人気上昇中の漫画『推しの子』にて、読者から重曹ちゃんと呼ばれているメインキャラクター・有馬かな。
初めて聞いた方は「え?重曹って何?どういうこと?」と、思いますよね。
そこでこの記事では重曹ちゃんの名前の由来を始め、有馬かなとアクアの関係について詳しく紹介していきます。
【推しの子】有馬かな(重曹ちゃん)とはどんな子?
重曹ちゃんこと有馬かなの初登場は第六話。
アクアがアイの映画出演のために、子役デビューした現場での出会いでした。
登場当時の有馬かなは『10秒で泣ける天才子役』。
早泣きができるだけではなく、天才と言われるだけあり演技力がある子役だったようですね。
母親が役者志望であり、その期待を一手に担っていたという過去もあります。
単にちやほやされたい訳ではなく、子供ながらに親に必要とされていた『役者として成功した有馬かな』を続けなければならないというプレッシャーも抱えてきたようです。
天才とモテはされたせいか特に幼い頃は、少し高飛車な性格でもありました。
アクアにも初対面で、アイのことを演技が下手だったに違いないと悪態もつきます。
ですが役者としてプライドや志は一流。
子役時代にもアクアの演技を見て自分の演技をやり直ししたいと泣いて訴えたり、高校生になった現在でも周りの演者似合わせた器用な演技したりと、役者としての力やポリシーがしっかりとみて取れます。
かなはアクアとルビーが入学した陽東高校で、先輩として再度現れます。
子役時代に会った時にアクアたちの方が落ち着いていたこともあって、歳上だと知った時はちょっとびっくりしてしまいました。
アクアと再会したかなは、その後ルビーのいる新生B小町にメンバーに、しかもセンターとして加入していきます。
初めはセンターなんてと嫌がりますが、他のメンバー2人の歌唱力を見て観念し承諾。
最新話でも本来の有馬かなの真骨頂は『眩しい太陽のようなスターの演技』だったと明かされています。そんな本気の演技をしたかなの眼は、アイのそれとは違うもののキラキラ輝いていました。
これからB小町のセンターとして覚醒していくかなの姿に期待大ですね。
【推しの子】有馬かなが重曹と呼ばれる理由は?
有馬かなが重曹先輩と言われるようになった原因は、過去のルビーの発言です。
ルビーは初対面と高校での再会の時に、過去に2度『10秒で泣ける子役』というかなのキャッチフレーズを『重曹を舐める子役』と言い間違えています。
1度でもかなり印象深いパワーワードなのに、アクアがぶり返したことも入れると実は今までに3回も出てきています。
まさか赤坂アカ先生もこの呼び名を定着させたかったのでしょうか・・・。
どちらにせよこのフレーズがきっかけで、ネット上でも『重曹ちゃん』『重曹先輩』と呼ばれているようですね。
【推しの子】有馬かなの魅力!かわいいと言われる理由は?
有馬かなはとても魅力があり個性的なキャラクターで、読者からも可愛いなどと言う意見が多いです。そこで有馬かなが可愛いと言われる理由として、よく見かける意見話集めてみました。
《押しに弱い》
アイドルをやってほしいとアクアに頼まれた時やセンターを決める時、そんな甘いもんじゃないと御託を並べながらも、なんだかんだで了承してしまうかな。簡単にいうと『ちょろい』です。
押されると文句を言いながらも、割とすぐデレるかなの姿は確かに可愛いですね。
《面倒くさい》
アクアがテレビで他の女優とキスした時に落ち込んで冷たく当たったり、自分の感情に素直じゃなくいじけたりと自他認めるめんどくさい性格。
実際にルビーからも卑屈だ面倒だと言われています。面倒くさいと自分で分かっていながらも、なかなか素直になれない。
そんなかなに思わずきゅんとしてしまう人もいるようです。
《努力家》
天才子役と言われてはいるものの、自分が使われやすいように起用に周りに合わせた演技をしたり、より良い結果を出したいと言ったりなど、案外気を遣って努力をしている様子がよくみられます。
例えばピーマン体操。
有馬かなのファーストシングルでもあったこの曲を、ルビーも音痴だったと話しています。でも2、3曲と少しづつ上手くなっていき、高校生の今では新生B小町の中でもダントツに歌が上手いです。
これは自分が音痴だと思ったかなが長年努力してきた結果に他なりません。
アイや黒川あかねのように天性の才能というよりは秀才に近い気もします。自分に才能があると奢ることなく、コツコツ努力する健気さには可愛さを感じますよね。
そんな有馬かなの魅力は、一言で言うと『人間臭いところ』だと思います。
天性のアイドルだったアイや、転生していることもあってか妙に落ち着いているアクア、役造りに貪欲な黒川あかね。
比較個性的で強く光り輝く才能があるキャラクターたちが多い中で、天才と言われながら案外普通の女の子という感じがします。
嫉妬したり努力したりと、どこかリアルに感じる人間臭さに共感もしやすく、より親やすい愛されるキャラクターとなっています。
【推しの子】有馬かなとアクアの関係は?
有馬かなと主人公アクアの出会いは子役の時、アイが出演した映画での共演でした。アクアは初対面時から特に何の思いも抱いていないようでしたが、かなはそうでなさそうですね。
自分が演技で負けたと自覚したせいか、子供の頃の段階でアクアのことを意識していました。
高校で再会した時にも『やっと、会えた・・・』と漏らしています。
アクアはかなとの共演以降ほとんど役者として活動していなかったようですし、かなはそんなアクアの情報をずっと探っていたのかもしれませんね。
再開後は妹のアイドルグループのメンバーとして、先輩として、舞台やドラマの共演者として、二人は定期的に接していきます。
有馬かなにとって今や、アクアは思いを寄せる相手です。
このことはアクアの押しに簡単に負けてアイドルになったり、恋愛リアリティーショー『ガチ恋』の中でアクアが黒川あかねとキスをしたことに落ち込みアクアに冷たく当たったりしている姿からも察することができます。
実際にぴえヨンと話をしている中でかなは『アクアなんてポイしてこっち好きになろっかなー』と考えています。
もう、好きって言っちゃってますね。
始まりは子役ながらに役者としての悔しさから、アクアへ執着していたのでしょう。
ですが高校生になり再会し、接していくうち徐々にその恋心を募らせていきます。
【推しの子】有馬かなとアクアの今後の関係はどうなる?
ズバリ!有馬かなとアクアは最終的には付き合う展開になると思います!
今の現段階では少なくともアクアにその気はなさそうだし、そもそも一応表向きにはあかねという恋人もいます。
そしてそのあかねもアクアには好意を寄せているという状況。
アクアはというとあかねがアイの役作りをした時には少しぐらついたもの、結局アイとは別人。
現在はあかねとはビジネスカップルというスタンスを保っているようです。もともとがドルヲタでお医者さんだったと考えると、あまり恋愛ごと自体にそこまで興味がないのかもしれませんね。
ではなぜ付き合う展開が待っていると考えられるのか。
それは第六話冒頭の有馬かなのインタビューでの発言です。
実はここで吹き出しの外ではありますが、かなは『あーくんにおこられる・・・』と呟いています。直前にアイを匂わす話をしていることから、あーくんとはアクアのことでしょう。
おそらくこのインタビューは今の高校時代ではなく、もう少し後のものであると予想されますが、ゆくゆくかなはアクアのことをあーくんと呼ぶ間柄になることが窺えます。
役者仲間として中が深まるという可能性ももちろんあります。
ですがあのアクアがあーくんと呼ばせるなんて、きっと恋仲になっているに違いないと思います!それに頑張り屋さんな重曹先輩の恋、是非とも報われてほしいと願わずには言われませんよね。
まとめ:【推しの子】有馬かなが重曹ちゃんと呼ばれる理由は?アクアとの関係はどうなる?
人気上昇中の『推しの子』のメインキャラクターでもある重曹先輩こと・有馬かな。
登場当時は小生意気なお子様だったものの、再登場以降垣間見えたちょろさや可愛らしい面倒くささ、努力家な一面から人気が出てきたキャラクターですね。そんなかなですが過去数度に渡るルビーの『重曹を舐める子役』というインパクト強烈な言い間違いにより、ネット民からは『重曹先輩』『重曹ちゃん』と呼ばれ親しまれています。
今後のアクアとの関係が気になるところではありますが、物語冒頭のインタビューの様子を見るとこれから進展していく可能性も高いのではないでしょうか。
特に今連載されている2.5次元舞台編では、かなのアクアに対する気持ちがさらに強くなっているように思えます。
これからも有馬かなから目が離せませんね!
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