を教えたりしており、マイブラザーと呼んでいる。
冥冥
五条悟や夏油傑の呪術高専の先輩にあたる存在ですが、呪術高専を中心とする組織からは離れフリーランスのような立場で活動をしている。
カラスを自在に操りカラスと自身の視界を共有できる術式「黒烏操術」をつかいます。
戦闘には向いてない術式なので、術式を使わない肉弾戦も得意としており、斧を持って戦う事も出来る。
任務には弟の憂憂を連れて行くこともあります。
禪院直毘人
御三家の一つ、禪院家の二十六代目当主で直哉の父親である。
等級は特別一級という等級になる。
「最速の術師」という異名を持ち、五条悟という例外を除いた上での話だが、術式の性質から人知を超えたスピードで戦うことが可能です。
禪院直哉
御三家の一つ、禪院家の二十六代目当主禪院直毘人の息子である。
等級は特別一級の等級になります。
術式はまだ作中では登場していませんので、どんな術式を使うかがわかりません。
禪院直毘人の死後、第二十七代目当主に任命されますが、五条悟の生死により伏黒恵を禪院家の当主とする約束があるため、禪院直哉は伏黒恵を殺しに向かいます。
まだ登場していませんが、直哉には兄がいると言われています。(兄たちと言っていたので2人以上はいると思われます。)
禪院扇
御三家の一つ、禪院家の二十六代目当主禪院直毘人の弟であり、真希・真衣の父親である。
等級は特別一級の等級となります。
戦闘には刀を使うタイプなようです。
直哉が当主になる事が嫌なようで、直哉が当主となるなら伏黒恵が当主となった方がましと思っている。
禪院甚壱
御三家の一つ、禪院家の一人で、禪院甚爾の兄にあたる存在である。
等級は特別一級の等級となります。
術式は作中には登場しておらず、不明です。
禪院扇同様、直哉のことをよく思っておらず、当主に直哉がなるなら伏黒恵の方がまだましだと思っております。
見た目が強面な為少し損している感じで、悪人面ではあります。
夜蛾正道
呪術高専東京校の学長で、五条悟や夏油傑の学生時代の担任でもあった。
「傀儡呪術学」という術式の使い手で呪術により作り出された人形である呪骸を扱うことが出来る。
日下部篤也
呪術高専東京校の二年生の担任であり、術式を持っていないが一級まで昇進したという実力者である。
居合切りなどを使う流派「シン・陰流」を修めています。
七海健人
呪術高専東京校に所属しているサラリーマン風の一級呪術師で、独特な形の眼鏡をかけ七三分けのヘアースタイルがトレードマークである。
五条悟の一学年後輩にあたり、一度は呪術界を離れて一般社会のサラリーマンになったが脱サラをして呪術界に戻って来た。
どんな相手・物体に対して7:3の比率の点に強制的に弱点を作り出す術式を使う。
秤金次
呪術高専東京校の3年生だが、現在停学中。
五条悟が期待している生徒の一人として名前を挙げている。
作中では等級について触れられていないが、恐らく一級だと思って間違いない。
停学理由として夏油傑の百鬼夜行当時、京都に派遣され、そこで保守派の人物と揉めた挙句ボコってしまい即停学になった。
術式も作中で登場しておらず明らかになっていないが、コンプラに引っ掛かる内容の術式の為、登場するかわからないらしい。
準一級
ほとんどの呪術師の天井といていい階級でである。一級相当の実力の持ち主もとりあえずはこの階級に割与えられる。
狗巻棘
呪術高専東京校二年生で、普段はおにぎりの具だけの言葉を発して会話をしています。
術式は、自身が口にした言葉で相手を呪うという呪言を使い、言ったことが実際に起きる術式です。
庵歌姫
呪術高専京都校の二年生の担任を務めており五条悟や夏油傑等の先輩にあたるが、いつも「弱い」と馬鹿にされているが、五条悟からは信頼はされている。
どんな術式を使うかはまだ公表されていない。
加茂憲紀
呪術高専京都校の三年せいで、御三家の一つ加茂家の出身です。
表向きは加茂家の嫡男という事になっているが、本当は側室の息子で、正室が加茂家相伝の術式を継いだ子供を産めなかったので嫡男となった。
術式は自分の血液と血液が付いた者を自在に操れる術式です。
究極メカ丸
呪術高専京都校の二年生で人型のロボットである。
メカ丸は遠隔操作された傀儡であり、本体は生身の人間で与幸吉という。
日本全国が操作範囲となる遠隔操縦できる「傀儡操術」という術式をつかっている。
二級
二級の呪術師は単独行動が認められており、言わば呪術師として一人前とみなされた等級です。
伏黒恵
呪術高専東京校の1年生で御三家の一つ、禪院家の出身で、禪院家の秘伝という言われている「十種影法術」を伝承されている。
両面宿儺から一目置かれている存在で、五条悟にも期待されている存在である。
影から十種類の式神を出すことが出来る。
猪野琢真
呪術高専東京校に所属する呪術師で、七海健人を超絶リスペクトしている。
七海に「君の術式ならすぐに準一級になれる」と言われるほどの術式で、四種類の瑞獣の能力を降ろして使用する。
灰原雄
七海健人の呪術高専時代の同級生で唯一の親友でした。
高専二年生の時に七海と向かった任務で失敗し命を落とす。
西宮桃
呪術高専京都校の三年生で箒に乗った魔女の様な術式を使う呪術師で、禪院家でのしがらみに耐えている真依を敬愛している。
虎杖悠二
呪術高専東京校の一年生で呪術回戦の物語の主人公である。
等級はまだもらっていないが、東堂が準一級に推薦していることから、二級相当の実力があると思われる。
元々に優れた身体能力を持っているが、一般の人間で宿儺の指を食べたことにより宿儺の器となり呪力を使うようになる。
準二級
二級と同等か少し劣る等級
パンダ
呪術高専東京校の二年生で準二級の評価の呪術師。
パンダなのに喋るのは動物ではなく呪術高専東京校学長の夜蛾正道の最高傑作の呪骸であるが突然変異呪骸であるために喋るし感情を持っている。
三級
まだ単独行動が許されず、複数人での行動を義務付けられている呪術師
釘崎野薔薇
呪術高専東京校の一年生で、虎杖悠二・伏黒恵と同級生の女性呪術師。
田舎が嫌で東京に住みたかったのが理由で呪術高専東京校に転入してきた。
禪院真希を慕っており舎弟の様な関係になっている。
術式は金槌を使って五寸釘を飛ばし刺さった釘から呪力を流し攻撃する。
禪院真依
呪術高専京都校の二年生で、御三家の一つ禪院家の次女で禪院真希は双子の姉である。
禪院家の次女だが、長女の真依が呪力が無い為に家を出ることになった時から真希を恨んでおり、自身の呪術師にはなりたくなかったが、禪院家を見返すために呪術師になった。
術式は「構築術式」を使い、無から物体を作る術式である。
三輪霞
呪術高専京都校の二年生であり、京都校の学長の楽巌寺嘉伸の付き添いなどもしている。
五条悟の大ファンで、一般人に近い感覚を持っている呪術師である。
「シン・陰流」を使い、半径2.21mの簡易領域を作り、その領域に侵入したものにフルオートで攻撃する。
四級
呪術師としては最下級の等級です。
禪院真希
呪術高専東京校の二年生で、御三家の一つ禪院家の長女で禪院真依は双子の妹である。
禪院家だが呪力が宿っておらず術式を使う事ができないが、呪霊を認視できる眼鏡をかけて呪力を宿った武器を使い呪霊と戦う。
禪院家の妨害で等級は四級ですが、二級程度の呪霊なら難なく祓える実力は持っている。
不明
原作でまだ等級までを紹介されていないキャラクターです。
新田新
呪術高専京都校の1年生で、呪術高専東京校の補助監督である新田明の弟である。
ブレザーのようなジャケットの下に学生服のようなツメ入りを着ており、髪の毛は金髪のしょうねんである。
等級に関しては紹介されていないが、渋谷事変時に東堂葵と行動していたところを見ると、三級以下だと思われる。
術式は手に呪力をためて、触れたものを固める術式で、負傷した傷口に手を当てるとその部分が固まる。
これは固まっているだけで、治癒しているわけではない。
まとめ:【呪術廻戦】呪術師の等級とは?呪霊の階級との力関係は?呪術師等級一覧
呪術廻戦に登場する等級について紹介しており、呪術師の等級のシステムについてや、等級の上げ方や等級によって出来る任務について紹介しています。
呪術師の等級と、呪霊の等級の力関係について紹介しています。
現在登場している呪術師を等級別に紹介しております。
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